マドリッド 2回戦
R・ナダル A・デミノー
7-6(6)、6-3
ナダルの試合まで
あと、2時間・・・ あと1時間・・・
あと、30分・・・
早く始まって欲しいような
もう少し心に余裕が欲しいような・・・
相手は11位の25歳、デミノー
先日、バルセロナで負けたばかり。
男には絶対に負けられない戦いがあった
ドキドキして
心臓が飛び出そうだ
こんなに気持ちがこみ上げたのは
今年に入ってから一番だった
今年一番、泣いた
勿論、うれし泣き
心から・・・
心の底から、うれしかった
もう天にも昇るほど
うれしい、嬉しい ウレシイ
待っている間の緊張感
日本時間の23時5分頃~
ナダルは登場した
コイントスに勝ったデミノー
レシーブを選ぶ
ところが予期せぬことが起きたのは
第1セット、第3ゲーム
ナダルのサーブで15-30
デミノーのボールはアウトだったのに
ポイントはデミノーにいき15-40となる
一つ一つのポイントを大事にするナダル
主審に詰め寄るが判定は覆らず
その上、ブレークバックされてしまった
1時間16分の第1セットを
タイブレの末もぎ取ったナダル
終わりよければ全て良し。
ギリギリの戦いだった
何度、
手に汗を握っただろうか。
3勝2敗、6度目の対戦は
ナダルに軍配が上がった
情熱の塊
ラファエル・ナダル
君のテニスを知っている事が
私の唯一の自慢であり
勝利したことが
誇らしい
勝つか負けるか二つに一つ
そんな勝負の世界に
生きているナダル
一つのミスに悔しがり
勝利を掴んだ瞬間は
身体の全てを使って喜ぶ
ナダルは私のヒーローだから。
3回戦の相手は
ティアフォーをフルセットで破ってきた
アルゼンチンのペドロ・カチーン
29歳、91位
すべての瞬間を楽しんで
ナダルのゴールはここではない
VAMOS!! RAFA!!