カテゴリー別アーカイブ: ジョコビッチ

ジョコビッチ フェデラー ライバル対決を制す したたかな戦略とは?

ウィンブルドン ジョコビッチ 連覇 強さ抜群
 大熱戦のウィンブルドン、面白かったですね。芝ならではの興奮です。
 錦織人気で、NHKの放映も便利になったし、
 ダブルスの放映は、一般プレーヤーに参考になったのではないだろうか。
ウィンブルドン2015の結果 メインドロー
 女子シングルスは
 S.ウィリアムスが若手ムルグサを破った。
 
 男子ダブルスは  ○JJ・ロジェール(4)/H・テカウ(4) vs. ●J・マレー(13)/J・ピアース(13), 7-6, 6-4, 6-4
 女子ダブルス ○M・ヒンギス(1)/S・ミルザ(1) vs. ●E・マカロバ(2)/E・ヴェスニナ(2), 5-7, 7-6, 7-5
 ミックスダブルス ○L・パエス(7)/M・ヒンギス(7), 1-6, 1-6 vs. ●A・ペヤ(5)/T・バボス(5)
 
 車椅子テニスの国枝慎吾がまさかの1回戦負け。

 世界NO1のジョコビッチ。 芝で強いフェデラー。注目のファイナル。
 攻撃力のフェデラー、サービスからの展開を、ジョコビッチがどの様に崩すかに、注目だ。
 サービスキープ率は、信じられないくらい高い。 ウィンブルドンではG.シモン戦の1ゲームしか落としていない。
 一方、相手に合わせて、試合をしながら調子を上げる、ジョコビッチ。
 この試合、最初にブレークされて、一気にレベルを上げた。
トッププレーヤー、試合の展開力が重要だ。Big4強さ

 ジョコビッチは勝利の法則 を熟知していることだ。

 去年と同じ組み合わせ。
 フルセットの大激戦で、ジョコビッチが勝っている
 
 対戦成績は、フェデラーの20勝19敗。
 まさにライバルだ

 僕の予想では3セットなら、フェデラー、長引けば、ジョコビッチ
 

 今年はドバイでフェデラーが勝っている。  
 
Nolerfscore

 ジョコビッチ ◎ 7-6(1) 6-7(10) 6-4 6-3  × フェデラー
 序盤試合時間が短く、フェデラーの展開
 少しずつラリー戦になると、ジョコビッチがカウンターを打つ。

 ジョコビッチ、たくましき精神力。持久力。
 A.マレーと激闘フルセット  

 フェデラー 芝での強さ
 

王者ジョコビッチの、芝のキングに対する戦略
 相手の得意を攻略
1:デフェンスを固める
2:流れを先につかむ
3:相手の長所を塞ぐ  ジョコビッチの強さ、体力、戦略があってこそできる技。
Sayingnolekingslaw

 セミファイナルでR.ガスケに攻め込まれながら、徐々に流れを作った のに似ている。
  
相手の得意を攻略 フェデラーの攻撃力の要、サービスとフォアに回り込み
そこでとったジョコビッチの作戦は大胆不敵。
 敢えて、Nolesercourserf

 フェデラーの
 フォアにサービス
 を打った。
 もちろん、
 バックも織り交ぜる。
  これでフェデラーは
 フォアに回り込むことが
 少なくなった。

1:デフェンスを固める
 これは攻撃力のフェデラーに対して、
 元からデフェンス力のある、ジョコビッチにはたやすい事。
 ベースライン深くにストロークを返し続けた。

2:流れを先につかむ
 先にブレークを許すも、すぐのブレークバック、これが大きかった。
 トッププレーヤーでは1ブレーク十分。特にサービス力のある、フェデラーに対しては
 タイブレークで、一気に離したのも良かった。

3:相手の長所を塞ぐ 
 R.ガスケ選手で見せた、戦い方。リスクはあるが、これで相手のモチベーションを一気に下げる事が出来る。
 第3、第4セットとフェデラーのサービスをブレークして、押し切った。、

 ロランギャロスでは、デフェンス力のナダルを完封した。

 サービス、ウィナー、アンフォーストエラーの4セットのデータ。
 試合の推移、ジョコビッチが押しているのが分かる。
Nolerfstatsser

 レシーブ、ブレークチャンスのスタッツ。
 後半フェデラーは反撃できなかった。この王者の強さ。
Nolerfstatsre

ジュニア用、テニスノート、レッスンカードのセット

ソフトテニスレッスンマニュアル ドリル選270 DVD版
 選手育成ノート
スコア、サービスのコース記録。

★☆★  アメリカハードコート シーズン ★☆★ アメリカの熱気の中へ

 ここで芝の季節は終わり、アメリカのハードコートシーズンに入る。
 錦織圭、どこで復帰脚を動かするが楽しみだ。

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カテゴリー: ATP, ウィンブルドン, ジョコビッチ, フェデラー, 勝因, 戦略 | 投稿者tsukky 11:59 | コメントは受け付けていません。

ウィンブルドン2015 前哨戦 トッププレーヤー 情報,芝,ウエア

トッププレーヤーのウィンブルドン 面白情報 強さ ファッション
 前哨戦 芝で強い選手 芝で勝つ要素Part1
 ウィンブルドンまでもう少し。
 トッププレーヤーは最後の調整に入っている。
 トッププレーヤー10プレーヤーの前哨戦での戦いぶり、調子を見てみた。
 トッププレーヤーの調整

 グランドスラムのコートサーフェイス比較
 大会前のウィンブルドン、芝がきれい。
Ws000036

 前哨戦で
 S.バブリンカがビッグサーバーのK.アンダーソンに負けました。
 R.ガスケもM.ラオニッチにサービスエースをたくさん喰らって敗戦。
 ウィンブルドンはビッグサーバーが強い

 錦織圭はビッグサーバー相手が得意なんですがs、ウィンブルドンではさすがに辛い。
 去年、錦織圭、M.ラオニッチ戦。 
 
 芝では、圧倒的に、サービス有利。
 男子では1stサ-ビスのポイント獲得率は80%を越える。
 少ないチャンスをどうサービスブレークに結び付ける方が勝敗の分かれ道になる。
 この点はブレークポイントコンバージョンが重要になる。
 ブレークポイントコンバージョン 全仏の例

 ウィンブルドンはサービスエースが多い。ギネス記録ご存知ですか? 
 
