日別アーカイブ: 2019年10月18日

浸水しやすい土地に住んでいたら引っ越しをすぐすべし?

今年は台風被害が大きく、浸水した家もかなりたくさんあり、「我が家は大丈夫か?」と思う人も多くないと思います。

そこで、活躍するのがハザードマップですが、決してハザードマップで被害に合う地域に住んでいたとしても、その地域からすぐに引っ越すのは考えものだ。

いくら、我が家が浸水しやすい土地だといっても、お金がかかりますし、転勤でもない引っ越しとなると、費用は全部自分持ち。そしてまずそのような被害があるとは限らない。

そんなことしてたら、地震はどこでいつ来るか分からないし予測が全くできません。今はハザードマップもあり台風や大雨の時は自分で事前に把握しておくことが可能です。

仮に、お金があり引越したとしても、引っ越し先で大きな地震がきて家に影響があったら元も子もありませんしね。

それよりも、被害にあったことを想定して台風19号のようなアナウンスがあった場合は早めに貴重品を整理して避難することが先決。今は自治体からのアナウンスも徹底されているため、後は住んでいる人がどう対応するか。それにかかっています。

確かに家を空けるのは不安になる事はあると思います。空き巣狙いにあったり、避難所ではまともな生活ができなかったりするからです。ですがあなたの家族が亡くなったことを想像してみてください。そんな事は言ってられませんよね?

命があれば大丈夫。

僕は被災するようなとこに住んでいるわけではありませんが、台風19号の時は親戚がすごく心配でした。親戚もある程度の台風対策をしただけで自宅にいたそうです。

当事者になったら私もそうしたかもしれません。しかし、あなたの命はあなたのものだけでなくもし万が一のことがあったら、周りの人も悲しむことを考えておきましょう。

今回の台風19号で親子で住んでいる父親の方が亡くなったそうです。娘さんのほうは友達の家に避難して何を逃れましたが、娘さんが安否確認をした後後10分後に再度連絡をしたら既に腰の高さまで浸水していたそうです。

そのまま緊急連絡して救助を待っていたそうですがその方は亡くなったそうです。たった1時間弱で命に関わる台風は甘くみてはいけません。

当事者でないので、当事者になったらどう対応していたかわかりませんが、親戚にはぜひ安全なところに避難してもらいたいと正直思いました。でも、当事者になったらなかなかそこまでできないんでしょう。

台風は数時間で通り過ぎるというのも理由になっているかもしれません。なかなか個人の判断では家から離れたホテルなどで一泊するなどという発想はできないのかもしれませんね。

ですが、今回も数十人の方が犠牲になっており、悲しんでいる人も大勢います。今後このような被害が起きないためにも、強制避難の方向で動いていった方がいいのではないか?と本当に思います。

学校や会社も前後2日は仕事も休みにしたり、自治体にそういった強制力を持たせたり・・・何か対策をしないとまた同じことを繰り返しそうな気がします。

もし、僕が住んでいる地域に、台風19号のような台風がくるニュースが流れれば、私は間違いなく家族と県外の実家へ避難することを考えます。

「がけ崩れで自宅に帰れなくなるかも?」「次の日大事な仕事がある」などどうでもよくって、そういうことを堂々とできる仕組みを考えてもらいたいと思います。

ちなみに、災害時は自治体は忙しくなり、各災害地域の対応に追われます。ただ、すべて残業代が支給されるようです。被災して仕事ができない人もいる中全て個人の残業代になる。ボランティアはお金をおもらっていませんしね。

その辺のところ、今度書くかもしれません。

カテゴリー: 災害 | 投稿者tenisnpan 18:41 | コメントをどうぞ