タグ別アーカイブ: シングルス

添田 勝利のストローク トップスピンの対処 デビスカップ,ブラジル戦

添田豪の壮絶な試合 トップスピン対抗する高い打点のカウンター
 添田豪選手、なぜかいつも競る。
 ダニエル,太郎もそうだけれど。
 デビスカップは国別対抗の総力戦。
 テニス以外の力も重要だ。
 ホームが有利なのはサッカーも同じ。
 サポーターの応援が大きい。
デビスカップブラジル戦 総論 

 杉田祐一の先勝の意味
 

 添田豪、大激闘の背景  
Dcupall

ラバー2 日本◎  ×ブラジル
 この試合、グリングリンのトップスピンに対する、
 高い打点のストロークのラリー戦。
 改めてストロークの打ち方を見直すのに良い機会だったので、
 添田豪のストローク、トップスピンのストロークを見直してみましょう。

添田豪◎ 3-6,6-4,6-4,6-7(1),6-4 ×T.モンティロ
Score

 相手は来日ブラジルチームではNO1のT.モンティロ。
 サースポーの23歳。ナダルばりのフットワーク、トップスピンが売りの選手。
 解説の松岡修造が話していたが、
 「相手は攻撃力はそれほどないが、
 粘り、しつこい選手。」
 「添田豪の高い打点のシャープなストロークが必要。
 松岡修造の解説は凄い的確。
 守り入ったら勝てない。
 添田豪の良い処は、ベースラインに入って、角度をつけて攻める展開を早くする事。
 ミスを恐れず、攻める必要がある。」
 この解説、非常に分かりやすくて、参考になる。

 ストローク対決 超回転対、高い打点。
ブラジルのNO1、T.モンティロ。23歳の若さ、
 コートカバー力もある。
 トップスピナー、改めてこのタイプの選手には打たせてはいけないと痛感した。
 最初は緊張感からか、振り抜きが悪かった。
 だからボールが浅くなる。
 浅くなれば攻められてしまう。
 添田豪のボールに慣れ始めたら、大きく振り抜く。
 左右に振られてもフットワークを活かして、リズムをつかむ。
 大きく声を出しながら、ガツンガツンスピンをかける。
 トップスピンの極例エッグボール

 トップスピンが良く効いているので、
 ベースライン付近でボールがすとんと落ちて,伸び、弾む。
 特にバック側に来たボールは肩口以上で、押し返すのが大変だ。
Topsiner

 テニス、デビスカップの5セットマッチは
 心と体の持久力が必要

 この二人の打ち合いを見て、
 改めて、トップスピンのボールのつなげる時の有利さを見た。
 相手を外に追い出すことが出来る。

 添田豪がいつトップスピンの弾みに慣れて、
 高い打点で打ち返すことが出来るかだ。
Hhtopspin

 エッグボールを打ち返す。N.ジョコビッチ
Novacnadalrallyline

 

 T.モンティロのトップスピン、誰に似ているかと思ったが、
 それは西岡良仁。
 西岡良仁のトップスピン 
Fsswing

 
 また、そのトップスピンを決め返すには、高い打点、早い攻めが必要な事を。
 添田豪が決める時は、ベースラインに入って、
 T.モンティロが間に合わないタイミングで射貫く必要があった。

 エッグボールに対抗するG.デミトロフ
 

 添田豪も慣れて来る、少しでも浅くなれば、前に詰めて、高い打点で叩く。
 このせめぎ合いが続く。
 気持ちが折れた方が負け。
 T.モンティロも凄い、可能性がある。
 改めて思ったのが、同じサースポーでもR.ナダルの安定性
 

 この倍振られても、軸がぶれず、安定している。
 そしてカウンターで決め返す。
 添田豪は、5,6回続いたラリーの後のミスショットに助けられている。

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カテゴリー: ストローク, テクニック, デビスカップ, 動画, 勝因, 添田豪 | 投稿者tsukky 21:42 | コメントは受け付けていません。

デビスカップ2017 ブラジル戦 杉田がっちり1勝

デビスカップ ラバー1、杉田祐一ストレート勝ち
 デビスカップは楽しい。
 ダブルスが見れるし、5セットマッチなので
 試合の流れに緊張感がある。
 デビスカップ、グランドスラム 5セットマッチ
 

デビスカップ、スコアをつけよう
 

デビスカップ プレーオフ ブラジル戦
 ブラジル戦予想 
 緊張する第1試合。
日本:杉田祐一 6-2, ブラジル G.クレイザー
Dcupscore

 デビスカップでは、試合をラバーと呼ぶ。
 日本のエース、杉田祐一が登場。
 ブラジルのG.クレイザーと対戦。
 相手もランキング以上のショットを打つ。
 杉田祐一少しずつ試合をコントロールするが、相手も粘る。
 主因は、杉田祐一の思い切りの良いフォアハンド。
 これが随所に決まった。

