月別アーカイブ: 2016年7月

さわやかな笑顔で手

友人を訪ねてきた同学年の他のクラスの女子たちで教室の中がいっぱいになり、廊下側の窓には、違う学年の女子たちが鈴なりに並んでいる。
だれもが、教室の中の中野くん目当てで、中野くんはそれに気を良くして、さわやかな笑顔でNeo skin lab 介紹人手を振る。たちまち、耳を覆いたくなるような音量の黄色い声があふれる。
こんな教室にいたんじゃ、耳を傷めてしまいそう。正直、すごく迷惑だし、私たちクラスの女子は中野くんに文句をつけたりしたのだけど、なぜかそんな抗議の声を上げる私たちに対抗して中野くんを擁護してきたのはクラスの男子たちで・・・・・・
男子たちは、クラスにあふれる女子たちの黄色い声も気にならない様子だし、むしろどこかうれしげだ。
一体、なんなのだろうか?

下校時間も、校門の前には、他校の女子生徒たちが中野くんの出待ちをするようになり、中野くんが校門を出ると、息をひそめて、その一挙手一投足に見入るのだった。
その数も日に日に膨れ上がり、校門前の道路が他校の女子生徒たちであふれ、渋滞が発生するぐらいにまでなった。
ホント一体、なんなの、これ?
中野くんも、急に人気がでたことに最初は戸惑っていた様子だけど、すぐにその状況牛熊證到期に慣れ、むしろすごく楽しそうにしていた。
もともと自分が誰よりもイケメンだってことを理解しており、普段からナルシストな言動がみられていたし、病的に自己中心的な性格だったのだけど、それがさらにひどくなってきていた。
日替わりで、一緒に登校してくる女子生徒が違うし、下校時も登校時とは違う女子と一緒に帰っていった。
ホント、顔がいいぐらいしか取り柄がない男だっていうのに・・・・・・

きっと、彼と五分も話せば、そのことに気が付くから、一度一緒に登下校すると、もう誰も二度と一緒にいたいと思わないのだろうな。
けど、彼と一緒にいたいという女子たちの数は多く、日に日にその数も増えていく。
ホント、みんなバカみたい。

不思議なのは、普段なら彼女のいる男子たちに敵意むき出しの視線を送っているクラス香港如新集團の男子たちが中野くんには寛容なことだ。
これだけ派手に街中の女子たちからモテているのだから、ほとんど憎悪に近い感情を抱いてもいいだろうに?
というか、今までなら確実に黒魔術による呪いの儀式を教室の真ん中で始めていたはずだ。
なのに、今回は温かく見守るばかりで。
一体全体どういうこと?

カテゴリー: 未分類 | 投稿者lkvbjcdcdsxx 12:58 | コメントをどうぞ