 J.イズナーの1試合、サービスエースは112本。

 試合に勝つ数字  

 トップのN.ジョコビッチはウィンブルドンまで完全休養の様子。
 その前のロランギャロスもそうだったが、ランキングのポイントも多いし、
 休養しながら、長丁場の戦いに備えている。
 少し心配なのが、D.フェレール。
 いつもなら、大きな大会にはフル出場で、試合で調子を整える選手。
 前哨戦に出ていない。体調不良か?

 芝で今強い選手は誰?  
 錦織圭は苦手の方。
 N.ジョコビッチ、R.フェデラー、A.マレーが強い。
 ダークホースでG.デミトロフ。
Nolebsslidewim

 ウィンブルドンは白のウエア、シューズ
 皆さん、白のウエア持っていますか?
 公式戦に出る方は、必ず持っていますが。
 
  テニスのファッション 
 ウエア、シューズ、カラーと白と、どちらが好きですか?
 時々白を着ると、フレッシュな気分になります。

ウィンブルドンの王者
 R.フェデラーWimrfwhite

 ウィンブルドンの
 ウエアの規定は
 厳しすぎるのではと
 少し批判。

 もう少し、
 色付きでも
 と
R.フェデラーはどちらでも似合う気がしますが。

 柔軟性のある選手が強い感じがする。
 二人の白のスライダーマン 
 N.ジョコビッチ 柔軟性が抜群  

 G.デミトロフ  
 去年も紹介している。

 そして重要なのが芝特有のフットワークだ
 

 ウィンブルドンとシューズ 

パリバス エキジビションマッチ  
 6月23日―26日 ハリングトン ロンドン、テムズ川のそばの瀟洒なテニスクラブ
 錦織圭、はT.ベルディフと対戦。良い練習になる。
 G.モンフィルズ、G.デミトロフ、M.シリッチらが出場予定。

テニス上達 マル秘練習法  家で簡単練習、3分
 ラケッティングでタッチ、フィーリングを良くしよう
 ラケットFeelingtsipnracketing

 ボールで
 遊びましょう。

 軽く当てて
 スウィートエリア
 確認
 気持ち良さを
 体感

 ボールの回転
 スライス
 トップスピン
 両方できます。
 

 ラケッティング上級者編   背面ボレーができるようになる。家で、テクニッシャンになろう。

 レッスンマニュアル、冊子版はB5ルーズリーフ2冊、290ページ。ラケッティング動画で紹介。
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「ゲイブ・ハラミロの「Making Champions 4&5」(サービス&リターン)」

★☆★  グラスコート シーズン ★☆★  ウィンブルドンの芝へ、戦術が大きく変わる。 

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カテゴリー: ATP, ウィンブルドン, エッセイ, ジョコビッチ, フェデラー | 投稿者tsukky 08:14 | コメントは受け付けていません。

芝で強い選手は誰だ? ウィンブルドン2015 データ、情報

ウィンブルドン2015 への展望  芝の特徴 誰が強いか?
 なでしこJapan、佐々木采配的中。
 前半のリードを守って、後半の猛攻に耐えました。予選通過確定です。

 芝の祭典、ウィンブルドン。
 ウィンブルドンのイメージ、花は絶対に紫陽花ですよね。

 選手の使うWimbledon2015towel

 タオル
 R.ナダルは
 必ず2枚。
 鎌倉長谷寺の紫陽花

 ウエアは白が基調です。
Wimwhitewear

 ここのシードは特別で、ランキングよりも、ウィンブルドン、芝での成績が大きく考慮される。
 ドローが出るまで、シードは分からない。

 ウィンブルドン、前哨戦情報  

 ナダル、前哨戦でファイナルに。V.トロイツキと争う。今年は必死。
 

 去年のウィンブルドン直前情報
  

 ここ1年の芝での成績を比べてみた。
 ウィンブルドンのドローの決め方があっているというか、ランキングと大きく異なるのが分かる。
 今年、生涯の勝率。
Grassstrongplayer

 芝で勝つための要素は何なのだろうか?
 確かにラリーは、他のコートサーフェイスよりも極端に少なくなる。
 攻撃型の選手が有利になっている。

 上の表をもう少し分かり易くしてみたのがこれ。
Grassstrongplayer2

 ウィンブルドン、芝の特徴
 

 ウィンブルドンで強いトップ4
 今年はここからR.ナダルが外れるのか。  
 

 芝で重要な要素フットワーク
 
 N.ジョコビッチ、滑らせ方、天才だ

Nolewimbledon2014slide

 N.ジョコビッチは納得。攻守ともに世界NO1 からだ。
 去年のウィンブルドン N.ジョコビッチ R.フェデラーを破る
 
 R.フェデラー、G.デミトロフも納得。攻撃力がある。

 その点で、R.ナダル、が出て来ないのも分かる。

 A.マレーだって、ウィンブルドンの初優勝から、オリンピックへの道のりは、芝で強かった。
 2013 A.マレーが破竹の進撃 N.ジョコビッチを破る
 

 今年も調子を上げている。

 ビッグサーバーでウィンブルドンで強い、F.ロペスは良く合っている。
 T.ベルディフが上位にいない。全仏でも勝てなかったのが気がかり。

 S.バブリンカは、N.ジョコビッチを破っての全仏優勝で自信を持って臨むだろう。
 

 A.マレー、地元、好調時のフィーリングが戻ってきた様子。

 錦織圭は、芝で余り良い成績を出していない。

 理由は二つある。
 一つは去年までの体力。
 去年は、M.ラオニッチに逆転負け
 

 一昨年までは、全仏で疲れ、ウィンブルドンまでエネルギーは残っていなかった感じがする。
 しかし少しずつ、芝に慣れているのは事実。期待しよう。
  セッピに敗れる  

 今年は、チームKeiの腕の見せ所だ

 前哨戦のハレで伸び盛りのD.ティエムと対戦する。見ものだ。

 いろいろ情報を総合すると、ウィンブルドンで勝つには、
 柔軟性
 サービスからネットプレーへの連携
 ボレーの精度  これが大きな要素になっている。

 ボレーは、芝で良く滑る。しっかりしたスライスのボレーが重要になる。
 この点は、次に詳しく紹介する。

 作戦ボード、より使いやすく進化中

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カテゴリー: ウィンブルドン, ジョコビッチ, フェデラー, 戦略, 錦織圭 | 投稿者tsukky 11:54 | コメントは受け付けていません。