岩淵、新キャプテン
Dcupcap

 杉田祐一の良い点
 フォアは身を助ける  
 高い打点、
 コンパクト 相手の時間を奪う。
Fshelp

 リターンの良さ  

 試合展開の良さ  
 
課題 相手も少しずつ、調子を上げてきた。
 アンフォーストエラーが多くなっているので、
 コントロールをしっかり。

試合のスタッツ
Dcupstats

 ダブルフォールトを減らそう。
 ネットプレーが少な過ぎるのでもう少しプレッシャーをかけたい。

 デビスカップでまず先勝。これは次に出る、添田豪へのプレッシャーを減らすことになる。
 日本、頑張れ!

皆さんお応援の成果。
 添田豪選手、死力を振り絞って、逆転勝ち。
 しびれました。

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カテゴリー: シングルス, デビスカップ, 作戦, 戦略, 日本選手, 杉田祐一 | 投稿者tsukky 20:31 | コメントは受け付けていません。

錦織 難敵ポトロ 倒してQFへ 好調の兆し Citi2017

注目の錦織圭 高い壁、J.D.ポトロを崩す。
Citi Open 2017
この大会、シードダウンが多い。
 6シードG.モンフィルズ、200位のバンブリにフルセットで
 7シードL.プイユ G.ミューラーを破ったT.ポールに
 そして第1シードD.ティエムはK.アンダーソンに敗れた。
 4シードG.デミトロフも伏兵、メドベレフに敗れた。
 10シード、N.キリオス添田豪を破った、サングレンに
 ⒒シードG.ミューラーもワイルドカードのT.ポールに。

剛腕J.D.ポトロ戦 が始まった。
 USオープンに続く、長いハードコートのロードだ。

 先のブログで、勝つには、1stサ-ビス、戦術を紹介した。
  
 1stサ-ビスのポイント獲得率を上げる、

 今の錦織圭に必要なのは、自信
 

 超苦手意識を払拭する、良いチャンス。

錦織圭◎ 6-4,7-5  × J.D.ポトロ
Keipotroscore

 その通りに進行している。
 サービスが好調、
 1stサ-ビスの確率は58%でいつものようだが、
 ポイント獲得率は100%。
 1回のブレークチャンスをしっかり取り切った。
 しかもデサイディングポイントにはブレークチャンスを与えてない。
 第1セット 6-4と取り切った。  50分の大激闘。

 第2セット、いきなりJ.D.ポトロのサービスゲームをブレーク。
 デュースの後、2回目でブレーク。
 いつものようにもたもたしていない。

 第3ゲーム、まで錦織圭の1stサ-ビスはポイント獲得率100%。
 21本1stサ-ビスで100%。

Keipotrostatts

 しかし、J.D.ポトロにブレークを許す。
 ダブルフォールトがきっかけだ。
 崩れかかったが、よく耐えた。
 流れが相手に行くところを、止める
 集中力があった。
 

 たった1回のブレークチャンスを活かされてしまった。
 錦織圭は9回のブレークチャンスで2回。
 錦織圭のサービスで4-5
 しかも0-30、やばい。
 何とかデュースに戻す。
 しかしセットポイントを握られる。
 デュースに戻す。フウ。

 J.D.ポトロは2ndサービスのポイント獲得率を上げてきた。
 錦織圭のダブルフォールト、1stサ-ビスポイント獲得率が下がっている。
 しかし、次のサービスゲーム、サービスエースをとるも、ゲームが荒くなった。
 この辺が試合の難しい処。

 J.D.ポトロはサービスからアプローチショットで前に詰め、
 プレッシャーをかける。
 しかし今日の錦織圭、落ち着いている。
 ベースラインの中に入り、高い打点、早いタイミングでパッシングショット。
 必殺のパッシングショット
Keipotropassing

 得意のダウンザライン
 J.D.ポトロがサービスラインに入る手前、
 構える余裕なくパスが抜ける。
 錦織圭のスーパーショットだ。
  

 キープで5-5。
 錦織がJ.D.ポトロのサービスゲームをブレーク
 錦織圭尾サービスゲームで6-5 マッチfor ザサーブ.

