イーストボーンはデミノー
マヨルカはメドベージェフの
優勝で幕を閉じた
ナダルが欠場している間
当たり前だがツアーは続いている
そして明日からは
ウィンブルドンが開幕する
いつもなら今頃は
ドローを見ながら
心配したり緊張しながら
過ごす前日だが
今年は燃える事もなく
興奮もなく平凡な日曜日だ
全仏オープンでの敗退から約2週間
欠場の知らせのダブルショックから
心の傷は思ったより深い
2006年のウィンブルドンは
私にとってはターニングポイントとなった
闘志あふれるそのプレーに
画面に釘付けになった事を
今でもはっきり覚えている
そしてナダルに出会ったあの衝撃は
一生忘れないだろう
そんな思い出のウィンブルドン
ナダルが出場していたら
真っ白なウェアに身を包み
どうか芝が禿げるまで
戦い続けて欲しいと願う
「勝ちたいけれど僕のスタイルでは難しいかもね。
もっともっとサーブ&ボレーを磨かなくてはいけないね。」
その3年後、ナダルは
芝の王者・フェデラーをフルセットで破り
ウィンブルドンで初優勝を飾った
ナダルとフェデラー
互いが互いのプレーを高め
良い所を引き出しあう
この二人のライバル関係は
素晴らしい
0-40からでもファイトする
常にナダルはチャンスを伺っている
いつでも全力で
筋書きのないドラマが生まれる
はじめはナダルの風貌や
プレースタイルに一目惚れしたけど
伝わって来る内面の優しさや
素朴さを知れば知るほど
応援したくなる自分がいた
ラファエル・ナダル
泣いたり笑いながらして
今年も半分の時が
過ぎようとしている
ナダルのテニスほど
夢中になるものもなく
君の笑顔ほど
癒されるものもない
ウィンブルドンは明日から開幕する
そこにナダルの姿は
残念ながらない
VAMOS!! RAFA!!