バブリンカ 何故世界NO1、ジョコビッチに勝てたか? 

バブリンカ 持ち前の攻撃力 攻め続ける気力
 全仏、男子シングルスファイナル。壮絶な打ち合いだった。
 デフェンシブになりやすい、クレーコートの戦い。
 それを打ち破るかのような、S.バブリンカの攻撃力。
 元から守備の上手い、N.ジョコビッチをさらに下がらせた。
 そのまま守備にまわらせた。この大胆な攻撃な功を奏した。
 ここ数年、ロランギャロの戦い方が変わってきている。
 2011年ころの全仏 R.ナダル、 R.フェデラー、全盛期。

 今年の全仏、錦織圭に見る、ストローク力

 グランドスラムの優勝は大きい。S.バブリンカは一気に4位。
 R.ナダルは10位に後退。錦織圭は5位のまま。
 ATPランキング
 Race to Londonでは一気に3位に入っている。

 たらればはないけれど、錦織圭にはベスト4には入って欲しかった

 きびしいATP ツアーなのだ
 ATPのニュース 試合の内容を見事に語っている
 S.バブリンカのブレインゲームで紹介されていた。
 いかにしてS.バブリンカがN.ジョコビッチから勝利をもぎ取ったか。
 世界NO1に対して、S.バブリンカは挑む訳だから、当然、捨て身の作戦となる。

 この大会、N.ジョコビッチには重要な大会だった。

 生涯グランドスラムがかかっていた、去年と同様。
 

 肉を切らせて、骨を断つ、
 良く言えば攻撃的、悪く言えば、ハイリスク、ハイリターンのギャンブル要素が強かった。
 それがこの試合見事に当てはまった感じがする。
 トップの選手には安全策は通用しない。

 T.ロブレドがR.フェデラーを破った時
 
 

 第1セットを、競りながらN.ジョコビッチが取り、そこから守りに入ってしまった。
 1セットダウンで、もう後がない、S.バブリンカ、より攻撃的に。
 これが功を奏した。

二人のプレースタイルをまとめてみた S.バブリンカ対N.ジョコビッチ
 パワー      対  安定性
 ダウンザライン 対  クロス
 オフェンス   対  デフェンス
 前進性     対  守備

Swnole

 N.ジョコビッチはもう少し、臨機応変に対応するタイプだが、デフェンスにまわり過ぎたきらいがある。そこをS.バブリンカの攻撃にさらされた。

 全仏の決勝まで、N.ジョコビッチのベースラインでのポイント獲得率が56%だったのを、
 S.バブリンカ戦では44%まで下げた。
 ストローク戦で打ち勝った。

Wawrinkabsftrg1

 相手の攻撃からカウンターを狙う、N.ジョコビッチ。
Djokovicbscross

 特に必殺のクロスカウンター
 二人とも、ラリーはトップスピン重視だが、攻めるボールは高い打点で、フラット気味に打つ。
 だから攻撃のテンポがいきなり速くなる。

 それでも二人は、良く食いつき、ラリーがつながる。
 ウィナーはさらに早いタイミングで高い打点で、よりコーナーを突く。

 S.バブリンカのコーチ、M.ノーマンの言葉。
 「スタンが勝てたのは、世界NO1,よりもパワーがあったから」と。

 M.ノーマンと言えば、Wawrinkakuertenrg

 今回の男子シングルスの
 プレゼンター、
 ブラジルの
 G.クエルテンと
 2000年に
 全仏のファイナルを争っている。 
 これも奇遇。

Fsheavytopspinkuerten

 屈指のストローカー、クエルテンの打ち方。
 ナダルの元祖、グリグリのトップスピン

 S.バブリンカ、見事な片手打ち、バックハンド。最高の見本だ。
 テニスの基本を身に付ける、レッスンカード
 バックハンドマスター

トップスピンマスター 
スライスマスターカード
 トップスピン、スライスセット

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勝敗を分けた、第1、第2セットのスタッツ比較
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カテゴリー: ATP, エッセイ, クレーコート, ジョコビッチ, ストローク, バブリンカ, 全仏, 戦略 | 投稿者tsukky 07:51 | コメントは受け付けていません。

バブリンカ 強打でジョコビッチ破る 全仏2015 ファイナル

全仏2015 ファイナル N.ジョコビッチ バブリンカの攻撃力に屈する。
 終始一貫して攻め続けた、S.バブリンカ。
 自身、グランドスラム2勝目。ランキングも一気に4位に上がった。

 6-4, 4-6, 6-3, 6-4
Swnolescore_2

 N.ジョコビッチはゾーンを上げ下げして、攻撃、防御のリズムを作る。
 最初は下がり、デフェンス、チャンスで前に入る。
 この作戦も徹底していた。
 テニスは、テニスコートを目いっぱい使ったゾーンの戦いなのだ。
 テニスコートのゾーン、マネージメント システム5
 

