トランプパロディーのマレーに絶賛の声

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「BBCから、私がおそらく、“スポーツ・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー賞“になると電話があった。ただ、そうなると私は、インタビューや大掛かりな撮影に応じなければいけなくなる。だから、おそらくではダメだ、といってパスしたよ。どっちにしても、ありがとう!」

こうツイッターに呟いて話題になっているのは、アンディ・マレーである。


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「スポーツ・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー賞」は、1954年より開始された賞で、イギリスのスポーツマンにとって最高の栄誉である。マレーは2013年、2015年、2016年と受賞。歴代最多となる3回の選出を果たしていた。

なぜ、このツイートが話題になったのかというと、ドナルド・トランプアメリカ大統領のツイートをパロディー化させていたからである。

ことの発端は、11月24日アメリカのトランプ大統領が、TIME誌が発表する恒例の「今年の人」への登場を辞退したとツイートしたことにあった。表紙になることを「打診」されたが、インタビューや撮影の手間を考えて辞退したという内容のものだった。

そのツイートが
「TIME誌から、私がおそらく、“今年の人“になると電話があった。去年みたいにね。ただ、そうなると私は、インタビューや大掛かりな撮影に応じなければいけなくなる。だから、おそらくではダメだ、といってパスしたよ。どっちにしても、ありがとう!」
だった。

TIME側は「大統領の言っていることは間違い」と反論しており、「『今年の人』の選び方について、12月6日の出版まで、誰を選んだかについてはコメントしない」とツイートしていた。2年連続選出されることは考え辛いため、トランプ大統領のツイートがどこまで本気かは定かではないが、ツイッター上では、トランプ大統領のツイートをパロディー化する行動がちょっとした流行のようになっていた。

例えば、「ハリウッドから、私がおそらく、次のジェームス・ボンドになると電話があった」などのように「~から、私がおそらく、~に選ばれると電話があった」というパクリツイートが多く見られていた。

その矢先でのマレーの
「BBCから、私がおそらく、“スポーツ・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー賞“になると電話があった。ただ、そうなると私は、インタビューや大掛かりな撮影に応じなければいけなくなる。だから、おそらくではダメだ、といってパスしたよ。どっちにしても、ありがとう!」
というツイートには、ファンからの絶賛コメントが多くリツイートされた。

ライター:剛力健一


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