この試合、圧倒的なファーストサーブのポイント獲得率で
 攻守の切り替えが良かった。
Sayingkeisthide

 これでクオーターファイナルに進む
 2回戦のハイライト動画  

 次の相手は、ワイルドカードで勝ち上がっている
 T.ポール 20歳の若者。225位。サービス力がある。

勝ち上がって、A.ズべレフと対戦して欲しい。
 もちろん目標は優勝だ!

 ハイライト動画  

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カテゴリー: J.D.ポトロ, イメージ, サービス, スコア, データ分析, 勝因, 戦略, 錦織圭 | 投稿者tsukky 16:36 | コメントは受け付けていません。

錦織 アメリカのハードコートシーズンで 巻き返しを図る 全米2017への道

錦織圭 ホームのアメリカでの試合
 USオープンに向けて、過酷なハードコートシーズン。
 USオープンまで大きな大会が続く。

Citi Open 2017 7月31日に開幕
 錦織圭、正念場。
 2015 錦織圭、優勝
 下に動画を紹介。
 ビッグサーバー、J.イズナーを破る。
 
 残念ながら、今年はもう何回この言葉をか使っているか。
 試合中のヒヤリ・ハットが多過ぎる。

 だからリラックス出来る、
 ホームに戻り、Tennissaimser

 心.技.体を調整、
 再挑戦。
 目標は、
 今年初優勝、
 マスターズ初優勝。
 大きくUSオープン優勝へ、
 全力集中だ。

 ロランギャロスの初戦。  

 ウィンブルドンの2回戦  

 今年の最後のグランドスラム、USオープンを目指しての、
 前哨戦が続く。

ポイントを稼ぐ最後のチャンス。
 USオープンまで、大きな大会が続く。

 ウィンブルドンからの久しぶりの試合。
 本当に悔しい敗戦。本人には辛いだろうけれど、
 テニスに不思議の負けなし
  全仏、A.マレー戦の敗戦。
 試合後の言い訳無しにして欲しい。
0sayingnoexcuse

 
 
ウィンブルドンからホームに戻って、調整中。
 IMG テニスアカデミー  元のニック.ボロッテリー、アカデミー
 
ハードコートの戦い。
 ハードコートは、Ball_speed_us_203

 イレギュラーが
 少ない。
 その点では
 集中力の維持
 には楽。
 ただコートが速い
 ケースが多いので、
 サービス力
 強化
 対抗する
 リターン
テニスの面白さ、コートサーフェイスへの対応力がある。
 
 ハードコートシーズンで、コートサーフェイスは速い
 
 サービス力のある選手が圧倒的に有利。

 今年の前半、R.フェデラーの快進撃 
 ハードコートでR.フェデラー、R.ナダルに完勝
 

 ロランギャロスへのクレーコート対策
 R.ナダルが強い 
Nadalsw

 ウィンブルドンへの芝、対策 
 もちろんR.フェデラー。

Sayrffootwork

 R.フェデラー、ATP ツアーファイナル出場決定
 

 そして、ハードコートに戻る

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カテゴリー: ハードコート, 予想, 全米, 錦織圭 | 投稿者tsukky 08:29 | コメントは受け付けていません。

バブリンカ 攻撃テニスの見本 守備のA.マレーを下す 全仏2017

プレースタイルの激突 S.バブリンカの攻撃力
ロランギャロス2017 セミファイナル
手に汗握る、伯仲した大熱戦。
 両選手に拍手。
 気持ちが良い試合だった。
 悪いけれど、錦織戦の様な、イライラ感はなかった。
 テニスのすばらしさ、醍醐味を伝えてくれた。感謝。

全仏、セミファイナル
 攻撃力のTopdeoffecsurface

 選手は
 S.バブリンカ一人、
 他の、
 R.ナダル、
 A.マレー、
 D.ティエムは
 守備力の選手。

 勝ためにはどの要素が重要か。
 今年の全仏を見ていると、
 自分プレースタイルを貫くことの重要性が見える。
 クレーコート、特にレッドクレーは遅い
 サービス力が落ちるを前提に。
 
 
 守備の人は守備を徹底的に。
 攻撃の人は攻撃を徹底的に。

結果的に、ウィナーからアンフォーストエラーを引いた
 安定指数を相手よりも良ければ◎。
 プラスなら最高だけれど。

安定指数でA.マレーの上、S.バブリンカ
Swmurray

 テニス 守備力 

 テニス攻撃力  
 見本はR.フェデラー、S.バブリンカ
 攻撃が守備を上回った。
 それだけS.バブリンカの攻撃力はすさまじかった。
 何が素晴らしいかと言うと、
 ミスを恐れず、攻め続けられたこと。