 対戦前の予想 長い対戦ではN.ジョコビッチだが、ここ最近ではイーブン
 

 攻撃力のS.バブリンカ、デフェンス力のN.ジョコビッチ。
 N.ジョコビッチが丁寧に守り過ぎたのかもしれない。

 N.ジョコビッチのデフェンス力とS.バブリンカの攻撃力。
 静かな展開から、打つ動くかに注目だ。
 最初の攻防は1stサ-ビスとリターン。
 S.バブリンカが1stサ-ビスでは圧倒する。

 2ndサービス、N.ジョコビッチがキックサービスで盛り返す。
 問題は、お互いにリターンの思い切りが良いので、サービスの次の構えが重要になる。

 ラリーの展開、N.ジョコビッチは下がり気味に、守る。
 S.バブリンカが前に入る。
 しかしN.ジョコビッチのボール、丁寧に深く打つ。S.バブリンカが下がる。
 するとN.ジョコビッチは前に詰める。守備から、攻撃への切り替えだ。
 これを往復2秒の激しいラリーの中でするのだから、超ハイレベル。

 途中で、攻撃のギアを上げたが、S.バブリンカは、しっかりゾーンに入っていた。
 攻撃の手を緩めなかった。
Sayswmytennisattack

 コーチの存在の大きさ。
 S.バブリンカのコーチはG.ノーマン
 彼についてから、Wawrinkanormanrg

 S.バブリンカは戦略的、
 テニスを身に付けた。
 攻めるだけでなく、
 展開を身に付けた。
 そして何よりも
 大きかったのが、
 ショートテンパーで
 切れやすかったのを、
 冷静に戦えるようにしてくれたこと。

 攻撃力の選手は得てして、切れやすいものだ。
 彼の指導の元、G.デミトロフ、R.ソダリングと注目の選手が多い。
 R.フェデラーは、全く違うけれど。禅から学んだ。
 
 メンタル.タフネス、錦織圭に今一番必要な要素だ

 テニスは心.技.体のバランスが重要なスポーツ。
 心の上に、身体能力、技がある。

 心Saymtpdancer5

 体
 技

 感情
 コントロールが難しい。

 それらを活かすのが戦術、戦略だ。

 15回のブレークチャンスで4回破った。
 15回もつれたという事は、N.ジョコビッチが相当ナーバスになっていた証拠。
 グランドスラムを意識したのかもしれない。

 S.バブリンカのウィナー 60本をN.ジョコビッチから奪うのは至難の技。
 11本は、バックのワイド。
 9本のエースも大きい。

 ミスを恐れず、攻め続ける、これは難しい事。

 S.バブリンカの武器 バックハンドが注目されるけれど.

 実は、フォアハンドはもっと凄い。
 ビッグフォアマン、J.W.ツォンガに打ち勝った
  ウィナーを量産する、フォアハンド。トッププレーヤー、ほとんどの選手、フォアハンドが武器。
 フォアは強くて当たり前、
 そこにバックも強ければの話だ。

 アンフォーストエラーを減らし、デフェンス力での勝負に出た、N.ジョコビッチ。
第1セットはS.バブリンカのミスを誘い、守り勝ち。

第2セット S.バブリンカは、ミスを恐れず、攻撃。
 N.ジョコビッチはドロップショットで交わすが、S.バブリンカは自分のテニスを貫く。

 N.ジョコビッチのデフェンス力。A.マレー戦
 

 スタニラス、.バブリンカ、終始一貫攻めのテニス。だからスタンガン。
 S.バブリンカは何回もブレークチャンスを迎えるが、N.ジョコビッチに守りきられる。
 しかし、4-5から、ブレークに成功。

第3セット
 1stサ-ビスの確率を上げ、しかもポイント獲得率が高い。
 21本の内、19本。相手がN.ジョコビッチだからなおさらだ。

第4セット
 いきなりN.ジョコビッチがブレークされる。
 大きなハンディとなる。
 そして0-3と大きくリードを許す。
 しかしここから頑張り、3-3まで持って来る。
 流れが変わるか?
 しかしサービスゲーム0-40から復活できずに、ブレークを許す。

N.ジョコビッチはクリーンな選手。
 第1セット、サイドアウトのコールに対して、自分から相手のウィナーを認める、潔さ。
 この点は、若者も見習って欲しい。

 しかし第2セット、自分のミスに腹を立てて、ラケットを折った。
 N.ジョコビッチは、Nolebrokeracket

 比較的、
 感情を出す
 タイプ。
 しかし、
 自分の愛すべき、
 信頼すべきラケットを
 傷つけるのはまずい。
 ミスは、自分の心の中で整理して、次に進むべきだ。
 ラケットを折ると負ける法則、これを知っていたのだろうか。

本日の御教訓 自分のテニスに徹する
攻撃力を活かす
1:サービスとその次
2:ミスを恐れない
3:チャンスはネット
  これはS.バブリンカ、選手用。
 一般プレーヤーの方は、ミスを恐れて、デフェンス力を強化してください。
 でも、思い切り良く振り抜く事。
 ミスしたら、忘れて次,これが大きな違いです。

 勝利の法則シングルス

 勝利の法則ダブルス

対戦スタッツ
Swnolestatsrg

 これでN.ジョコビッチの生涯グランドスラムは持ちこされた。
 今年のロランギャロス、二つの翁記録、N.ジョコビッチのグランドスラムは順延、
 R.ナダルの、クレーコートの勝率は一つ減らした。
 この二人が偉大であることに変わりはない。

 そしてここから舞台は、ドーバー海峡を渡り、イングランド、
 芝へと向かう。
 トッププレーヤーは、気持ち、戦術の切り替えに忙しい。
 

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カテゴリー: ATP, エッセイ, クレーコート, シングルス, ジョコビッチ, ストローク, テクニック, バブリンカ, 全仏, 勝因 | 投稿者tsukky 09:13 | コメントは受け付けていません。

ジョコビッチ 今年のベストマッチで マレー フルセット勝ち 全仏2015

全仏Semi-Final、大死闘。前日では、N.ジョコビッチの楽勝かと思われた。
 そこから、粘る粘る、A.マレー。確かに強くなった。
 僕の感じでは今年のベストマッチ。特に第3セット、翌日からの試合は最高。
両者に勝たせたかった。
N.ジョコビッチ 二日間の接戦を制する
 データ分析で試合の流れを解説。
試合の展開予想  

