ステパネクももう37歳、「少し疲れも出てきたかな?」と思っていた。
でも、2013年、2014年のチェコが2年連続デビスカップの優勝を果たした時の立役者。
意外と地味だが、しっかりと役割を果たす計算ができるプレーヤーとしても有名である。
そのステパネクがフレンチオープンのシングルスの予選を勝ち抜き、1回戦でマレーと対戦した。
予選の決勝は日本の西岡との対戦であった。
マレーもイタリアンオープンを優勝したとはいえ、1回戦の相手としては嫌な相手だったかもしれない。
案の定、マレーは第1セット第2セットを落とし、何とか第3セット第4セットを奪い返し第5セットへもつれ込んだ。
ステパネクに5-4とリードされ、40-40まで追い込まれた時は、マレーは困窮した顔をしていた!
何とか1チャンスを物にし、最終セットを7-5でマレーが勝利したが、本当に1回戦から大変な試合であった!
このフレンチオープを勝ち抜くには、強いハートと研ぎすまされた技術も必要だとつくづく思った。
そして、ますます錦織に期待したいと思った。
頑張れ錦織!