三階の吹きさらしの渡り廊下へ連れ出した中岡に俺は前々からの疑問をぶつけてみる。
「はぁ? あいつとは付き合ってなんかいないし。ただの幼馴染だし」
中岡は面白いことを聞いたとでもいうようなBeauty Box 香港顔をしながら返事をした。
「じゃあさ、俺が三上に告白しても構わないな?」
「ああ、どうぞって言いたいところだが、やめといた方がいいぜ」
「はぁ? なんでだよ? お前ら付き合ってんじゃねぇんだろ?」
「ああ。付き合ってない。でも、あいつには他に好きなヤツがいるみたいだぜ。だから、告白しても玉砕確実だな。こないだも小林がコクってフラれてたし」
中岡は親切な助言をしたとでも言うように満足そうな顔で何度もうなずいてくる。
だが、そのしたり顔を見ていると、無性に殴りたくて。
だって、三上が好きな相手って・・・・・・
放課後、昇降口で三上に追いつき、俺はそのまま三上を連れて二人きok鏡りになれる場所へ移動した。
「なに? なにか用?」
「あのさ、俺・・・・・・」
いつも冗談ばかり口にしている俺がいつもと違う雰囲気でいることに戸惑いの表情を浮かべている。正直、そんな顔を見ていると焦ってくる。だから、前置き抜きで、俺は核心部分から入った。
「俺、三上のことが好きだ」
「この学校入学したときからずっと好きだった」
「そ、ありがとう。でも・・・・・・」
「分かってる。三上の気持ちは分かってる。けど、あいつ、全然、気が付いてないみたいだぜ」
「三上は他のヤツが好きだと思ってるみたいだぜ」
形のいい眼を釣り上げてにらんでくる。それを見ていると悲しくなreenex 膠原自生る。だから、ついつい余計なことを言いたくなる。
「だから、三上のことをちゃんと見ていないやつなんか忘れてさ」
次の瞬間、俺の頬で鋭い音が鳴っていた。