S.バブリンカ ◎ 6-7(6),7-5,3-6,7-6(3),6-1 ×A.マレー
 中央に、ブレークチャンス、
 ブレーク数を比較してある。
Swmurrayscore

自分は試合はデータを見ながら分析する。
 プレーヤーのプレースタイルが良く表れるから面白い。
 サービス力、リターン力、
 試合を大きく分けるのは、ブレークポイントコンバージョン
 ここは確率ではなく、相手よりも多くブレークすることが重要だ。
 1回のチャンスで1回ブレーク、100%のブレークポイントコンバージョン。
 しかし10回のチャンスで2回ブレークした20%の方が強い。

勝利の法則 ブレークポイントコンバージョン R.ナダルの強さ
 

 サービス、リターンに関しては、確率が重要になる。
 サービスに関しては、サービスの確率よりも、
 ポイント獲得率、特に1stサ-ビスが重要になる。

 サービス力がポイント源の男子シングルスではなおさらのことだ。

 良く錦織圭がセットを落とした時に、
 「攻めきれずに、守りに入ってしまった」、と口にします。

 鉄壁のデフェンス力を誇るA.マレー。
 気まぐれだが、サービスを軸に攻撃を組み立てるS.バブリンカ

 第1セットの攻防がすさまじかった。
 観客を引き寄せながら、攻撃を続けるS.バブリンカ。
 しかし、地味にエラーを誘ったのはA.マレー。
 グランドスラムでも、クレーコートでは、守備力が有利。
 R.ナダルがそれを象徴しているが。

 N.ジョコビッチがバランス良く、勝ち始めた のは、攻撃を増やしたから。

 試合のスタッツをどうぞ。
Swstattsmurray

 
 最もR.ナダルを相手にしたら、クレーコートで守っていたら勝てない。
 その意味でも、決勝、S.バブリンカ対R.ナダル、注目だ!

本日の御教訓
バブリンカの教え
 攻め続ける
1:チャンスは攻める
2:攻める。ミスを恐れない
3:攻めるチャンスを待つ

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カテゴリー: クレーコート, スコア, データ分析, バブリンカ, マレー, 全仏, 勝因, 戦略 | 投稿者tsukky 09:44 | コメントは受け付けていません。

錦織 課題を残し全仏2017終わる A.マレー 不思議な負け

錦織圭のロランギャロスが終わった。
 紆余曲折の1週間。良くも悪くも。
  体調不十分の中で戦ったと言えばそれまでだが、
 いつもなら、試合経過、スコアを書くが、今回は、余りの不甲斐なさに、
 心の問題、メンタル.タフネスについて書くことにする。

 全てを象徴しているのが、第3セットのタイブレーク。
 0-7の敗れ方だ。
 心.技.体の全てが悪い方向に向かって行った。
 良い時は、先行されても、じわじわ、追いつき、
 相手にプレッシャーをかける。
 しかし、力が入り過ぎ、ネットミス。
 ストロークが悪い循環に行ってしまった。
 良い時の循環  

 悪い心の循環
Mt2ways

 メンタル強化ノート 

メンタル.タフネス向上

 ロジャーズカップで負けた時 に、言い訳無しを書いた。
  
 大きく負け越している、A.マレーに苦手意識が大きく働いていた。

A.マレー◎ 2-6,6-1,7-6(0),6-1 ×錦織圭
Murraykeoscore

A.マレーにゲームを支配された。
第1セットは好調、今年の全仏で一番良かったのではないか。
 ミスしても、冷静に淡々とプレー、少しずつゲームを支配する。
 その落ち着きが、ラリー得意のA.マレーがからミスを誘う。
 A.マレーが、もう錦織圭とはプレーしたくないと言わしめた、
 デビスカップでの試合がある。

しかし、今年の全仏を象徴するような、乱高下、
 松岡修造が、解説で、今年の全仏は毎試合、崖っぷちと話していたが。
 トッププレーヤーの条件として安定性、が上げられる。
 多少のアップダウンは有っても、修正する力があると言う事だ。
 超乱高下のF.ベルダスコ戦。  

 本人は、第2セット焦ってしまったと言うが、言い訳は無し。
 スポーツは、0sayingnoexcuse

言い訳無用。
 言い訳は
弱者の逃げ道。
 野球の
野村監督の言葉に、
「不思議の
 負け無し」、
がある。
 弱いから負けたのだ。
 ナダルが、ブルーコートで負けた時
 
