覚醒剤使用の疑いで逮捕されたタレントの清水良太郎は、今年2月に違法カジノに出入りしていたことが発覚して謹慎、6月に復帰した矢先の逮捕だった。そんな中、一部で「また、あのミュージカルから逮捕者が……」という声が上がっているそうだ。
取りざたされているのは、ミュージカル「テニスの王子様」。原作は中学校の男子テニス部を描いた許斐剛氏によるマンガで、これまでにアニメ化(2001年~05年)されたほか、03年~10年にはミュージカル(通称:テニミュ)として舞台化もされた。
清水容疑者は主要な役柄ではなかったが、08年~09年にかけて行われた公演に出演していた。実際、このミュージカル、歴代の出演者を見ると確かに逮捕者が相次いでいる。
05年公演に出演していた男性俳優は11年、知人女性宅からキャッシュカードを盗んだとして逮捕。この俳優は同年、某女性芸能人と金銭トラブルを起こした疑惑も浮上するなど、いわくつきの人物だった。
翌12年には、07年の公演に出演した別の男性俳優が、18歳未満の女性に対する強姦致傷容疑で逮捕。この男性俳優には懲役7年の実刑判決が下っている。この一件で、同年のミュージカルを収録したDVDは「廃盤」の憂き目に遭った。
こうした経緯があった上で清水容疑者の逮捕だから、ネット上では<テニミュの呪いだ!><清水良太郎が出演していたやつも廃盤になっちゃうのかな?>といった声がこだましているのだ。
もちろん、ただの偶然なのだが、同ミュージカルの関係者や共演者には迷惑な話だろう。