 テニスとデータ、グランドスラムのスラムトラッカー
 

 データから見える 勝利の法則
 
Noleamscore

 N.ジョコビッチが語った。
 「二日間の試合、コートコンディショニングが微妙に変わった。
 前日はコートが速かったが、翌日はスローになった。
 その微妙なずれで、A.マレーが調子を戻した。
 長い試合だったから、太陽の位置も変わったしね。
 いずれにしても、A.マレーは諦めないファイターだ。尊敬に値する」と。

 一方のA.マレー。「2セットダウンから、順延になって気持ちを切り替える事が出来た。
 イイ感じでのバックのショットが読めたしね。
 ミスしたのは5セット目の最初のサービスゲーム、少しルーズな気分で試合に入ってしまった。
 そこからのバックのボールが本当に、正確に深く来た。
 出るにも前に出れなかった。」

 試合中、ポイントが終わることに肩で息をする、A.マレー、ポーズなのかもしれないが、
 一方のN.ジョコビッチ、集中力のある眼で、息の乱れも見せていない。

 N.ジョコビッチ、A.マレーのロングラリーマッチ

Noleam

 各セットごとのデータと、どちらがセットを取ったかで検証したい。

 データから見える試合の内容
1:1stサ-ビスの確率  結論、 余り関係ががない。
 確率が良くて、取れたセットは、第2セットのたったの一回。
 ただしこれは、1stサ-ビスのポイント獲得率が高いトッププレーヤーだから言える事。
 一般プレーヤーには、1stサ-ビスを入れる これは重要だ。
Noleam1st

2:サービスのポイント獲得率
 明らかに1stサ-ビスのポイント獲得率がセットを左右している。
 2ndサービスは、次の要因だ。
 安定性のある選手は、1stサ-ビスのポイント獲得率が悪いと、
 2ndサービスでしっかりフォローできる。
Noleamser

 
 好調時のR.ナダル
 勝つ時の錦織圭がその例だ

3:ウィナーとアンフォーストエラーの関係
 ウィナーは派手。格好いい。
 しかしデータからは、アンフォーストエラーの少なさがセットを取る要因とはっきり出た。

 もう少し深く掘り下げると、ウィナーとアンフォーストエラーのバランス。
 ウィナーからアンフォーストエラーを引いた、安定指数で相手よりも上回っている事。
 できたらプラスの数字が良い。

 必勝アイデア、凡ミスを減らせ。
 少し前のN.ジョコビッチ、A.マレー戦から
 

4;レシーブとブレーク、これが最重要
Noleamrebreak

5:ネットアプローチ
 N.ジョコビッチが凄い思うのは、プレーの積極性。
 自分から展開を作る。
 ネットプレーにも積極的に出る。サーブ&ボレーも出す。
 相手への意外生もあるだろうけれど、明らかに、相手へのプレッシャーとなる。
Noleamnetap

 リターンする立場として、ステイしてくれていれば、リターンにプレッシャーは少ない。
 でもサーブ&ボレーに出ると仮定したら、沈める、ショートクロス、ダウンザライン、
 リターンのコースを考えなくてはいけない。
 この考える要素がミスにつながる。

 その点、第4セット、A.マレーはネットプレーを交えて、ポイントを重ねた。
 ネットプレーには流れを引き寄せる、変える力がある。

 R.フェデラーにはネットプレーが生命線

 第1、第4セット、A.マレーは一度もネットプレーに出なかった。この差は大きい。

 今年の全仏のファイナルは、N.ジョコビッチ対S.バブリンカ。
 これも面白い。

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カテゴリー: エッセイ, クレーコート, シングルス, ジョコビッチ, マレー, 全仏, 勝因, 戦略 | 投稿者tsukky 12:33 | コメントは受け付けていません。

ジョコビッチ ナダル攻略 戦略 ボレーの上手さ 全仏2015ベスト8

ジョコビッチ 事実上のファイナル、ナダル戦、制する
 ジョコビッチ、ナダル、
 ロランギャロスで見慣れた決勝戦の入場。
 しかし今回は、なんとベスト8での対決。
 全仏のドロー
 R.ナダルの今年前半の不調がが響いている。
 
ナダルと、上位のランキング  

 今大会、注目は、ナダル、ジョコビッチの偉大な記録への挑戦でもある。
 これだけでも、大きなプレッシャーになる。

Nolerafascore

 クレーコートキング、ナダルが、どこまで勝率を伸ばすか?
 二人のロランギャロス、新しい再インストールの展開が見られた、それは。
 ネットプレー。
 クレーコートではストロークのラリーが増える。
 サービス、ボレーでは決めきれないからだ。それが常識。
 しかし今回この二人、積極的にネットプレーに出た。

 リスクを冒してのギャンブルとも見えるが。
 ボレーの魅力も見えた。
 それを教えてくれたのは、R.フェデラーのネットプレーだろう。

 試合勝利の法則基本編 

 ジョコビッチのボレー、科学的動き 
Nolevosliderg

 スライドさせる、クレーコート。
 スライスの回転、見事なマッチングだ。
 しかもアングル、ドロップボレー。

 ドライブボレーが主流だが、ボレーの基本はスライス。

 ボレーマスター
 
 ジョコビッチのグランドスラムのチャレンジがある。
 

試合は動いていった。
 ジョコビッチ ◎ 7-5 6-3 6-1 × ナダル
 ナダルとの試合で、楽なポイントは一つもない。と語った。
 二人の試合は、パターンが見える。
 ジョコビッチ、早い段階で、ナダルの跳ねるサービスを叩く。
 バックのダウンザラインが勝負。

 ビッグ4の強さと個性
 
Nolerafastats

 一方のナダルは、1stサ-ビスの確率を高くして、ワイドに揺さぶり、
 オープンコートウィナー。
 相手を前のおびき寄せ、パッシングショット。
 ナダルのオープンコート攻撃 
  トップスピンマスター 

 ジョコビッチToptspimhiimppoint

 ストローク
 エッグボール
 対応の
 高い打点

 少し前まではナダルのエッグボールが効いた。
 しかし最近は、ジョコビッチが、高い打点で、ナダルを叩くことが増えてきた。
 この頃から対戦が有利になって来た
 

 きっかけはこの試合。意外な戦略だった。しかしジョコビッチだけができる勇気。
 それは?
 

