ジョコビッチは3回戦でフランスのシモンと対戦、フルセットでようやく勝利した。
内容も良くなく、アンフォースト エラーも100本前後であったらしい。
そのことを受け「錦織にチャンスあり」とマスコミは報じていた。
ジョコビッチは錦織の力をしっかりと認めた上で、綿密な作戦を立てている。
「シモン戦のジョコビッチをイメージしてはいけない」と俺は思っていた。
また近い将来、錦織がテニス界を背負う逸材であることをジョコビッチは わかっているからこそ、全く気を抜かない、抜けないプレーを心がけてくるであろう。
でも、ジョコビッチが決して調子が良いわけではないのは事実であろう?
結果は錦織から3-6.2-6.4-6のストレート負け。
錦織はジョコビッチのファーストサーブが入らない事に乗じて、もっとジョコビッチのサーブにプレッシャーをかけなければならなかった。
それが出来なかったことが、一番の敗因であった。
もっとわかりやすく言えば、ジョコビッチのセカンドサーブのコースを読み切れず 叩けなかった。
また、ジョコビッチのディフェンスを錦織が崩しきれなかった事も、敗因の一つであろう。
でも二人の試合内容は素晴らしく、観客を酔わせていた。
「あともう少しで...」と思わせてくれた試合であった。
あー残念!!