韓国の若手、チョン・ヒョンと対戦している錦織。
今年のチョンは クレーコート シーズンに入り調子が良く、好調なナダルとも好勝負をしている。
錦織はご存知の通り 手首の怪我のこともあり、今年のクレーコートの成績は 決して良いものではない。
ただ、3年前の全米オープンで決勝戦に進んだ時も、怪我で決して良い調子とは言えず、棄権さえ考えていた。
今年と少し似た状況と考えられないだろうか?
確かに今年の錦織は以前と比べ、イージーミスが増えている。
現に今日もミスを重ねながらも、要所要所を抑え、第1セット7-5. 第2セット6-4と取り、順調かと思われた。
第3セットは、ミスさえなければ取れていたし、取らなきゃいけなかった。
結局、第3セットを6-7のタイブレークで落としチョンに セットを奪われた。
それからの錦織は体力的にも精神的にもガクッと落ち、第4セットは2ブレイクされ0-3と劣勢だ。
丁度その時、雨が激しく降り始め 現在も中断している。
錦織にとっては 恵みの雨だったと言えよう。
第4セットは捨てても、第5セットでしっかりとしたプレーを復活させ、勝利してもらいたい。
本人もよくわかっていると思うが、アンフォースト エラーがやはり多い。
チョンの球は確かに力強いが、錦織のような柔軟なプレーと経験はチョンには無い。
しっかりと錦織の幅の広いプレーをすれば、勝利できると信じる。
ただ、チョンは体力もあり、決して諦めない。
錦織にしっかりと勝ってもらいたい!