タグ別アーカイブ: ジョコビッチ

2016年09月12日

バブリンカ　王者ジョコビッチとの打ち合いを制して初優勝　USオープン

ＵＳオープン2016　グランドフィナーレ　決勝が始まった
　これぞ最高峰のストローク戦。
　まさに一騎打ちの、ハードな打ち合い。制したのはS.バブリンカ、挑戦者。
　S.バブリンカは、この優勝で、ATPファイナル出場のRaceで一気の4人ごぼう抜きで3位に上がった。
　今回のUSオープン、出場を見合わせようかとも悩んだと言う、N.ジョコビッチ。調整は不完全。
　一方のS.バブリンカはと言えば、こちらも本調子ではなく、ここまで来るとは思わなかった、
　でも試合をこなすうちに、調子が上がって来たと。
USオープン、男子シングルス、シード
　
　序盤でも、トレーナーを呼ぶシーンが多かった。

一方、S.バブリンカはベスト16から、大接戦、
　エドモンド戦では2セットダウンのマッチポイントを握られてからの逆転。
　J.D.ポトロ戦では、驚異のフォアハンドの打合いを制しての勝利。
　セミファイナル、錦織圭戦でも、1セットを奪われながら、走らせれば勝てると信じて打った、
　

底なしの体力。S.バブリンカの魅力。
　ここまで苦戦しながらも自分ペースを出してきたＳ.バブリンカが絶対王者、Ｎ.ジョコビッチに挑む。
　ＵＳオープンにはベスト4が最高だが、グランドスラムではファイナル全勝の実績がある。
　大舞台に強い男と言われている。

攻め続けたS.バブリンカ、N.ジョコビッチに逆転勝ち。
　3シードS.バブリンカ◎　6-7(1),6-4,7-5.6-3　　×1シードN.ジョコビッチ

　S.バブリンカは語る、「この試合、N.ジョコビッチについて行こう、離されないようにしよう」
　「感情、フラストレーションを表に出さないようにした」と。
　この点がS.バブリンカの陣営、ノーマンコーチが望んでいたことだ。

　テニスはメンタルなスポーツだから。
　
　流れは何度もN.ジョコビッチに傾きかけたが、それを自分に戻す、力がS.バブリンカには有った。
　激しい打ち合いの、面白い試合だった。
　男子シングルスの醍醐味を十分に満喫できた。

S.バブリンカ、グランドスラム3勝目　
　2014 オーストラリアンオープン、ナダルを破る

　2015　ロランギャロスS.バブリンカ、N.ジョコビッチ下す。

S.バブリンカの

　シューズ、
　グランドスラム
　2勝の
　印が
　

　S.バブリンカ、バックハンド、片手打ちの魅力
　

データで見ると、N.ジョコビッチが有利。
　N.ジョコビッチの強さ。
　USオープンならではのデータ分析　　

　1stサ-ビス、2ndサービスとポイント獲得率が高い。
　しかもリターンのポイント獲得率も高い。
　これでどうやってS.バブリンカは勝てたか。
　肉を切らせて骨を断つ。
　ブレークポイントを1,7倍多く握られながら、かわして、
　ブレークポイントは、N.ジョコビッチが17で、S.バブリンカは10。
　しかし肝心なブレーク数はN.ジョコビッチはたったの3で、S.バブリンカが倍の6。

　それがS.バブリンカのサービスポイントの多さになっている。
　　123,164とS.バブリンカが40本も多い。
　それだけサービスゲームでデュースが多かった。
　それをしのいだS.バブリンカが凄かった。
　チャンスでのN.ジョコビッチは確実にポイントを奪う選手だからだ。