 逃げ道は自分で断たなくてはならない。
 全てが実力不足と言う事、
 それを認めてからの自分の見直しだ。

 ATPのサイトでも、A.マレーとの対戦前の下馬評で、
 今の錦織圭は、クオーターファイナリストで、
 それ以上は勝てないと書かれていた。

 今年の全仏、乱高下が激しかった。

 一方で対戦した、J.シャーディ、F.ベルダスコは
 強い時は、展開が早く、全くつけ入るスキがないと。
 強い時があっても、弱い時があれば、トーナメントはそれまで。
 J.シャーディ戦

 女子のS.ハレプ、絶体絶命の第2セット1-5から逆転勝利した、
 S.ハレプのメンタル.タフネスを見習いたい。

 テニス、試合中は反省せず、次に向かうが、
 試合が終わったら、しっかり自分を整理しなくてはならない。

テニスは確率心のスポーツ
 錦織選手、今年は、右手首の不調から、
 練習不足、
 身体の他を壊す、と悪循環。
 自分自身をこわごわコントロールしている感じがあった。

 自分を信用できていない。
 心が崩れる。
 パフォーマンスが下がる、の悪循環。
 テニスは確率のスポーツ。

 それと、A.マレー戦でも、ラケットを投げつけた。
 ラケットを投げてはいけない  
 チャン戦で、同じことをして、メディア、ファンからブーイングの嵐。
 
 メンタル.タフネスを立て直さないことにはこれ以上の勝ちは望めない。
 そこを立て直せば、勝つ進むことも可能だ。
 良い時は強いのだから。

本日の御教訓 最後まで諦めない
言い訳はしない
 1:強い心で挑む
 2:ボールを最後まで追う
 3:ショットは積極的に
Saykeinoexcuserg

 錦織圭の全仏は終わった。同時に、
 ウィンブルドンに向かってのグラスコートのシーズンに入る。
 休養をしっかり取り、心機一転、頑張って欲しい。

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すぐに、ロランギャロスのシード選手、日本選手の紹介記事をアップします。
お楽しみに!!
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カテゴリー: クレーコート, マレー, メンタルタフネス, 全仏, 敗因, 錦織圭 | 投稿者tsukky 07:54 | コメントは受け付けていません。

ナダル クレーの怪物復活 ティエム封じ込め マドリッドオープン2017

R.ナダル 破竹の3連勝 破格の強さ
 R.ナダルの強さ、クレーコートの新局面。

 クレーコートシーズン、無傷の3連続優勝、15連勝。
 今年に入って29勝5敗で、RaceはついにR.フェデラーを抜いてトップに立った。
 前週のランキング

ナダルのクレーコートの記録がやばい。
 モンテカルロ 10勝目
 バルセロナオープン 10勝目
 マドリッドオープン  5勝目
 これで、マスターズ30勝で、N.ジョコビッチに並んだ。
 この二人通算50試合目。これはいかにこの二人が強いかを物語るもの。
 R.ナダルとN.ジョコビッチのライバル関係 2014 N.ジョコビッチが強くなり始めた。

 2016年 二人のライバル関係  

準決勝で、N.ジョコビッチに3年ぶりに打ち勝ったのが大きい。
 去年の感じでは、もうR.ナダルはN.ジョコビッチに勝てないのではと思わせる。
 N.ジョコビッチの強さ。
 それほど、N.ジョコビッチは強かった。

しかし、この人クレーコートで強い。 今年のクレーコートシーズン、破竹の連勝。

 気がつけば、クレーコートの人、R.ナダル
まさにKing ob Clay.
最高潮のギアで挑んだ、D.ティエム。
バルセロナオープンのファイナルと同じ組み合わせ。
 

 
引き締まった良い試合。マドリッドオープン決勝。

R.ナダル◎ 7-6(8) 6-4 D.ティエム
Nasalthiemscoremo

 攻めていたのは、D.ティエム。
 ベースラインの打合いから一歩も引けを取らない。
 準決勝デ、P.クエバスをベースライン後方に釘付けにした、ストローク。
 R.ナダル戦の常識、R.ナダルのバックハンドを攻める。

 あのR.ナダルが4回もダブルフォールトをしたのは珍しい。
 1stサ-ビスの確率も上がらない。
 D.ティエムのリターンがプレッシャーになっている。

 第1セット、1ブレークずつで、競り勝ったのが大きい。
 タイブレークも10-8。
 最初にブレークしたのは、D.ティエム。
 しかしR.ナダルは焦らない、落ち着いてブレークバック。
 イーブンに戻した。
 ウィナーはD.ティエムが16本で、R.ナダルの4本を抑えたが、
 21本のアンフォーストエラーが大きかった。

