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悩み苦しんでい

今夜は、友人に昨夜のお礼の手紙營養師を書きました。私は世辞とかがいえずしゃべるのがヘタでしてね。手紙が好きなのです。どんな時も手紙を書くのです。心がきちんと伝えられると思うからです。
手紙で思いだすのですが……・。

私の心に残る手紙を、ここで三通を、紹介させて頂きます。
この3通には、元気を貰うのです。

先ず一通、小林秀雄氏が妹さまへ。

自分のことばかり考えているからいけないのだよ。不安になったり孤独を感じたりする奴は、必ず、自分のことしか思わない奴だ。
一生懸命ひとのために何かしようと考えてみろ。不安なんかなくなっちまうぞ。

この手紙を読むと励まされます。悩み苦しんでいるときに、そうだ、もっと人のことを考えないといけないと気ずかされます。妹に対するぶっきらぼうな言葉のなかに、兄の愛情がいっぱい感じられ、心に新風が吹くのです。たぶん他のことに夢中になりなさい、ということなんだと思うのですが……。いいものです。兄妹がそうやって、相談ができることが、なんだかなんとなく嬉しいのです。幸せな気持ちになるのです。

そして二通めのですが。
諸橋鐡次様(徹の字が違いますが)が息子様へ。
(息子様がフランスで仕事の上で、悩んで德善健康管理相談したときの返信)

意見を異にするのはよくあることで、それ自体、思い患うことなく、会社のために言うべきことjは言うがよい。しかし、お前が上司に意見を述べるにあたって、

一、毛筋一本ほどでも私利私欲があつてはならない。

一、相手の立場を尊重し、あくまで礼儀を守ること。

一、不幸にしておまえの意見が容れられぬことがあっても、平心を失わず、その場は退いて再考し、何日か考えたあげくやはり正しいと思ったら、また話しを持ち出して見ろ。

これだけの用意があれば、相手もきっと私心のないことをわかってくれるし、後日、お前の言うことに耳を傾けてくれるだろう。

この手紙を読むと、自分に難問がもちあがったときに、このひとつひとつを自分にあてはめて考えることにしたものです。また、文面から尊敬できる親子
の関係が浮かび、うれしくなるのです。
尊敬が子育てにおいて、大事であり、必要なことを更年期感じるのです。

あと一通は次回にします。

カテゴリー: conclusion | 投稿者merrydaki 10:45 | コメントをどうぞ