　いくら偉大なチャンピオンでも、これだけブレークポイントが来ているのに取れない、
　プレッシャーを感じたはずだ。

　ブレーク数で上回った。

サービス力では元からS.バブリンカが有利だ。

しかしN.ジョコビッチ、圧倒的なリターン力がある。
　

　ショットでは、いつもならストローク戦で展開を作り、カウンターのエースを奪うN.ジョコビッチ。
　今回はラリー戦から、S.バブリンカが少しタイミングを早くして、
N.ジョコビッチのオープンコートにウィナーを打ち込むシーンが多く見られた。
　それもベースラインの後ろから。
　相手の逆を突くのもS.バブリンカが多かった。
　N.ジョコビッチにその余裕を与えない、ストロークの速さが、展開の速さがS.バブリンカには有った。
　実はその裏に、S.バブリンカがしつこくN.ジョコビッチのボールを追う、姿勢があった。

大きく差が出たウィナーの数。

勝利の法則　デュースゲーム

　
本日の御教訓　相手の長所をつぶす
　競った時に焦らない
　１：デュースゲームの集中力
　２：相手のスキを突く
　３：最後までボールを追う

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カテゴリー: ジョコビッチ, スコア, データ分析, バブリンカ, 作戦, 全米, 勝因, ＵＳオープン | 投稿者tsukky 16:03 | コメントは受け付けていません。

2016年08月29日

全米2016 男子シングルス優勝予想　マレー、ジョコビッチ、Ｊ.Ｄ.ポトロ、錦織

USオープン2016、優勝占いは難しい。
　絶対王者、N.ジョコビッチ、女王のセレナが揃って万全ではないからだ。
　男子シングルスの予想。

　混戦の女子シングルス。

　ATPのニュースでは優勝候補として、
　１：N.ジョコビッチ、２：A.マレー、３：S.バブリンカ、４：R.ナダル、
　５：S.バブリンカ、６：錦織圭を上げている。

　錦織圭について
　テクニックは最高だが、体調が心配と、一人だけ他の心配を挙げていた。
　前哨戦のシンシナティでの敗戦があるからだ。
　錦織圭は、調子が悪かった、オリンピックの疲れが有ったからと話していたが、
　トッププレーヤーとしては、言い訳は言ってはいけない。
　試合に言い訳なし。
　相手が強く、自分が弱かったから負けた、その事実だけ。
　錦織圭は、感触を確かめるように、練習コートで、トッププレーヤーとの練習、昨日はJ.D.ポトロと練習した。

　R.ナダルも珍しく、オリンピックは疲れたと語った。まだフォアハンドが打てていないと。

　男子シングルス　トッププレーヤーの意気込み　インタビュー動画
　

　錦織圭、怪我との戦いを語る。インタビュー動画

　優勝候補を問われて、R.フェデラーは、迷わずN.ジョコビッチを上げていた。
　その理由として、ハードコートでの強さ。
　A.マレー戦での強さ、相性の良さを上げている。

　僕は敢えて、A.マレーを優勝候補に押したい。
　その理由は、いつもは、A.マレーは序盤から調子が分かる選手だった。
　序盤で苦しんで勝ち上がると、大体負けていたが、
　今年のロランギャロス、ウィンブルドンと、接戦を勝ち抜くことが多くなった。
　粘り強くなっている。
　それと、A.マレーの売りは鉄壁のデフェンス力、リターン力だが、
　これに加えて、最近はリターンゲームでの逆襲が多く見える。
　ここを大きく評価したいA.マレーの新しい武器は、次に紹介したい。

　そしてダークホースとして、J.D.ポトロ、M.シリッチを挙げたい。
　J.D.ポトロは、リオでの活躍。
　あれだけリオで勝ちたかった、N.ジョコビッチにストレート勝ちは凄い。

　シリッチは前哨戦でA.マレーを破っている。US男なのだ。

初日には日本選手3人が登場する。奇しくも同じコート。
　土居美咲、大坂なおみ、西岡良仁。

そして二日目。
錦織圭vs　B.ベッカー
　第6シードの錦織圭は初戦で世界ランク97位のB.ベッカー（ドイツ）と対戦することが決まった。
　両者は今回が4度目の対戦で、錦織の2勝1敗。

