天気に恵まれた今年のゴールデンウイーク
ナダルの優勝の余韻に浸っている
その物語は2005年から始まった
素直で謙虚で
うぬぼれることを
知らないナダルは
どんどん向上し急成長を始めた
ナダルが暮らすマナコールという
人口4万人ほどの小さな街
同郷のヒーロー モヤと
テニス界のレジェンド フェデラーの
背中を追いかけていたあの頃・・・
全仏オープンのいくつかの前哨戦で
優勝し一躍 全仏の優勝候補になるほどだった
2004年はケガで出場できなかったが
会場には行っていたという
憧れの舞台ローランギャロスで
初優勝したときは
人目も憚らず泣きじゃくった
あれから12年・・・
ナダルは31歳になろうとしていた
実績を積みプロのテニスプレーヤーに
なるべくしてなったプライドもある
負けず嫌いも健在だった
前週のモンテカルロを制し
勢いに乗ったナダルは
バルセロナでも10度目の優勝を果たし
今再び全仏オープンの優勝候補になった
「今この時点で僕はローランギャロスの事は考えていない。」
一戦一戦を重んじる
ナダルらしい言葉だと思った
昨年の全仏オープンはケガに泣いた
そのようなことは
今年はあってはならない
今年に懸ける想いは人一倍だろう
ナダルもナダルファンも・・・
マドリッドまで あと5日・・・
決戦を前に今しばらくは
この優勝の余韻に浸っていたい
一打入魂のプレーでファンを
魅了し続けて欲しい
VAMOS!! RAFA!!