上海マスターズ決勝、第2シードのフェデラーが第1シードのナダルを6-4,6-3で破った。38度目のライバル対決を制してキャリア通算94勝目を挙げた。
終始攻撃的なプレーのフェデラーがナダルを圧倒し、10本のサービスエースでナダルに1度もブレークポイントを与えなかった。
フェデラーは今季、全豪とウィンブルドンで優勝。全米オープンはベスト8に終わったが、今回の勝利で今シーズン6勝目となる。
シーズン開幕時に16位だった世界ランキングは2位まで上がり、ATPファイナルズの出場をすでに決めている。
一方、ナダルは、5月のマドリッドオープンでマスターズ30勝目をマークし、それまで単独でマスターズ歴代最多優勝記録を保持していたジョコビッチに並んでいた。
今季は8月に世界ランク1位に返り咲き、全米オープン優勝し、前週のチャイナ・オープンでは決勝でキリオスを下して今季6勝目、キャリア通算75勝目を飾った。
お互いに今季6勝を挙げており、4大大会のうち3大会がこの二人が制していることから、フェデラー・ナダルの2強時代の復活と言って良いだろう。
しかし今は、ジョコビッチ、マレー、ワウリンカ、錦織が怪我で欠場していることを考えると、来年はまたわからなくなるだろう。
ライター:剛力健一(ごうりき けんいち)
スポーツライター、テニスでインターハイ出場。大学卒業後オーストラリア留学し、アスレティックトレーナーとして活躍。現在は、スポーツ記事の寄稿、講演活動を行う一方、地域に密着したスポーツイベントやスポーツクラブ作りにも参画。
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