この二人の試合、簡単なものは一つもなかった。
 しかし今回は、ジョコビッチが完全ナダルを抑え込んだ。
 試合のスタッツが物語る。
 1stサ-ビスの確率
 1stサ-ビスのポイント獲得率
 ブレークポイントコンバージョン
 リターン、ポイント獲得率
 ネットプレーの確率

 ストローク上達の基本3要素
 
 
 ナダルのストローク戦 特徴 

 戦略的なジョコビッチ
 

 ナダルをシャッタアウト。
 言わずと知れた、ナダルはクレーキング、特にロランギャロスの王者。
 ここ10年で、何と70勝1敗、今回、敗れて、2敗になったが、
 これは前人未踏の記録。

 クレーコートの勝率 ジョコビッチ、ナダル、錦織圭、A.マレー
 

 そのナダルを、圧倒した。 第一セットは7-5 と競ったが、第2セット、第3セットと、
 ぐんぐん引き離していく。

 今年のジョコビッチの強さの真骨頂。
 試合をしながら、さらに強くなる、この男の強さ、桁違い。

 ナダルとの対戦記録もジョコビッチの21勝、23敗と迫って来た。

 3年前の連勝記録を彷彿させる。
 2011 ビッグ4の連勝記録比較
 どこでも勝つ、ジョコビッチ
 芝のR.フェデラー
 クレーコートのナダル
    

 二人はライバルの歴史でもある。
 と言うか3人がライバル。ジョコビッチ、ナダル、R.フェデラー
 この3人が、現代のテニスを引っ張て来た。

 勝利の法則シングルス
J.W.ツォンガ 錦織圭 ハイライト動画

 これでジョコビッチは、D.フェレールを下した、A.マレーと対決する。

 もう一方の準決勝は
 錦織圭を下した、J.W.ツォンガとR.フェデラーを破ったS.バブリンカ。
 
 これも目が離せない。

 作戦ボードの詳しい内容は

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この写真は付属品の全てを紹介しています。マグネット、イレーサー、マーカーは1セットです。

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カテゴリー: ATP, エッセイ, クレーコート, ジョコビッチ, テクニック, ナダル, ボレー, 全仏, 勝因, 戦略 | 投稿者tsukky 07:42 | コメントは受け付けていません。

ロランギャロ トップ4揃い勝ち進む ジョコビッチ フェデラー

ロランギャロス2015 Big4 揃踏み
 面白い事に、昨日はBig4が全員出場、勝ち上がった。
 これは久しぶり。
 面白い事に、どのセットも差をつけて勝ち抜けている。
 競ったセットは少ない。
 1ブレークは大きいが、クレーコートの5セットマッチ。
 1チャンスを逃さない、集中力が必要なのだろう。

big4って 言わずと知れた、男子シングルストップを占め続けている、4人
 N.ジョコビッチ、R.フェデラー、A.マレー、R.ナダルの4人。

   ナダルと全仏の歴史

Big4の戦いから学ぶ 勝利の法則
 勝利には何が必要か
 1:ブレーク数で相手を上回る事
  ブレークされたら、ブレークバック、
  試合で重要なブレーク数。
  錦織圭はブレーク合戦に気をつけたい。

 2:安定指数
 攻撃すればミスも出る、
 攻撃型の選手はウィナーを多く、ミスは恐れない
 守備型の選手はミスを抑え、無理なウィナーは狙わない。

 3:流れに乗る
 クレーコートの5セットマッチ、厳しい。
 1ブレークしたら、その流れで、
 1ブレークされたら、序盤なら、次のセットにの考え方も必要。
 しかしこれはトッププレーヤーの5セットマッチ、グランドスラムの世界。
 一般プレーヤーの方は、先行逃げ切りですよ。

 勝利の法則シングルス

 さすがに、1stサ-ビスでポイント獲得率は80%までは上がっていない。
 その分、2ndサービスで、60%近くのポイント獲得率がないと、
 キープは難しい。
 どんなに良い2ndサービスでも、リターン側が思い切って狙ってくるからだ。
 クレーコートの2ndサービスの勝負、サービス対リターン、迫力がある。
 リターンをどの位ベースラインに入って打ってるかが勝負だ。

 下のシードにいる、R.フェデラーの試合が前日の日没サスペンデッドで、
 第3セットから、試合に入ったからだ。

 第1シード N.ジョコビッチ◎ vs R.ガスケ  6-1, 6-2, 6-3
Nolergstats

 次の対戦は、R.ナダル ロランギャロスで6度敗れている。
 今年も、グランドスラムを狙う、チャンス。
 しかも、世紀の年間グランドスラムを狙える好調さ。
 去年もそうだった。 

 N.ジョコビッチは、R.ナダルに 20-23と負け越しているが、並びつつある。
Nolebest8

 第2シード R.フェデラー◎ vs G.モンフィルズ(13)   6-3, 4-6, 6-4, 6-1
Rfgmstats

 二人の天才
 オーソドックスな天才、R.フェデラー。
 スライスタッチで7色の変化を出す
Rfbest8

 

 奇想天外な、G.モンフィルズ
 可愛そうに、G.モンフィルズは連戦で、体調不良。
 途中で、ドクターを呼ぶシーンもあった。
 G.モンフィルズは、「体調が良くても、R.フェデラーと試合するのは大変な事」。
 一方、R.フェデラーは「ガエルとの試合は、やったものでなくては分からない、何を打って来るか、気を抜けないんだ」と、
 次の対戦は、やっと調子を上げてきた、同じスイスのS.バブリンカ。
 16勝2敗と勝ち越しているが。
 トップ中のトップ、屈指のバックハンド、片手打ちの競演は見ものだ。

