レーバーカップ 最終日
ベレッティーニ マレー アリアシム ソック
6-2、3-6、8-10
ジョコビッチ アリアシム
3-6、6-7(3)
チチパス ティアフォー
6-1、6-7(11)、8-10
レーバーカップは終わった
3日間のチーム戦
青のウェアと赤のウェアに分かれて
ビッグ4がロンドンに集結した
特に初日は感傷的になった
ロジャー・フェデラーが
最後の舞台に選んだレーバーカップ
ナダルとのダブルスを切望し
ナダルとフェデラーのダブルスが実現した
惜しくも敗れはしたが
勝敗以上に二人が揃ってコートに立つ
同じ時間を共有し
同じ目的を共有し合った
ナダルには目標になるプレーヤーは
すぐ近くにいた
ロジャー・フェデラー
プロテニスプレイヤーとして模範になり
数々の栄光を成し遂げた
2001年、15歳のナダルは
プロに入ることを決断した
フェデラーはウィンブルドンの4回戦で
優勝候補のサンプラスを撃破していた
2004年のマイアミで初対戦してから
18年の時間が経過した
これまで40回の対戦記録が残っている
リスペクトし合い
互いが互いを必要とし成長していった
時には冗談を言い合い
笑いが止まらなくなった時もあった
支度の遅いナダルに
イラついた事もあったかもしれない
ナダルのクレーでの81連勝を
止めたのはフェデラーだった
ウィンブルドンはフェデラーの独壇場だった
2008年、6連覇に挑むフェデラーを
止めたのはナダルだった
24年間に渡る現役生活に
終止符を打ったフェデラー
その隣には号泣するナダルの姿があった
引退試合でこんなに心が乱されるのは
私自身、初めての事だった
それはそう遠くはない未来にやって来る
ナダルに思いを馳せたからだった
純粋にテニスを愛し
テニスに愛されてきた二人の物語
ナダルの「その日」が来てしまったら
一体、私はどうなってしまうのだろうか。
今はもう少しだけ夢を見ていたい
ラファエル・ナダルとロジャー・フェデラーの
ライバルリーは終わった
今後は友として物語は続いて行く
レーバーカップは
チーム・ワールドの優勝で幕を閉じた
ナダルの旅は
今後も続いて行く
かけがえのないものとして・・・
VAMOS!! RAFA!!