僕自身も小学生の時に日本 対 フィリピン戦、日本 対 インド戦をテレビで見て、デビスカップの選手になることを自分の目標、夢とした。
それが現実となって、国を背負って8年間デビスカップの選手として頑張った。
今考えれば、「もっとやれたんじやないかな?」とも思う。
スーパーゾーンにも2回出場出来た。
スウェーデン、アメリカと戦い、完敗した苦い経験が蘇る。
俺達の時代では達成できなかったBest8の壁。
いつかBest8の壁を破ってくれる日本のデビスカップチームが現れると願っていた。
そして遂に、錦織、添田、内山、杉田の日本チームがカナダを倒し、やってくれた!
ありがとう、嬉しくて 嬉しくてたまらなかった。
一緒に選手と抱き合って勝利に酔いしれたかった。
俺と同じように、元デビスカップ選手が有明にも来ていたはずだ。
現在の日本テニス協会関係者だけではなく、俺達も選手と一緒に喜ばせてくれる配慮はなかったのだろうか?
「選手と同じ夢を持って頑張った往年のデビスカップのプレーヤーがあって、現在に至っている。」と思っている人はいなかったのだろうか?
嬉しくて 嬉しくてたまらないのだがそんな感情が寂しさとなって、心に沸いてきたことも事実だ。
次はチェコ戦、更に楽しみだ。