 第2セット、ブレークチャンスが多かったのはD.ティエム、
 R.ナダルは少ないチャンスをものにして、勝ち切った。
 D.ティエムはブレークチャンスを1回しかつかめなかった。
 これはR.ナダルの得意の試合展開。
 集中力のある証拠。

Nasalthiemstats

テニスはゾーンの戦い。
 D.ティエムがR.ナダルを破った・。ブエノスアイレス、クレーコート

Zonenadal_2

 

 システム5を知ると面白い。

この二人、強烈なベースライン後方のストローカー
 D.ティエムの良い点
 D.フェレールを破る

 フォアが超強力だが、バックハンド、
 片手打ちで左右に打ち分ける。
 ハードヒットも強い。
 最近は、R.ナダル同じような、中ロブも多用。
 展開を作る。  

Thiembsbasic

 R.ナダルの良い点 
 エッグボール、
 フォアに回り込む
 何より、アンフォーストエラーが少ない事。

 ボール出しマニュアル、フォアに回り込むドリルも豊富に紹介。
Bmdbfsreverse_2

次のローマへと弾みをつけた。
最終目標は、ロランギャロス。

R.ナダルのハイライト動画

D.ティエムのホットショット ハイライト動画
素晴らしい、ドロップボレー

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カテゴリー: クレーコート, ティエム, テクニック, データ分析, ナダル, 作戦, 動画, 戦略 | 投稿者tsukky 10:58 | コメントは受け付けていません。

錦織 フェレール戦で完全調整完了 ベスト8へ マドリッドオープン2017

錦織圭、レベルを上げる、元3位のD.フェレールを一蹴。
 ベスト8に進出。次はN.ジョコビッチだ。
 マドリッドオープン、錦織圭はきつい連戦だ。
 A.マレーは、チョリッチに敗れる、激震。
 G.デミトロフも、D.ティエムに敗れ、
 Z.ズベレフも勝ち上がっている。若手の台頭だ。
 R.ナダルも、快調に勝ち進む。 面白い大会だ。
 
 相手のD.フェレール、
 今はランクを落としているとはいえ、元は世界3位。
 Big4の、次に、S.バブリンカと席を争っていた、名プレーヤー。
 
 対戦成績は、錦織圭の相性が良いが、
 クレーコートは大得意、地元の大声援を受ける。

 マドリッドオープンは錦織圭も好きな試合。
 2016 キリオスに勝利

 D.フェレールのフットワークは衰えていない。
 拾いまくる。 しつこさNo1のD.フェレールとの激しいラリー戦を制した。

 錦織圭も前の試合のような、ダラダラ感はない。

 錦織らしいフットワークが戻って来た。
 本人の出す,オーラも感じた。
 錦織圭のキビキビ感。強い時の錦織圭だ。

錦織圭◎ 6-4,6-3  ×D.フェレール
Keidfscorebo

 D.フェレールは長いラリーに持ち込みたい。
 錦織圭はそれを断ち切る。
 早い攻めが活きる
  D.フェレールのフットワーク 
 効率良く、ブレークチャンスを活かした。
 5回のチャンスで、4回のブレークは、効率が良い。
 D.フェレールのブレークを1回に抑えた。

 錦織圭の速攻。教訓が活きる。

 お互いにバックの打ち合いとなる。
 先に回り込むのはD.フェレール、しかし、
 錦織圭がさらに角度をつけて、D.フェレールのバックで打たせる。

 トッププレーヤーでもバックハンドの打合い
 ここで様子を見る。
 バックハンドの決定力は、錦織圭。
 だからD.フェレールは早くフォアに回り込みたい。
 

 ダウンザライン、クロス、使分け

 次にオープンコートが出来るので、そこを狙うと見せかけて、
 間を取る。D.フェラーが戻る、そこへ逆を突く。
 逆を突く上手さ、NO1錦織圭
 さすがD.フェレール、戻るとするが、クレーに足を取られて、戻れない。
 ここは、並の選手ではない。

 こんな展開を続ける、しつこく続ける。
 さすがのD.フェラーも根負けした。
 メンタル.タフネスの達人、を諦めさせた。
 

 錦織圭の手首、痛さが心配されたが、
 この試合を見る限りは、大丈夫。
 その証拠に、前日は抑えていた、フォアの回り込みを、チャンスでは活かした。
 サービスの速さも戻っている。
 最速で190キロ台が出ている。

