おはようございます!貴男です。
晴天の東京ですが、部屋から見た感じ以上に気温が低い朝ですね。テレビで見ているメルボルンが羨ましいです。昨日の夜はジョコビッチVS錦織の試合を全部観戦することが出来ました。もちろんファンとして錦織が勝つことを期待していましたが、僕は選手である以上2人の心境や戦術など様々なことを画面から感じ取らなければいけません。
戦う前の予想は勝ち上がりやテニスの調子を見て錦織に十分チャンスがあるのではとの見解で正解だったと思います。しかしジョコビッチは、鉄壁の守備力とメンタル面の強さはもちろんのこと、全豪オープンで何度も優勝しているという自信に加えて錦織を認めているからこそ最初から気を抜かずにプレーしていました。たぶんジョコビッチは自分のテニスがそれほど調子が良くないからこそ、錦織相手にはある程度の時間帯は我慢が必要だと感じてスタートしたと思います。
錦織が今よりもランキングを上げることやグランドスラムで優勝するためには更なる攻撃的なテニスが必要かもしれません。しかし僕の見解はジョコビッチに対して錦織自身も我慢強くプレーしてカウンターやロングラリーなどで応戦してもいいのではないかと感じました。今の錦織ならジョコビッチに対抗できるくらいの体力とメンタル面のレベルが高いし、ジョコビッチの攻撃を凌ぐだけの戦術やテクニックも持ち合わせていると思います。攻撃的にいかないと!主導権を握らないと!そう思えば思うほどジョコビッチの術中に嵌っているような気がするのです。それはフェデラーがジョコビッチに対して戦う時のアレルギーのようにも似ています。フェデラーは何度もジョコビッチに勝っていますが、主導権を握りたいあまり攻撃的にいき過ぎて自滅するポイントが多いと負けて、攻撃と守備を冷静に判断できている時は勝っているのです。
僕は皆さんが思うよりも錦織は攻撃的な選手ではなく、相手の状態(試合の状況)をしっかり把握して、いつの間にか錦織有利の状況に変わっているという選手なのではないかと思うのです。なので、あえて次回はジョコビッチに攻撃させてみては!?って思うのは僕だけでしょうか?1試合を通して実行すると次の試合へのダメージが大きいし、そんな簡単な作戦に引っかかるとは思っていませんが、今までよりもじっくりゆっくり戦っても面白いかも!?それが昨日の試合から感じた僕の気持ちでした。
それでは、また・・・・・。貴男
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北海道札幌市出身。世界ランキング最高102位。武器はサーブ&ボレー 6歳でテニスをはじめ、堀越学園時代にインターハイで3冠(単複・団体)を達成。1995年にプロ転向。 四大大会では7度の本選出場を果たし、2003年のウィンブルドン選手権と2005年の全豪オープンで2回戦に進出。 また、ジャパン・オープンでは2度のベスト8進出を果たし、2005年には岩渕聡とのペアで日本人ペアとして初のATPダブルス優勝を達成。2006年大会では王者ロジャー・フェデラーから1セットを奪う大健闘を見せた。
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