Create the situation!

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一般的にいいコーチ、いいスクール、いいレッスンというときめ細やかに手取り足取り教えてくれるイメージがあるかも
しれませんが果たしてそうなのでしょうか。もちろん、必要な場合は細かいことをやることもありますが理想的なのはプレーヤーが勝手に何かを考えるような状況を作る、勝手によくなっていく状況を作るということです。

例えば、ボールを真ん中にミートすることが上手でない人に対して「真ん中に当てろ」と口で言うのは理想的ではありません。
ウッドラケットを与えれば、必然的に真ん中で打たざるをえなくなり(真ん中であたらないと飛ばない)確実にボールをミートする能力があがるはずです。

ポジションを下げてしまう人に対して「ポジションを下げるな」と言うのではなく、後ろにコーンなどの障害物を置いて下がれなくする。そうすることで、「いつもより簡単に決まるな」「ラリーで主導権を取れるぞ」と自らの気づきにつながり自分で考えるというテニスとって大事な要素も習慣づけることもできます。

あくまでもこれは方法論なので、方法論にこだわる必要はないと思います。殴ってやらせるのか、説明してやらせるのか、自分でやるまで待つのか、Create Situationするのか同じ問題を発見して同じ仮定をしたとして様々な解決方法があってどれが一番いい解決方法なのかその都度考えながら、色々な方法を常に増やしていきたいと思っています。

 

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カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 03:35 | コメントをどうぞ