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昇格

 昨日今日はK市の事業所対抗の団体リーグ戦だった。

結果は3勝1敗で昇格を決め、来期いわゆる3部までいける。

僕がバリバリ試合出てた頃は1部か2部にいて優勝したりしてたが気づけば6まで下がっていて、やっと3まで戻すことができました。

昔からずっといる選手もいればもちろん若い選手達も出てきています。

あの人ずっとバリバリ戦ってるなって人もいるし、あの人も強かったのに年取ってだいぶテニスが落ちちゃったなって人もいる。

自分は…若い頃の10パーも出ませんでした。

チームも3勝1敗で僕自体もダブルス1で出て3勝1敗でしたが、今まではかすかにまだあるタッチとかアングルとか足元とか技っぽいのでなんとかしてきたがもう今回はなかった。

この会場で自分のテニスができたらシングルでもまず負けないと思っていたけどもう誰とやっても勝てる気がしないし、今日も昨日もサーブ、ストローク、ネット、リターンどれも全く感覚がなかった。

自分なりにはなんとかテニスに取り組もうとはしてるんだけど全然良くならない。

ラケット持って構えてても入る気がしない。
肘も痛いしラケットがめちゃくちゃ重く感じました。

家族のコロナと肘の痛みでまる3週練習しないで先週1回練習できたけどなかなか厳しいですね。

シングルもダブルスも試合は6ヶ月ぶりではやはりそれじゃって感じだけどそれにしてももう自分じゃないみたいな感じです。

今日の最後の試合は市民大会で上位入賞している若い相手で、昇格かかってるので気合いだけはいれたのですがあまりに自分がミス連発して数ゲーム落として途中真っ白になりました。あきらめず、なんでもいいから拾うしかできなくて逆転で勝ててチームも勝つことができましたが酷過ぎた。

ほんとうにフォアなんか深く狙ってサービスライン、バックは怖くてスイングスピード5分の1、ボレーは当てて捩じ込むだけ、サーブはスピンだけ。

気持ち悪くて気持ち悪くてめちゃくちゃスイング不快でもう辞めたいくらい絶望してるんだけど皮一枚繋がって耐えれてるのは、「俺はこんなもんじゃない」という勘違いかわからないプライドがあってなんとかやれてる。

人生でずっと心に残る一言というのがみんないくつかあるとは思うのですが、傷ついたこととかマイナスじゃないプラスなことは、たくさん見てきた外国のコーチに「今まで見た日本人の中で打つ事はベストだった。」と言ってもらえてなかったらもうやめてたと思う。

日本で1桁や上位の選手も教えたコーチに言われたのでリップサービスかもしれないけど諦めそうなのにギリ支えになってます。

知り合いは高校の時に「後ろ姿だけはなんかカッコいいんだよね」と好きな女子に言われて以来ずっと意識してしまうらしく、20年経ってるのに僕から見てもなんだかスタイルが良く見えて姿勢もいいのです。

記憶に残る言葉ってすごいですね。

こんなに思うようにテニスが出来ないことがほんとに予想してなくてどうしていいかわかりませんが、とにかく『練習とトレーニング、試合にで続ける』誰にでもこれしか方法はないので。

塞ぎ込みそうですがやるしかない。
諦めたくなるまで諦めません。

カテゴリー: 日記 | 投稿者けんぱ 02:01 | コメントをどうぞ