　2014年の楽天ジャパン・オープン（ATP500）準決勝では逆転で勝利した。
　
　35歳のベッカーは、2006年の全米オープン３回戦でA.アガシを破り４回戦へ進出し、
　アガシの現役最後の対戦相手。
　世界ランキングでは2014年に35位まで上り詰めている。

【錦織vsベッカー過去の対戦成績】
　2015全仏オープン３回戦錦織圭不戦勝Ｂ・ベッカー
2014楽天ジャパン・オープン準決勝錦織圭 4-6, 6-0, 7-6 (7-2) Ｂ・ベッカー
　メンフィス・オープン２回戦錦織圭 6-4, 6-4 Ｂ・ベッカー
　2010デルレイ・ビーチ・オープン１回戦Ｂ・ベッカー 6-3, 1-6, 6-0 錦織圭

70位の日比野菜緒1回戦では37位のＫ・ムラデノヴィック（フランス）と対戦する。

　184cmの長身。
　シングルスもダブルスも上手い。女子ダブルスではガルシアと組んで、第1シード。
　フレンチオープンの優勝が記憶に新しい。
この第1シードのペアに、リオで、土居美咲、穂積絵莉ペアが勝っている。
　

ウィンブルドンでシードのペトコビッチを苦しめた試合を思い出してい欲しい・

日比野奈緒は200位台から一気にランキングを上げている、日本のホープ。
積極的に攻めるテニスを見せる。フォアハンドの強打が決め球だ。
　日本人には珍しく、感情を表に出すタイプ。

奈良くるみはスイスのＳ.フェーゲレと対戦。過去の最高は42位。

　奈良くるみは今でこそ、89位だが、32位まで行っている。
　過去は奈良くるみの3勝0敗。
　サービスは威力がある。結構ブレーク合戦になっている。
　調子を戻して、頑張って欲しい。
　今年のロランギャロス、元女王、Ａ.イワノビッチとフルセット。この調子で行ってもらいたい。
　

テニス上達のヒント　
　コーチのアドバイス、どう聞くか？
　
　ストローク上達法　　

　錦織圭のストローク　イメージ　

　
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カテゴリー: J.D.ポトロ, ジョコビッチ, マレー, 予想, 全米, 錦織圭 | 投稿者tsukky 08:22 | コメントは受け付けていません。

2016年08月27日

ＵＳオープン2016　男子シングルス　ドロー　注目対戦カード

ＵＳオープン2016　ドロー発表　男子シングルス
　待望のＵＳオープンの男子シングルス、ドローがは発表された。
　予選から出場していた、日本の3選手、守屋宏紀、添田豪、杉田祐一は残念がら敗れた。
　注目は第8シードまでのトッププレーヤー、
　錦織圭の対戦相手、
　日本選手の対戦相手、
　ダークホースＪ.Ｄ.ポトロの試合。
　注目の若手のドロー、などなどを紹介していきたい。
上からシード毎の山にぐぎって紹介する。
　どこの山も厳しいが、錦織圭はＡ.マレーの、中でも比較的楽なドローに居る。
　ＵＳオープン、有力者のドロー　　

第1シードＮ.ジョコビッチ
　今年はグランドスラム達成、偉大なるチャンピオン。　やや調子を落としているのが心配。
　どう復調するかが「チームの腕の見せ所。

　20シードのＪ.イズナー、同じアメリカの若手、Ｆ.ティアフォーと対戦。
　9シード　Ｊ.Ｗ.ツォンガ　この世頃やや不調だが。
　西岡良仁は23シードのビッグサーバー、Ｋ.アンダーソンと対戦する。
　7シード　Ｍ.チリッチ、前哨戦でＡ.マレーを破り調子　を上げている。
　　

