今年最後のATP1000の試合がパリで行われている。
錦織はベスト16入りを目指して、地元のツォンガと対戦。
以前にも言ったが、錦織はツォンガとの相性は極めて良く2勝1敗で勝ち越している。
ツォンガはサーブ、フォアハンドは強烈だが、ミスも多く、錦織はにとってはサーブ、フォアハンドを何とか封じれば勝てるという思いが強いのではないか?
スタートはツォンガのパワーテニスが炸裂、錦織は1-6で簡単に第1セットを落とした。
第2セットに入ってから、徐々に錦織もツォンガの強打に反応できるようになり、シーソーゲームとなった。
第2セットを錦織が取り第3セットに突入。
第3セットも激しい打ち合いを展開、錦織が勝っても、ツォンガが勝っても、おかしくない面白い試合であった。
錦織は膝と腰を軽く痛めており、またツォンガも右足がつっていたようだ。
ファイナルセットもタイブレイクになり2度のツォンガのマッチポイントを錦織は逃れ、タイブレイクを9-7で抑え、ベスト16入りを果たした。
178cmそこそこの日本人が190cmを越す大男を倒す姿は、本当に痛快!
次の相手も地元のガスケ。
チャンスは十分あると思う。
頑張れ錦織!