マレーエキシビの裏話

今週、マレーとフェデラーのエキシビジョンマッチが行われたことは、ニュースで見て知っている人も多いだろう。

試合の途中からは、フェデラーがタータン柄のスカート、マレーが赤毛付きのベレー帽をかぶるなどグラスゴーの民族衣装に着替えてプレーし、会場を大いに沸かせたということなのだ。
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実際には、途中でフェデラーがタータン柄のスカートを履き、マレーにベレー帽を渡し被るように促したのだそうだ。

会場を盛り上げる実況アナウンサーがマレーに対して、「いつもその『かつら』を被ってプレイした方が良い」と言って沸かせていたことは、ニュースになっていない。

確かに、以前よりも薄毛になってきている。ナダル程ではないが。
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開催されたのはイギリスのグラスゴーという所らしい。マレーがイギリスの選手であることは有名であるが、その中でもスコットランド出身であることはあまり知られていなかった。まずもって、日本人からして、イギリスの仕組みがよくわからないのが本音だ。

数年前に、スコットランド独立の是非を問う住民投票を実施し、反対票が過半数を占めたため、独立が否決されたことで話題にもなった。

スコットランドの民族衣装として名高いタータンやキルトは、反乱で敗れた後の18世紀半ばに禁止されていたが、19世紀半ばにジョージ4世がスコットランド訪問の時にタータン柄のキルトを着用したため、スコットランド全域に広がったということだ。
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ライター:剛力健一(ごうりき けんいち)
テニスでインターハイ出場。大学卒業後オーストリア留学し、ATとして活躍。現在は、スポーツ記事の寄稿、講演活動を行う一方、地域に密着したスポーツイベントやスポーツクラブ作りにも参画。


カテゴリー: 15-0 NEWS, 話題のニュース | 投稿者オールサム | コメントは受け付けていません。