 両手打ちのバックハンドなら、NO1N.ジョコビッチ、NO2.錦織圭の評価が上がっている。
 錦織圭はキラーバックハンドと。
 

 第3シード A.マレー◎ J.シャーディ     6-4, 3-6, 6-3, 6-2
Murrayjsstats

 このところマレー絶好調。クレーコートの戦い方をしっかり身に付けた感じがする。
 スライドの仕方。
 そして何といっても、今までの守備型から、速い攻撃に作戦を変更したことが大きい。
 それは45本のウィナーを奪ったことからも良く分かる。
Murraybest8

 次の相手は、クレーコートでは厄介な、D.フェレール。
 9勝6敗と勝ち越しているが、クレーコートでは勝っていない。
 A.マレーのクレーコートの強さの真価が問われる。
 A.マレー、錦織圭を破る、マドリッド  
 
 第6シード R.ナダル◎ J.ソック  6-3, 6-1, 5-7, 6-2
Nadalsockstats

 ロランギャロスでR.ナダルが第1シードではない。これだけでも不思議だが。
 ナダル自身が、ストローク、特にフォアハンドで苦悩している。
 ブレーク合戦、4ブレークのJ.ソックを9ブレークのR.ナダルがかわした感じ。
 復調中のナダル 
Nadalbest8

 

 僕にはサービス力が落ちているのも気になる。
 1stサ-ビスのポイント獲得率が上がって来ない。
 ナダルがロランギャロスで強い訳
 後半ほどナダルは強くなる。その理由は?
 

 2014 全仏 ファイナル 力でN.ジョコビッチをねじ伏せる
 ウィナー炸裂  

Big4の戦いから学ぶ 勝利の法則
勝には何が必要かSaylearnbig4

 1:ブレーク数
 2:安定指数
 3:流れに乗る

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 この写真は、お客様の注文で制作した、マグネット作戦ボード。
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カテゴリー: ATP, エッセイ, クレーコート, ジョコビッチ, ナダル, フェデラー, マレー, 勝因, 戦略 | 投稿者tsukky 09:03 | コメントは受け付けていません。

全仏 ナダルの歴史 ビッグ4の死闘 ジョコビッチの挑戦

ナダル ジョコビッチ全仏で偉業を目指す。
N.ジョコビッチ 連勝を伸ばす。
 今年の見どころ。
 N.ジョコビッチ、R.ナダル、そして錦織圭だろう。
 N.ジョコビッチは生涯グランドスラムがかかる。
 R.ナダルは前人未到のロランギャロスで10勝目。
 ここ最近、勝っているのは、R.ナダル、R.フェデラーの二人だけ

 ランキング逆転状態、錦織圭にチャンスあり。

全仏2015 主なシード選手の試合結果。
 いつもはハプニングが起きるが。
 第10シードG.デミトロフが敗れた。

○N・ジョコビッチ(1) vs. ●J・ニエミネン, 6-2, 7-5, 6-2
○R・フェデラー(2) vs. ●A・ファリャ, 6-3, 6-3, 6-4
○錦織圭(5) vs. ●P・H・マチュー, 6-3, 7-5, 6-1
○T・ベルディヒ(4) vs. ●西岡良仁, 6-0, 7-5, 6-3
○A・マレー(3) vs. ●Facundo Arguello, 6-3, 6-3, 6-1
○R・ナダル(6) vs. ●Quentin Halys, 6-3, 6-3, 6-4

シードダウン
●G・ディミトロフ(10) vs. ○J・ソック, 6-7, 2-6, 3-6
 N.ジョコビッチ Y.ニエミネン
 Y.ニエミネンも第2セット頑張った。5-3とリードしてあわやブレークまで行ったが、
 そこから強いのがN.ジョコビッチ。25ポイントの内の20ポイントをとってセットを奪う。

 これで今年の勝率、クレーコートでの連勝も伸ばした
Nolecunterroma

 一方、クレーキングのナダル。
 このシューズ、ロランギャロス9勝の証明。前人未到の10勝目を目指す。
  こんな選手、過去に居ない。
ここ10年で、R.ナダルの9勝、Rgwinner

R.フェデラーが1勝。
 2014 N.ジョコビッチを破る
 2013 D.フェレールを破る
 2012 N.ジョコビッチを破る、
N.ジョコビッチ戦の連敗を7で止めた。
 2011 R.フェデラーを破る  
 この時R.ナダルはR.ソダリングにまさかの敗戦

 このお蔭で優勝したR.フェデラーはグランドスラム達成
 

 2010 R.ソダリングを破る R.フェデラー1位から陥落。ナダルが1位に

 普通でも強いけれど、クレーコートではダントツ、
 特に赤土のロランギャロスではめっぽう強い。
 その理由は

 しかし今年はこのクレーキングに少し異変が、
 通常、R.ナダルはロランギャロスに入る時は、クレーコート連勝で入る。
 2014  イタリアではN.ジョコビッチに敗れはしたが、ロランギャロスでは優勝。
  

