データで見る 錦織、敗因研究 全仏2017
全仏は、男子シングルスがR.ナダル対S.バブリンカ
女子がS.ハレプと若手のオスタペンコ。注目の一戦ですね。
面白かった、S.バブリンカ、A.マレー戦。
注目していた、R.ナダル、D.ティエム戦の試合経過は後でアップします。
先に気になって気になって仕方がない、
錦織圭選手、敗戦のデータをまとめておきます。
負けから学ぶことは多い のです。
そこは謙虚に学んで、
芝のシーズンに入って欲しいからです。
残念ながら、決勝に進んだA.マレーに敗れた錦織圭。
先のブログでは、メンタルの弱さを指摘 したが、
今回は僕のライフワークでもある、データ分析を紹介したい。
データはたかが数字で試合の結果だが、
グランドスラムの様な5セットになると、
数字が先か、勝負が先かのように思えて来る。
テニスの試合、勝つにしても負けるにしても、データは安定して、試合状況を示す。
しかしこの試合、錦織選手のデータが整わない。
心の乱れを示しているようだった。
特に第一セットの楽勝から。
勝負を分けた、第3セットタイブレークの0-7は
勝負の怖さを示している。
そして第4セットの、1-6もあるが、
2ndサービスのポイント獲得率の0%。
この数字の乱高下が、A.マレーの勝利を提供した形になった。
錦織圭の一人相撲。
A.マレー自身も、試合後、
「調子はそれほど良くなかった」と。語っていた。
試合後、調子不足の中で、ままあの全仏だったと、とらえている。
この差がBig4との差になっていると感じる。
同じように、心の動きも。
勝ったから笑うのか、笑うから勝ったのか。
卵が先か、ヒヨコが先か、
それを考えると、勝つ事は先にできないが、笑う事は先にできる。
そこから良い循環に持って行く、これがアスリートではないだろうか。
サービス力の検討
錦織圭選手は残念ながら体格的に、ビッグサーバーではない。
トップ10をみても、誰もが1stサ-ビスは200キロを軽く越えて来る。
1stサ-ビスのポイント獲得率は少なくとも70%。
サービス力のある選手なら80%は軽く越える。
サービスと身長の相関関係
その中でランキング上位を保っているのは立派。
錦織圭選手は、セカンドの方が強い選手。
2013年頃は、2ndサービスが弱く,
M.チャンコーチの加入で、強化した。
錦織圭選手、1stサ-ビスの確率が悪いとセットを落とすと良く言われるが、
今回の第4セット、1stサ-ビスは82%に上げたが、セットは1で落とした。
この時の1stサ-ビスのポイント獲得率は44%、
得意の2ndサービスではなんと屈辱の0%。
2ndサービスの数字は、錦織圭が優位だったが。
2ndサービスが得意な錦織圭。
しかし、A.マレーはサービス力もある。
錦織圭選手は少しリターンに頼り過ぎる傾向がある。
サービス力はポイント獲得率、70-80%の世界。
ここから下がるのは利幅が大きく上がる。厳しい。
リターンは良い選手で50%越え。
ここから上げても利幅は少ない。
グランドスラムはスラムトラッカーが便利
感謝しています。
テニスのデータをとろう
ソフトテニスで試合途中のアドバイス の有効性。
本日の御教訓 テニスはデータ勝負
試合が先か数字が先か
1:1stサ-ビスのポイント獲得率を上げる
2:安定指数を上げる
3:デュース、タイブレークの集中力
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