ナダルに会いたい
会えないと分かっているのに
無性に会いたくなるのは何故だろう。
毎日、練習してコートの上では全力を尽くす事
これまでナダルがずっとやってきたことだ
「僕は負けた時、負けを認めて受け入れる。
今までずっとそうしてきた。
もちろん負けるのは大嫌いだ。
でもテニスはいつも勝てるわけじゃない。
プレッシャーは毎日感じているけど
それはもっと強くなりたいというプレッシャーだ。」
潔く負けを認める
困難を受け入れる
毎日、努力する
テニスは何があるか分からない
その日のコンディションだったり
心のバランスだったり
時には運も味方につけたり
様々なものを克服しなければならない
まさに心技体
小さな島でただひたすら汗をかき続け
世界の頂点に登り詰めたのは
2008年の8月18日だった
2008年・・・ウィンブルドン決勝戦
「前日の夜は、ほとんど眠れなかった。
今までで一番、眠れなかった夜だ。」
「常にテニスは単なるゲームと考えてきた。
勝ったって負けたって人生が終わるわけじゃない。
たぶんロジャーも同じ様に考えているはずさ。
だから僕たちは素晴らしい関係でいられるんだ。
人生にはテニスよりもっと重要なことがある。
健康、友人、家族などはテニスよりずっと大切さ。」
「2009年後半の6か月は苦しかった。
本当に辛かった。」
「怪我も選手生活の一部であり
困難な時期も受け入れなければならない。」
2009年の全仏オープン4回戦で
ナダルはナダルの場所でソダーリングに負けた
その後、膝の故障でウィンブルドンも
デ杯の準々決勝も欠場している
全米オープンの準決勝で
デルポトロに敗れた
2-6、2-6、2-6
その年の9月中旬に行われた
イスラエルとのデ杯の準決勝で
ナダルは同行したものの
出場することはなかった
2010年、モンテカルロ、ローマ、マドリッドで優勝し
全仏オープン決勝の相手はソダーリング
これは熱い戦いとなった
6-4、6-2、6-4
ソダーリングがネットにかけた瞬間
ナダルは赤土の上にぶっ倒れ
全身で喜びを表していた
5度目の優勝をかっさらった
タオルで顔を覆い肩を揺らして泣くナダル
その姿に目頭が熱くなった
あの光景は今でも忘れられない
ウィンブルドンも優勝し
芝にぶっ倒れ
そして、でんぐり返しの後ガッツポーズ
喜びを爆発させていた
全米オープンも優勝して
そして生涯グランドスラム達成
ナダルは24歳と102日目だった
10月4日開幕の楽天ジャパンオープン
初来日で有明に連日通ったことを
昨日の様に思い出す
10月8、9、10は忘れられない日となった
準々決勝でツルスノフを6-4、6-1
準決勝のトロイッキに7-6(4)、4-6、7-6(7)
2時間38分の激闘を制して
決勝はモンフィスと戦った
6-1、7-5
その日の日記には
(山あり谷あり乗り越えて
身体だけは壊さずに
ラファが幸せであり続けます様に・・・)
そんなことが記されてあった
ナダルの会見
あれから一週間が経ち
まだ実感はないが・・・
実感がないから寂しさだけで済んでいる
今はとにかくナダルの健康を願う
身も心も元気になって
また楽しくテニスが出来ます様に・・・
つづく
VAMOS!! RAFA!!