「大丈夫?ルルちゃん。案内できる?」
念のため聞いてみる。
「大丈夫ですにゃ。3名様ご案内にゃ~」
俺達3人はテーブル席に通された。
「ご注文はこの紙に書いてありますにゃ。分から黃金價格ないのがあったら呼んでくださいにゃ。決まっても呼んでくださいにゃ」
店内ではルルちゃんのほかにも2名ほど従業員が居る。あのロリっぽいのはドワーフか?それと普通の人間族だ。
「俺は子牛のステーキでいいや。久しぶりに胡椒の味を感じたい」
「あたしは塩鮭定食にしようかしら。食後の日本酒って言うのが美味しいのよ」
「私はあえてこのTKG(卵かけご飯)って言うのを頼んでみるわ。滅菌魔探索四十洗腦法までかけて食べる卵がどれだけのものか知る価値があると思うの」
マジかよ。いきなり生卵とかチャレンジャーだな。
「シャーロット、多分それだけだと足りないと思うわよ。こっちの味噌汁と漬物が付いてる和風朝食セットにのりか卵か選べるから、それで卵を選んでしょうゆを付けてもらうといいわ」
「ありがとうございます。レイラさん」
「朝食セットなのに現在夕時とはいかに」
「分かりやすさ重視だからいいのよ」
「そういうものですか」
「そういうものよ。じゃ、呼ぶわね。店員さーん、注文お願い」
「はーい」
ロリっぽいドワーフが寄ってきた。
「子牛のステーキと塩鮭定食、後和風朝食セットを卵で。他に何かある?」
「にんにく増量しておいてください。後食後願景村人生課程に臭いが気になるんでパセリ増量で」
「分かりました。他には何かございますか?」
「個人的に聞きたいことがあったけど、それはまた今度でいいです」
「?分かりました。子牛のステーキにんにくパセリ増量と塩鮭定食、和風朝食セットを卵ですね。他のご注文はございますか?」
「あ、食後に日本酒お願い。シャーロットにもあれの良さを教えてあげるわ。ユキトは?」