ナダルは アンダーソンの強力サーブに対して、審判に接触するほど後ろに構え返球した。
この作戦で、アンダーソンのサービス エースの数を極めて少なくさせた。
大成功であった!
アンダーソンは 決して悪くはなかったが、ナダルのフットワークが良く、ようやく取った球をエース級の球で返球し続けた。
これにより、アンダーソンはなかなか勝機を見い出せなかった。
また、ナダルのサービスは決して早くはないが、左利きの良さを生かしている事と、ファーストサーブの確率が高く、相手にサービスをブレイクするチャンスを与えない。
今日の試合は全く危なげなかった。
ナダルはアンダーソンに6-3.6-3.6-4で勝利した。
完勝と言っても良いのではないだろうか?
フェデラー同様、本当に素晴らしい選手である。
結局は今年、フェデラーが全豪、ウインブルドンの2つのタイトルを。
ナダルが、全仏と全米の2つのタイトルを取った。
若手の台頭も見られたが、やはりこの2人の力が抜きん出ていたという事になるのか?
ナダルに、心から本当におめでとう‼