今大会 調子が良いマレーと、ナダルを倒して勢いには乗るベルディヒの対戦は興味をそそる対戦であった。
マレーは準決勝に進むまでは1セットしか落としておらず、安定している。
また、ベルディヒは1セットも落とさず 準決勝まで進んできた。
マレーの実績の方が上だが、意外や意外ベルディヒがマレーとの対戦においては 勝ち越している。
ただ、グランドスラムの大舞台、やはり経験が物を言ったのではないか?
第1セットこそベルディヒがタイブレイクでマレーから奪ったが、第2セット以降 マレーが6-0.6-3.7-5.とベルディヒのテニスを上回った。
両者とも素晴らしいテニスであったが、やはりマレーの幅広いテニスがベルディヒの力強いテニスを抑えた格好となった。
マレーの決勝の相手は、ジョコビッチとワウリンカの勝者であるが、今大会のマレーは、相当に手強い!
優勝の可能性が大いにあると考える。
マレーの不安要素を挙げるとすれば、接戦になった時のフォアハンドのコントホールか?