錦織を破った地元フランスのガスケがマレーに対してどんな戦いをするのか?
注目して見た。
ガスケが第1セットを7-5で奪い、第2セット3-5から挽回、6-6のタイブレイクに持ち込み、強力なバックハンドでマレーを苦しめ3-1リードしたところまでは、完璧であった。
ただ、ビックプレーヤー マレーの最後の踏ん張りに、ガスケはついて行けなかった。
世界のビック4の1人、マレーはやはり一味も二味も他のプレーヤーとは違っていた。
第3セット、第4セットハーフは全くと言っていいほど、マレーの相手になっていなかった。
勝ったマレーは準決勝で、ワウリンカと対戦することが決まった。
ワウリンカは、比較的簡単に準決勝まで進んで来た。
マレーは1、2回戦は本当に苦しんで戦って勝ってきた。
体力的に見ればワウリンカが有利とも思えるが、今回に限ってはマレーが決勝に進むのではと思っている。
理由としては、マドリッド、イタリアンオープンのクレーでの戦い方が、本当に素晴らしく、昨日のガスケ戦も調子の良さを維持していると見たからだ。
トップハーフは、ジョコビッチが順調にベルディヒをストレートで下し、新鋭のティエムと準決勝で対戦することが決まった。
遂に、ジョコビッチがフレンチオープンを手にするのか?
注目が集まる!