2001年・インド戦2日目

おはようございます!貴男です。
今日の東京は、昨日よりも暑くなりそうなのでコロナ対策はもちろんですが、熱中症にも気を付けて過ごさないといけません。なんせここ3カ月ほどは、運動をする機会が一気に減りましたし、外に出て日を浴びるという行為そのものが出来ませんでしたからね。皆さんも十分に気を付けてください。
さて昨日の2001年のデ杯インド戦の続きです。初日を1-1で終えて、2日目のダブルスは、鈴木・トミー嶋田vsパエス・ブパシの当初のオーダー通りの対戦になりました。第1セットこそパエスの巧みさやブパシのパワーに押されて4-6で落としますが、第2セットを6-3で取り、第3セットも6-2で取ってセットカウントで2-1と日本チームがリードします。
僕は、リターンの時にデュースサイドをプレーすることが多いのですが、この時は、トミー嶋田がプレーしやすいデュースサイドを優先して、僕がアドバンテージサイドをプレーしました。15-40以外のブレークポイントは全て僕が担当するわけですから、いつも以上に緊張感の高いリターンゲームが続くのは覚悟の上です。パエスとブパシは、ダブルスの経験という意味では彼らが上ですが、相手の雰囲気に臆することなく第2セット以降はプレー出来ているし、シングルス以上にチームからの応援や会場からの声援が左右するのがダブルスでありここからが本番です!!
第4セットを2-6で落とし、ファイナルセットは、どちらに転んでもおかしくない展開が続く中で、ダブルスにかけるトミー嶋田の熱い思いとプレーが会場を盛り上げていました。今でも覚えていますが、ファイナルセットの中盤のブレークポイントで僕がリターンを返球し、ボレーで返ってきたボールに対してパエスとブパシの真ん中を狙いバックハンドを打ちました。セオリーとしては間違っていないと思いますが、この場面では堅実なボールを打ち過ぎたのでしょう。何事もなかったかのようにボレーを決められてしまいました。
あまりにも欲しかったポイントだっただけにリスクの低い安全な場所に打って、相手のミスを期待しまったと今でも後悔しています。ブレークポイントをセーブされてから、ゲームの流れが変わりインドチームが6-3でファイナルセットを制してセットカウント3-2でパエス・ブパシの勝利でした。彼ら相手にダブルスで善戦したとは言え、デ杯では、勝利が最優先です。まだ日本チームがインドに負けたわけではありませんが、セットカウント2-1とリードしていただけに大きなダメージを背負いながらの最終日は、明日以降になります。
それでは、また・・・・・。貴男


カテゴリー: 未分類 | 投稿者鈴木貴男 10:14 | コメントをどうぞ