☆認知症と学習療法の秘密☆

夜遅く、テレビをつけたら、面白い番組をやっていた

認知症の人達を、学習療法と言うやり方で、症状を改善して、

心の健康も取り戻すってドキュメントだった

IMG_1618

人間は何故、他の動物と違って、前頭前野が発達してて大きいのか?

これは、感情を掌ったり、やる気や、相手の事を思いやる

心が発生する場所らしい、

 

普通の人に、脳の活動を計測する装置をつけて実験すると、

確かに前頭前野が、バランスよく活性化している、

そして、学習すると、余計に活性化する、

 

認知症の人で実験すると、確かに前頭前野が、活発に働いてない

此処が、働かないと、やる気も、感情も育たない

認知症の、お婆さん達を見てみると、表情筋が動かないし

目を合わせない、何か、ゴムで出来た人間みたいに見える

 

学習療法とは、対面して簡単な足し算や、引き算、漢字などを、

音読しながら、相手の目を見て教えていく

IMG_9100

3人のお年寄りが取材に協力してくれてたんだけど

最初は、死にたい、死にたいって言ってた、

お婆さんが2ヶ月後には、家族に葉書を書きたいって所まで回復

そして、その葉書には、相手への気配りが入っていた

なんか、凄く感動して、心がジ~~~~~ンと来たよ!

 

所が、1人だけ、学習療法をしても、顔も合わそうとしない、

やる気も出そうとしないお婆さんが居た。

 

ケアのスタッフや学習療法指導者達がミーティングして

その原因が、何処にあるか?って事を模索した、

 

まずは、皆で声掛けを多くし、顔と名前を覚えてもらう実践

 

その後に、家庭訪問したら、一緒に暮らしている旦那様(お爺さん)は、

テキパキとしてて、お婆さんが、口からこぼれそうになった食事を、

さっとスプーンで取り、上手に食べさせて上げる、

歩く所を、怪我しないように物をどかしてあげる

キツソウな顔をしたら、すぐさま手を差し伸べる、

とても、優しい、元気なお爺さんだ、

 

その原因が解った、

お婆さんが何もしなくても、何でもしてくれる、

迷惑かけても、嫌な顔一つしない、そして、自分の為にしてくれる

スタッフは、お爺さんに、こう言う事を止めるように言った。

 

出来る事は、自分でさせる、多少不自由でも手伝わない、

此れを、実践しながら、学習療法を続けた結果、話すようになった、

歩く練習をするようになった、

 

そして、あのゴムのような顔が、笑顔が美しい、

思いやる心を持った、お婆さんになった。

 

皆も、いつかは歳をとって、亡くなって行く、

だけど、肉体よりも先に心が死んでいく人が多くなっている、

肉体よりも先に心を死なせては、絶対に駄目だと思う。

Processed with MOLDIV

此れは、お年寄りの世界の話では無い、

現代社会で、鍵っ子だった子供達は兄弟も少なく、

親も共稼ぎだし目を合わせて、話する機会も少ないし、

一緒に勉強してくれる兄弟も居ない

 

そう言う育ち方をすると、自閉症になったり、ニートになりやすい

前頭前野が発達しないし、やる気が出てこない、

そして学校や社会、友達関係に問題が生じても、親が解決してくれる、

優しい、お爺さんと一緒になってないだろうか?

 

子供達の幸せとは、物がある事ではない、

やる気をどう出させて、間違っていても、自分で問題を解決させ、

工夫し、育っていく事だ

 

その中に、怒りや、悲しみ、喜びや憂い、

それらが、顔の中に表情を作り、個性をかもし出す

これが、ホントの幸せだと思う。

 

自分で出来る事は、自分でさせる、

前頭前野を鍛える為に学校の勉強も一生懸命にするし、

生涯を通じて学ぶ、

 

友達や、家族とも、目を見て会話を楽しむ

此れが、やる気と思いやりと笑顔を作り出す

子供も、学生も、社会人も、主婦も、お年よりも病人も、

障害がある人も、みんな、みんな、出来る事は自分でやる!

 

柔らかい食べ物より、歯ごたえのある食べ物を与える、

人間は面倒な事をする事が、意外と自分を成長させるんだよね。

380125_224255044324026_933369695_n

ヒーローがテニスを教えてるターミネーター達は歳を取らない

いつまでも成長を続けるから面白いよね!

 


カテゴリー: テニスコーチ, ヒーローテニススクール | タグ: , , , , , , , , , , , | 投稿者ヒーロー 01:42 | コメントをどうぞ

コメントを残す