2013 破竹の快進撃  

 しかし今年は、少し様子が違う。
Nadalhalysscore

 フランスの若手18歳のアリス、失うものがないアリスの怒涛のハードヒットに、
 アンフォーストエラーを連発した。
Nadalhalysstats

 しかし随所で、サービスからフォアに回り込み、
 ナダルの戦略  
 サービスの次 フォアで決めに入る

相手にNadalfsrev

逆クロスを見せて、
ダウンザライン、

オープンコートを
作ってから、
ウィナーを決める
パターンは定番。
これぞR.ナダルを
見せてくれた。

 R.ナダルは比較的、オープンコートを狙う選手。
 無理なギャンブルはしない。

R.ナダルの代名詞 フォアハンド
 強烈なトップスピンのエッグボール  

 フォアに回り込む  

 プロペラスウィング 
Nadalpprg

 ダブルクイックサーキュラースウィング 動画で見よう
  

 R.ナダル、少しずつ、復活の兆しがある。
 ロランギャロスの王者は渡さない、そんな意気込みが見える。

 対照的に、狭い所を狙うのが、R.フェデラー。
 まあクレーコートのサーブ&ボレーは、一種のギャンブル
 

 R.フェデラー、華麗な攻撃、たたみかけるネットプレー。健在。
 

 A.マレー、クレーコートの連勝で、疲れ過ぎ、イタリアで棄権、休養。
 トッププレーヤーと言えどもモチベーションは大事。
 無理して戦っても怪我をするだけ。

 T.ベルディフは日本の西岡に少し手を焼いた が、安定性抜群。とりこぼしをしないだろう。
 

 全仏シードとドロー1

 全仏シードとドロー2 

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フレンチ2015 ドロー ジョコビッチ 錦織は第5シード 初戦は>

ロランギャロス2015 ドロー発表 強豪ひしめく 錦織は第5シード
 グランドスラム、全豪から、クレーコートの総集編全仏に移った。
 クレーコート、これがまた難しい、コートサーフェイス、
 対応力が試されます。

クレーコート勝利の法則 3種の神器

  スライド能力
 

  フットワーク
 

  予測の良さですね。
  

 クレーコートの長さ、ショートクロスの角度、どんなイメージを持ちましたか?
 テニスコートの正しい比率

 クレーコートでも、ここ全仏は、赤土と呼ばれる、レッドクレー。
 後半になるほど、R.ナダルは強くなる、その理由は? 答えは一番下に。

 やっと全仏オープンテニスのドローがでた。
 男子シングルス
 第1シード N.ジョコビッチ Rg2015towlel

 第2シード R.フェデラー
 第3シード A.マレー
 第4シード T.ベルディフ
 第5シード 錦織圭
 第6シード R.ナダル
 第7シード S.バブリンカ
 第8シード S.バブリンカ

 グランドスラムのドロートップ4から、R.ナダルが消えた。
 これは一つの事件と言えるだろう。
 前哨戦、イタリア国際 N.ジョコビッチの圧倒的強さ、フェデラー脱帽

 ビッグ4の最近の強さ 錦織圭 

 この結果 N.ジョコビッチの山にはR.ナダルがいいる。
 そのまま行けば、クオーターファイナルで激突する。

 錦織圭はフランスの超ベテラン、P.H.マチューと当る。
 ダブルスも上手いオールラウンドの選手。33歳
 1勝1敗 だが、余裕だろう。
Keiphmstp

 2012モンテカルロで当たりストレート勝ち。
 2009 ブリスベーンでは敗れている。
 二人の試合スタッツ サービス、レシーブで錦織圭が圧倒している。
 

 錦織圭の山は、錦織選手にとって恵まれている、油断は決して良くないが。
 第4シードのT.ベルディフの前に、
 F.ベルダスコ、
 F.ロペス
 J.W.ツォンガ、と比較的相性の良いプレーヤーが多いからだ。

 2014全仏 試合前の予測
 
 ナダルの調子次第となる。

優勝候補、今年は断トツでN.ジョコビッチ
Noledropshot

 次がA.マレー  クレーコートで絶好調
 イタリア国際で、ナダルを破っている
 攻撃力が飛躍的なアップ。錦織戦イタリアから  

 そしてR.フェデラー クレーコートのサーブ&ボレー、見たいですね。
サーブ&ボレーはダブルスに出る、一般プレーヤーに是非お勧めの技術
 サービスに頼らずRfnetplay

 サービス
 次のファーストボレー
 そして
 仕上げの
 2ndボレー

 ここまでを
 一連の流れで
 捉えよう。

 上達のコツはスプリットステップです。

 気持ちが強くなれば、錦織圭にも大きなチャンスがある。
Ws000003

 試合が経過するごとに、硬くなるクレーコート、それが赤土。
 弾んでくるボール、高い打点で叩けるかが勝負。

 wowow 男子シングルスドロー 

 女子シングルスドロー
 

クレーコートのダブルス、参考になる点が多い。
 男子ダブルスのブライアン.ブラザーズ、調子も気になる
 

 女子ダブルスM.ヒンギス、S.ミルザ組
 
 レベル別ドリルが豊富なレッスンマニュアル ドリル270
 

 20ページほどの小冊子 ダブルス、フォーメーションブック
 メンタル.タフネス 心の鍛え方、冊子、どちらかプレゼント。

 正統派のテニスを目指そう。テニス、マニフェスト

   レッスンマニュアル、冊子版はB5ルーズリーフ2冊、290ページの大作です。
 NHKでも紹介されたスパニッシュX ドリル、 ダブルスでの活用法も紹介しています。

NHK 奇跡のコーチテニス編 スペインの指導 

Bmspanishxs

レッスンマニュアル ドリル選270 冊子版
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錦織圭を育てた ゲーブハラミロ最新ストローク上達法

 レッドクレーでR.ナダルが強い理由。
 クレーコートは一般的に、ハードコートと比べて,コートサーフェイスがソフトで、柔らかい。
 表面は土、ボールの摩擦が軽減されるので、ボールは滑る。
 しかし、レッドクレーはブロックを砕いて作った土。
 試合経過とともに、コートが踏みしめられ、硬くなる。
 試合後1週間もすると、ハードコート的な弾みになる。
 ここでR.ナダルのエッグボールが活きて来る。
 エッグボールの弾道

★☆★   クレーコート シーズン  ★☆★  

 ATP 男子プロテニス公式サイト 

 WTA 女子プロテニス公式サイト

 ロランギャロスの公式サイト リニューアルで、見にくくなった。
 まだ慣れていないせいだろうけれど、見方を今度お伝えしたい。
 スラムトラッカーが面白い。僕の情報源。

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