イタリのシナーは、昨年のフレンチオープン1回戦でドイツのズべレフを破ってベスト8に入ったことで、一躍有名になった。
今年は着々と力をつけ、ランキングも20位前後に躍進した。
ベスト8を懸け、ナダルと対戦。
第1セットはナダルのサーブを2度もブレイクし、セットを取るチャンスは十分にあった。
でも、ナダルは本当に勝負強い。
あと一歩のところで、素晴らしいプレーをする。
だからこそ、ナダルは13回もフレンチオープンを制したのであろう。
結局はシナーはワンセットもナダルから奪えず、5-7.3-6.0-6のストレートで敗退した。
ジョコビッチの試合も見たが、やはりナダルはクレーコートの王者であるとあらためて思った。
今大会の本命は、やはりナダル。
対抗は、チチパスだと私は思う。