 ただ、チャンスボールでの甘さ、
 きめのアプローチショットをネットにかける。
 ドロップショットも少し甘い。 この点は修正して欲しい。

 調子の良い時の80%位の復活と見る。

リズムの作り方 
 勝っている時は、そのままのペースで。
 サービスゲームは速い展開。
Tempomake

 守る時は、ペースを落とす。

 時々リズム変化をつけよう。
 相手につけられる前に。
 リズム変化をドリルで。ボール出しマニュアル

 アンフォーストエラーを減らして、リズム作った。
 シユワルツマン戦から得た教訓  

 強い錦織圭が戻って来た。
 ATPファイナル R.フェデラー戦、歴史に残る名勝負を思い出す
 
 錦織圭がD.フェラー戦で思い出した良い点、それはリズム。
リズムは自分で作る
 サービスゲーム、リターンゲーム、それぞれ選手の持ち味がある。
 サービスゲームのリズムを崩すのは、1stサ-ビスが入らない事。
 ダブルフォールトは致命的だ。

リターンゲームは、相手に主導権がある。
 しかし、良いリターン一本で、主導権は移る。
 テニスは交互のラリーゲームだからだ。

 D.フェレールに先に振られても、
 落ち着いて、得意のドロップショットで
 前に誘い、
 ロブで下げて、
 錦織圭が前に詰めて、ボレーでとどめ。
 錦織圭得意の陽動作戦だ

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カテゴリー: スコア, ストローク, 動画, 勝因, 錦織圭 | 投稿者tsukky 17:15 | コメントは受け付けていません。

錦織 マイアミの敗因を探る 負けから学ぶ 次への飛躍に

錦織選手、ベスト8止まり 敗因を探る
 マスターズは、グランドスラムに次ぐ大きな大会。レベルが高い。
 今回は、上位、二人、A.マレー、N.ジョコビッチをひじ痛で欠き、
 S.バブリンカが第1シード、錦織圭は第2シードと、絶好のチャンス。
 しかし大会は、そんなに甘くはない
 錦織選手のマスターズ初制覇は、持ち越されたが、課題はしっかり整理しておきたい、
 まさかのF.フォニューニ戦の敗退
 錦織圭は試合後のインタビューで、「手首の痛さは、デルボニス戦の時から、
 ドロー的に良い処に居たので、自分でももったいないと思う」と、語った。
 負けた試合、体力、体調の不備はあるが、
 しっかり反省はしておかないといけない。

マイアミのセミファイナルの組み合わせ。注目のカードだ。
 T.ベルディフから2つのマッチポイントを逃れたR.フェデラー対
 A.ズベレフのヤング対決を切り抜けたN.キリオス。

 この試合調子を上げている、R.ナダル対、
 錦織圭を破った、F.フォニューニの組み合わせとなった。
 面白そう。

さて試合の反省点だ。
 負けから学ぶことは多い。
 負けに、言い訳は不要。謙虚に反省したい。 これは一般プレーヤーも同じ。
 試合を後から振り返れば、気が付く点は多い。
 しかし試合中は、自分を客観的に観る事が出来ないもの。
 だから、練習は試合に近い事を。
 試合形式練習の勧め 

 試合から学ぶ  

 負けから学ぶ 
 水泳 北島康介から学ぶ

 この試合、普段の錦織には考えられないミスが目立つ。
 錦織圭が勝つ時は、リズム、テンポが良い。
 しかしこの試合、得意のラリー戦でも後手、後手に回る事が多かった。

録画を振り返ってみた。するとある事に気が付いた。
 それは次の準備が遅れている事だ。
 いつもなら、打ったら次の準備に入り、チャンスボールではすかさず攻め込んでいる。
Stcirclemiss

 この試合、打った後、少しボールの行方を気にしている点が目立った。
 打ったボールを「入ったかどうか?」見ていた感じなのだ。
 自分のフィーリングがイマイチだったのだろう。
 インパクトで感じたフィーリングでボールの行方は分かるものだが、
 少し不安で、ボールの行方を追っていた。
 テニスはフィーリング。タッチが大事

 ボールを打ったら、次の準備をして、相手が打ったらスプリットステップですぐに対応。
 これが良い時の錦織圭のプレーだ。
Saysplitquick

 この感じ、実はインデアンウエールズでの試合でも見えた、それで気になっていた。
 インデアンウエールズでの課題  
  ボールの行方を確認する分、次のボールへの対応が遅れる。

 F.フォジーニを後ろに下げて、浅いボールが来た。
 フォアの回り込み、ハードヒットの構えから、ドロップショット。
 しかしF.フォニューニ、予測してダッシュ、軽く拾う。

