ジョコビッチ対チチパスの準決勝を見ている。
「最近急成長のチチパスが、ジョコビッチに勝つのでは?」と期待を込めて見ていた。
チチパスが片手バックハンダーで、ベスト4に残っているという点にも注目していた。
チチパスはサーブも良いが、特にフォアハンドが強い。
また、バックハンドもミスはまだあるが、強い。
ミスという点においては、ジョコビッチがあまりにも少なく、攻守のバランスが絶妙で、チチパスを上回っている。
第1第2セットは、チチパスにミスが早く出て、ジョコビッチが簡単に取った。
第3セットに入り、ジョコビッチがマッチポイントをにぎったが、チチパスが驚異の挽回、セットを奪った。
第4セットも、チチパスの思い切りの良いフォアハンドがピンチを凌ぎ、チチパスがセットを奪った。
ただ全体的には、ジョコビッチがテニスを支配していた感じを受けた。
第5セットに入り、チチパスはジョコビッチの攻撃に耐えきれず、6-1で落とした。
結局ジョコビッチが、6-3.6-2.5-7.4-6.6-1でチチパスに勝利した。
ジョコビッチはチャンピオンのテニスで、強さを感じた。
チチパスは近い将来、フェデラーのようなプレーヤーになるのではないだろうか?
そんな才能を感じざるを得なかった。
決勝戦は、ジョコビッチ対ナダルに決まった。
今回もレッドクレーのチャンピオン ナダルがフレンチオープンのチャンピオンとなるのだろうか?
それとも、世界No.1のジョコビッチが勝利するのだろうか?