ほとんどがセレナの応援で埋まったスタジアムで、堂々と自分の憧れのプレーヤー セレナと渡り合うだけでも素晴らしい事なのに...
第1セットを、激しい打ち合いの中でなおみは奪った。
セレナは、第2セット3-2でリードし、自分のサーブの時に 少し攻撃的になれず安全に試合を進めたことで、消極的なスウィングになりミスを重ね、なおみにサーブをブレイクされた。
ここが最大の山であった!
セレナは、自分に腹を立て ラケットを叩き折り、審判がセレナに対して2度目のペナルティーを課した。
そのことに腹を立てたセレナは、審判に文句を言い放題。
試合はここで全て終わった。
大坂なおみの最後までクールなプレーでセレナを圧倒、6-2.6-4で全米のタイトルを日本人として、初めて取った。
セレナはスーパースターだ。
でも、何年か前の全米の決勝戦 対クライステルズ戦の時も、フットウォールトでもめ、物議を醸した。
今回も同様であった。
審判とは? 対戦相手の事は?等、スーパースターであればこそ、自分のテニスだけではなく、人に対してもっと考えなければいけないところがあるのではないか?
正直言って 、決勝戦の試合をぶち壊したセレナには憤りを感じた。
でも、そのセレナのバッドな行動に対しても、動じる事なく 試合を進めた大坂なおみは、本当にクールで素晴らしかった。
自分の憧れのプレーヤーと対戦した事を幸せに感じながら優勝してしまう実力、またそのメンタリティーを褒め称えたい。
本当におめでとう️!
でも、僕はセレナは大好きだ。
試合が終わった時に、ナオミをハグして祝ったこと。
セレモニーの時ドギマギしているナオミを気遣った事等は、とても素晴らしかった。
テニスは本当に素晴らしい!