優勝候補のメドベージェフ対オジェ アリアシムの対戦は、素晴らしい戦いであった。
オジェ アリアシムのサービスからの攻撃的なストロークに、メドベージェフが後手に回り、2セットを連取されピンチに追い込まれた。
メドベージェフは、第3セットを奪い返してからは更なる攻撃的なプレーを展開、好調なオジェ アリアシムとの壮絶な撃ち合いを制した。
勝負を分けたのは、オジェ アリアシムの大切なポイントでの数本のミスだったのか?
それとも、グランドスラムに於ける経験の差だったのか?
オジェ アリアシムは、将来のチャンピオンにもなれる器であることを証明した今日の準々決勝であった。
それにしても、メドベージェフの最後の最後まで打ち切るテニスは、素晴らしいものがある。
やはり優勝候補に相応しいプレーであったと言える。
準決勝の相手は、ギリシャのチチパス。
更なる素晴らしい試合を期待したい。