Keidropnext

 このシーン、ドロップショットが甘かったので、錦織は前に詰めて、次の準備に入らなくてはいけない。
 しかし、ベースラインで見ていた。

 これは一般プレーヤーに良くあるパターンで、打った瞬間のイメージが出来ておらず、
 目で確認する間、時間にしたら、十分の数秒だろうが、その隙間を相手に付け込まれている。
 トッププレーヤーには有ってはならないミス。
 打ったら、入ったと信じて次の準備に入る。
 
 ストロークの良い循環 

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カテゴリー: イメージ, 戦略, 敗因, 錦織圭 | 投稿者tsukky 08:15 | コメントは受け付けていません。

錦織 厳しい敗戦 マイアミ2017 best8止まり

錦織圭 疲れとれず、手痛い敗戦 マイアミ・マスターズ2017
 今まで負けたことが無い、F.フォジーニに、まさかの敗戦。
 ストレート、1時間7分での敗戦、粘りが全くなかったと言う事だ。
 敗因はサービス力、
前日の左ひざの不調もあるだろうけれど、右手首にも痛みがある様子。
 満身創痍は、連戦が続く中で仕方がないのだろうけれど。
 敗因に、疲労、体調を挙げれば簡単だが。同じ土俵で戦っているのだから。
 辛勝のデルボニス戦、ひざを痛める。

 さすがにKeidisapointerd

 試合終了で
 がっくり
 落胆の表情が見える
 試合は
 仕方がない。
 

 誰もが期待したマスターズ、だったが、それが試合。
 次に、リスタート、万全を期して調整して欲しい。

錦織圭× 4-6,2-6 ◎F.フォニューニ
Ffkeiscore

テニス、試合を考えたら重要なのはサービス、レシーブ。
 サービス力が重視されるマイアミ

 この日、1stサ-ビスの確率も低く、
 1stサ-ビスのポイント獲得率が50%では勝てない。
 錦織圭の良いのは2ndサービスのポイント獲得率だが、これも45%と低く抑えられた。
 叩いて優勢の試合を進めるはずのリターンでも、F.フォジーニに攻め込まれていた。
 完敗。
 タッチを活かした、ロブボレー、ドロップショットとセンスは光ったが、
 甘かった。苦し紛れのショットになっていた。

 スポーツの上達で必要なタッチ

 F.フォジーニのボールが活きていたのは事実。
 しかし活かしたのは、錦織圭のストロークの甘さ。
 コース、特に浅かった。
 そして無理に狙いに行った、ドロップショットが甘かった。
 得意のはずのドロップショット
 相手に読まれて、逆襲を許した。
 浅く、F.フォジーニをそれほど外に追い出していないから、
 
 マッチポイントを握られてのアプローチショットからのボレー。
 浅く入ったので、F.フォジーニにパスを決められる結果となった。

第1セット
 第4ゲームでフォニューニに先にブレークを許す。
 第9ゲーム何とかブレークバックし、挽回のチャンスをつかむが
 第10ゲームで再びブレーク。 第1セットを落とす。
 いつもの粘りがない。
Ffkei1stats

第2セット 挽回を期すべく、ギアを上げたいが、身体が思うように動かない。
 早くも第2ゲームでブレークされる。
 嫌な展開だ。
 第6ゲームでもブレークを許し、1-5の大ピンチ。
 第7ゲーム、ブレークバックをし、追いすがるが、
 流れを引き戻すことはできなかった。
Ffkei2stats

 怪我の心配もあるだろうけれど、トップ4を確実にするには、
 勝ち続ける体力を確実にする、トレーニングが重要になる。
 次の試合は、クレーコートのバルセロナ。少し時間があるので、
 故障個所を癒しながら、体力アップに時間を割くことが出来る。

 錦織圭選手、膝の不調。
  2012  
  2013 左膝  

 R.フェデラーは去年膝の負傷で長期離脱。

 手首の不調、これは長引くと大変。
 J.D.ポトロは長期の離脱を余儀なくされた。
 R.ナダルもじっくり静養した。
 今は、A.マレー、N.ジョコビッチが肘の不調で欠場中。

マイアミ クオーターファイナルハイライト動画

 錦織圭vsF.フォジーニ、 R.ナダルvsJ.ソック

 前日のデルボニス選手のハイライト動画 

 これでSemi-Final、下の山は、錦織圭を破ったF.フォジーニ対この大会調子を上げている、
 R.ナダルとの対戦。
 上の山ではセミファイナル進出を巡って、第1シードS.バブリンカを破った、ヤングガン、A.ズベレフ
対孤高の天才N.キリオスの組み合わせとなる。
 これも注目だ。

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カテゴリー: ATP, スコア, データ分析, 動画, 敗因, 錦織圭 | 投稿者tsukky 06:13 | コメントは受け付けていません。