第4シード　Ｒ.ナダル　復調中のクレーキング
　オリンピックでダブルス優勝、シングルスは錦織圭に敗れ4位だった。

　　
10シード　Ｇ.モンフィルズ。
　リオで錦織圭と大接戦。
　5シードのＭ.ラオニッチはＪ.マッケンローがついてから好調。
　
　対戦相手は異色のネットプレーヤーＤ.ブラウン、面白い試合になると思う。
　

第3シードＳ.バブリンカ　片手打ちバックハンドの英雄。
　最近少し冴えない。爆発力が無い。
　27シードに若手の、Ａ.ズベレフ
　14シード　Ｎ．キリオス
　　ストロークの最新型。　　
　8シード　D.ティエムワールドカップ若手三羽烏が揃った。
　Ｄ.ティエムのテニス　　　
　ここにダークホース　Ｊ.Ｄ.ポトロがいる。

第4シード　A.マレー　優勝の最右翼　好調
　オリンピック、金メダル　　
　シンシナティ、疲れた体を振り絞って、準優勝。これは大きい。
　Race to LondonでN.ジョコビッチを急追激。

　16シード　ビッグサーバー、F.ロペス
　1回戦、クロアチアをデビスカップで救った、Ｂ.チョリッチと当る。
　　
　12シード　Ｄ．ゴファン　安定性を誇るプレーヤー。
　21シードには、誰もが当たると嫌がるＩ.カルロビッチ、超超ビッグサーバーがいる。
　6シードに錦織圭、初戦はＢ.ベッカー錦織圭の2勝1敗。
　積極的なプレーをするので、集中力を切らさないことが大事だ。

　グランドスラム初優勝へ向かって欲しい。
　鍵は1ｓｔサ-ビスの入りと。
　スタートダッシュ。

　銅メダル　　
　　そのまま勝ち上がると、Ｐ.コールシュライバー25シードと当る。

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2016年08月26日

錦織　どの様にジョコビッチ、マレーに追いつくか　USオープン2016

ＵＳオープンの展望　ジョコビッチ、マレー、錦織圭の争い　直前史
　ＵＳオープン、本戦のドローが出る。

　ＵＳオープン、男子と日本選手。

　ＵＳオープン、女子と日本選手。

　好調な、西岡、ダニエル,太郎

　錦織圭はインタビューで、「ノバックと、マレーはずば抜けて強い」と
　この二人をどの様に攻略するかと、語った。それほど二人は強い。
　しかし、試合の流れがある。
　Ｎ.ジョコビッチ、Ａ.マレーはズバ抜けて上にいる。
　ここにきて注目がＡ.マレー。
　今年は絶対のＮ.ジョコビッチの楽勝と思われていたが、
　ロランギャロスで優勝、グランドスラム達成した時は、こんなに強いN.ジョコビッチに誰が語るのだろうと思った。
　ウィンブルドンから様子が一変する。
　Ｎ.ジョコビッチがまさかの敗戦。
　追い打ちをかけるようにオリンピックでも

ロランギャロス前　Ｎ.ジョコビッチの圧倒的な強さはどこに行ったのだろうか。
今、女王セレナもスランプ状態だ。
　王者N.ジョコビッチも人間、誰にだって弱さはある。
　N.ジョコビッチは休養、リフレッシュ。
　A.マレーも積極的に休養。

　錦織圭は怪我でリタイア。その後、
　ロジャーズカップで調整。リオで回復、今は大丈夫。
　R.ナダルはリオでダブルス優勝、強行日程をこなして、疲れたと。
　鉄人が言うのだから。
　テニスはコート上の格闘技だ。

　N.ジョコビッチ休養で自分を取り戻せれば大丈夫
　A.マレー、リターンダッシュが武器になっている。
　取りこぼしはないだろう。
　錦織圭は、1stサ-ビスと速攻。　積極的に行くしかない。
　いずれにしてもJ.D.ポトロがワイルドカードでは入る。どこの山に入るか、選手は戦々恐々ではないだろうか。

