「非常に残念ではあるがコロナウィルスの蔓延に関連する
公衆衛生上の懸念により大会を中止することを決定した。
代わりに2021年6月28日から7月11日にかけて開催する。」
ウィンブルドン中止
ウィンブルドンは1877年に始まったそうだ
グランドスラムの中で
一番歴史のある大会でも有名だ
1968年のオープン化以降で初の中止
この大会でナダルに会えると
思っていた私の希望がまた消えた
一昨日の夜に2008年のウィンブルドン
決勝を見たばかりだった
「決勝の前日の夜はほとんど眠れなかった。
今までで一番、眠れなかった夜だ。」
2006年も2007年もナダルは決勝に行った
どちらの決勝もフェデラーに敗れていた
2008年の決勝の相手も芝の王者フェデラー
この王者を倒さなければ優勝はない
「グランドスラムは全部好きだよ。
だけどウィンブルドンはスペシャルだよね。
どれか1つだけ勝ちたいと思う大会を
選べと言われたらウィンブルドンかな。」
20歳位のナダルは記者にこう答えている
クレーの申し子がそんなことを言ったものだから
聞いた記者は勿論、テニス関係者は
ザワついたに違いない
その数年後の2008年で
ナダルは初優勝する
フェデラーのフォアのクロスがネットした瞬間
ナダルは芝の上に仰向けになり
長年見てきた夢を現実にした
あの瞬間、あの日の事を
私は一生忘れないだろう
楽しみに待っていたウィンブルドン
新型コロナウィルス
先が見えず目にも見えず
その脅威が恐ろしい
子供の頃から笑わせてもらった
「志村けん」が逝った
バカ殿や変なおじさんだったけど
本当は凄くシャイな人だったと
テレビで知った
ラファエル・ナダル
自分に妥協は許さない
プロフェッショナルとは
そういうことだと思う
最後のポイントまで
走り切って握手を交わす
だからナダルの試合は
結果が分かっているのに
涙が出てくる・・・
VAMOS!! RAFA!!