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小学6年生の時に長崎の中学に受験を決めたルイ

この年で、凄い決断だよね！

 

ヒーローテニスに来るようになったのは、里帰りした時に

テニスがしたいって、自分で探して来たのだ！

 

それ以来、春休み、ゴールデンウイーク、夏休み、秋冬休み

とにかく休みのほとんど、ヒーローと過ごしている、

テニスコートが使えない時は、ベランダレッスンの特訓

今は大学一年生になりました、

 

先週のレッスンで、窮屈な時こそ大きなパワーや感謝が生まれる

そういう話をして、キャンプすると日常が感謝でいっぱいになるって

言ったら、俺はキャンプに行った事がありません

 

考えたらそうだよね、中学から寮暮らしで、休みの日はテニス、

よっしゃ～ヒーローが連れて行ってやるか？って事になり

月曜日のレッスンを終わった後に出発！

ヒーローにはいつもの場所の無人島キャンプなのだが、

ルイにとっては初キャンプ、思い出を作ってあげたいね、

 

エージナ島は、３つの島からなりたっていて、

満潮時以外は、歩いて渡れるA島と干潮時にはA島と連なるG島

干潮時には、膝の高さまで海に入ってわたるN島がある

到着時が満潮時だったので、ビーチからは入れない裏ルートで

A島にテントを張る、次に穴ぼこを見つけてアルミホイールで

ラッピングして窯を作る、火を燃やしてキャンプファイヤー

そしてスーパーで買った寿司弁当、まずはお腹を満たさないと

無人島で食べれば何でも美味しいよね

沈む夕日を見ながら、じっくりお喋り

お腹が減ると、窯で肉を焼いて食べてはお喋り、

日頃聞けないことも聞けて、いろいろ分かり合えるのがいいね

夜の１2時ぐらいに干潮が来たからG島からN島へ冒険の旅

明かりもつけてないけど、満月がナイター照明のように照らして

安全に渡れた、

 

月明りでも綺麗だけど、やっぱり太陽の下で見る方が美しい

明日も干潮時に渡ろうと約束した

 

テントに帰って空を見上げていると、大きな長い流れ星が

凄い、生涯ランク２位の流れ星、その後２時に就寝しました

ヒーローは５時に目覚め、お散歩しながらシーグラス探し

ルイも起きだして、一緒に探してくれました

そして朝ごはん、野菜たっぷりの厚切りソーセージサンド

美味しかったです、

潮が引き始めたのでN島へチャレンジ

昨日より深く、腰のあたりまで濡れながら渡りました

ルイは熱帯魚などを見つけては動画で取ってて

こうして海の中で生きた魚を見るのが初めてなのかもと思った

N島のお勧め風景の岩の割れ目から景色、凄く喜んでいました

また、島の裏側に行くと、女性の釣り師がいて、

３分毎にポンポンつりあげる名人と、楽しそうに話ししていて

ほのぼの感があっていい感じ、

A島に戻りランチタイム、

ルイコック長による、背油ラーメン野菜とソーセージトッピング

美味しく頂きました、

食後に、お昼寝タイム、太陽の下は火傷するほど暑いけど

台風の影響で木陰は風が涼しくて良い感じ

たっぷり昼寝した後、またまたシーグラス探し

夕方５時にテントを片付け、６時頃にミミコーチがお迎え

帰りはモスでライスバーガーにポテトとコーラ冷たくて最高、

ルイも初めてのキャンプ最高と言っていました、

中学校はテスト期間に入り、部活は休み、

ヒーローのレッスンは11日までコートが使えないから休み、

何も無い休みと思った

何もしなければ、何も残らないって咄嗟に考えた

火曜日の夕方、突然キャンプに行こうと思い、準備して

１８時のバスに乗った、

 

キャンプ場に着いたら、暗くなり始めていたので

急いで、小さなテントを組み立てた、

中は、180×120ｃｍで、荷物を置いた隙間に

ギリギリ寝れるかな？

次に食事の準備、簡単にお湯を沸かしてラーメン

所が暗闇で、どんだけ水が入っているかもわからない、

湧いた所で、もやし一袋とビーフシチューを投入、

 

味は？暗闇では味も分からない、上手くも無く、不味くも無い

取り合えず、お腹はいっぱいだ、

空を見上げれば満天の星空、北斗七星とさそり座しか知らない

だけど、こんなに星を見たのは何十年ぶりだろうか？

 

テントに入り寝ようと思ったら暑すぎる

外に毛布をひいて、星空を見ながら寝れるなんて幸せ、

そう思ったのもつかの間、砂の上は寝苦しい、

 

3時間ぐらい空を見上げていたが、風が吹いてるので

5頭身の頭はテントに入れ、４身は外に出して寝てると寒くなり

徐々にテントの中に入って行き、最後は全身テントの中へ

まるで、ミノムシひろしである、

 

潮が満ちて来て１０ｍほどに近づくと、湿気が凄い

 

夢の中で急に思い立った！

もしかして、この海岸線からの湿気と風が、陸に向かい

高い所にぶつかって上昇気流を生み出し雲になるのではないか？

そう考えながら、寝苦しい夜を過ごした、

 

突然のブルドーザーの音で目が覚めた、

ヒーローのテントの直ぐ側の砂浜を均している

朝ご飯を作ろうと思って材料も買い込んだのにそれ処じゃない

取り合えず、テントを引っこ抜いて、移して荷物をいれ

果物で朝食をとった、

日差しが凄すぎて、何もやりたくない、

だけど、何もしなければ、何も起こらないにはなりたく無い

 

カンカン太陽の中、シーグラス探しでもするか？

暑くなり過ぎたら海に入り、また砂浜をテクテクあるく

キラキラって輝くのは、意外と新しいシーグラスなのだ

いいやつは輝かない、砂で表面が傷だらけだから見つけにくい

 

６ｋｍほど歩いて、沢山のシーグラスを見つけました、

アンティークジュエリーのようで綺麗ですよ！

水を飲みながら、お昼を食べながら、汗をかきながら

太陽と戦いながら、夕方の5時、テントをたたんで、片付けして

ミミコーチが迎えに来てくれました、

 

車の中のクーラー最高！家の中の整った環境最高！

 

自然の素晴らしさも最高だったけど、家が一番最高だって

何かに挑戦する都度思います、

 

もう一ついい事がありました

キャンプ場で知り合った、ダーツのツアープロ選手、

いろいろ話が出来て楽しかったです

さ～次は何をしようかな？