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産後のテニスについて

今年の9月1日に、女児を出産したセリーナが、昨日結婚したという。
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全豪オープン2017を制覇したセリーナは、当時妊娠していたことになる。これは結構しられているが、今度の全豪オープンでも『優勝』を狙って調整をしているという情報が入ってきた。

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妊娠がわかったらハードなスポーツをやめるのが普通であろう。妊娠に気付かずに、妊娠3ヶ月目までママさんバレーで、ハードに転げ回っていたという人を知っている。また、ベリーダンスのインストラクターが妊娠中、レッスンを1度も休まなかったという話を聞いたことがある。

アスリートにおいては、軽くそのスポーツをすることは大丈夫とされており、臨月までテニスを楽しむことは可能である。

さて、セリーナの場合、9月に出産し、1月の全豪には出場するわけで、しかも優勝を狙うということは、1月初めのなにかしらの大会に出て最終調整をする必要がある。

ともなると、産後4ヶ月で国際大会に復帰することになるが、それは可能なのか。
調べていくと、産後1ヶ月は運動を控えるように推奨していることが多い。1ヶ月検診で運動を許可されれば、軽く動き出すことが出来るそうだ。とある産婦人科の医師に尋ねてみると、実際は、3ヶ月間の授乳が必要であり、産後3ヶ月の休憩が必要だと言われているとのこと。赤ちゃんに初乳を飲ませてから3ヶ月で大体大まかな病気の免疫を赤ちゃんに上げることができると言われており、3ヶ月赤ちゃんに母乳をあげたら、ミルクに変えても構わないという助産師さんもいるくらいだそうだ。運動をして母乳がストップしても構わない出産後3ヶ月目からの運動を心がけるように指導しているとのこと。最初は様子を見ながら水泳などの体に負担のかからない運動を少しずつ行って行くようにしているそうだ。

セリーナの場合、この一般的な概論は当てはまらないのかもしれないが、産後4ヶ月での国際大会復帰で優勝を狙うのは並大抵のことではない。もしも、成し遂げることがあるならば、また歴史に名を刻むだろう。
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ライター:堀内夏子

カテゴリー: 15-0 NEWS, 話題のニュース | 投稿者オールサム | コメントは受け付けていません。