確かにジョコビッチは、ワウリンカに相性は良くないと思っていた。
過去の全豪オープンでのワウリンカとの試合、ことごとくクロスゲームであった。
でも今年はジョコビッチは出場した試合で1度、フェデラーにしか負けていない。
また、全仏で10年のうち、9回も優勝をしているナダルの優勝を阻んだ。
この2点だけみても、ワウリンカには悪いが、優勝はほぼ「ジョコビッチで決まりだ」と思っていた。
でも結果は、ワウリンカが4-6.6-4.6-3.6-4でジョコビッチを破った。
本当に大番狂わせであった。
しかも、素晴らしい試合であったことも付け加えたい。
更に、バックハンドの両手打ちが全盛の昨今、美しい片手打ちバックハンドのワウリンカが優勝したことは、本当に喜ばしいことであった。
ワウリンカは、全仏オープンを優勝したことで世界の第4位となった。
心からおめでとうと言いたい!