USオープン直前　調子比較　ジョコビッチ、マレー、錦織　注目選手

　※は下にリンクで試合状況を紹介しています。

※1 N.ジョコビッチ　ロランギャロス初制覇、グランドスラム達成

　新しいウエアで心機一転。

※2 錦織圭　全仏 best16
R.ガスケに敗れる。

※3 ジョコビッチ　ウィンブルドン敗戦、Ｓ.クエリ
　Ｎ.ジョコビッチの唯一の弱点、ビッグサーバーとネットプレー、
　

　※4　ウィンブルドン直前に、Ａ.マレーはコーチをI.レンドルに戻した
　

　※5　A.マレー　ウィンブルドン優勝
　Ｉ.レンドル効果。こんなに早く？
　名コーチとトッププレーヤー。

　※6 Ｎ.ジョコビッチ、優勝
　勝ち過ぎシンドロームかな？

　※7　N.ジョコビッチ　Rio　初戦敗退
　まさかの、これがオリンピック。
　

　※8 A.マレー金メダル　J.D.ポトロを下す。
　Ｊ.Ｄ.ポトロの剛腕、サービス、フォアを恐れていない、Ａ.マレーのデフェンス力。

　※9　錦織圭銅メダル　R.ナダルを下す

※9-2　錦織圭、A.マレーには完敗　第2セット、粘ったが、時すでに、、、。
　

　※10　錦織圭　シンシナティ　３R　B.トミックに敗れる　疲れていなければと話していたが、言い訳は無し。

　※11　M.シリッチ、マスターズ初制覇　　

　Rio　決勝　ハイライト動画　　

　ユニクロ　USオープン用特設サイト　N.ジョコビッチ、錦織圭選手用ウエア　紹介

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2016年08月26日

ＵＳオープン2016　注目の男子シングルス　シード　錦織圭は

ＵＳオープン2016　今年最後のグランドスラム　男子シングルスの様子
　ＵＳオープンは速いコートサーフェイスで知られる。
　今年はついに開閉式の屋根がつけられた。
　ロランギャロスも来年はセンターコートに屋根がつく。
　グランドスラムのメインコート全てに屋根がつくこととなる。

　グランドスラムとコートサーフェイス、
　今年がいつもと違うのが、
　二人の絶対的王者、女王と、モチベーションが上がっていない事。
　セレナの強さ。2015
　去年は不覚を取った。

　男子シングルスでは、Ｒ.フェデラーが膝の怪我で欠場。

2015はファイナルで、Ｎ.ジョコビッチとＲ.フェデラーが争った。
　Ｔ.ベルディフは、コーチをＧ.イワニセビッチに替えて期待されていたが、
　　盲腸の手術で、欠場した。

　トッププレーヤーとコーチ　　
　その分、調子を上げているのが、
　リオで優勝したＡ.マレー。

　銅メダルの錦織圭。
　ナダルを破り劇的な銅メダル。
　オリンピックならではの感動を味わった様子。
　Ｒ.ナダルに勝った自信も大きい。
　去年は、錦織圭は残念な結果に終わってるので、今年は意気込み十分だ。

　去年の錦織圭、ＵＳオープン試合前の状況。

　初戦ペールに敗戦。

　ダークホースが、ワイルドカードで出場の、Ｊ.Ｄ.ポトロ。
　　ビッグサーバーが有利の大会だ。　　
　前哨戦、マスターズ初優勝のＭ.シリッチ。ＵＳ男だ。
　

　女子シングルスには日本選手が多く登場している。
　活躍が期待される。土居美咲にはシードがつき、有利となる。
　ＵＳオープンの男子シングルスには
　錦織圭は第6シード。
　西岡良仁は本戦入りだ。

予選に、第一シードで杉田祐一、添田豪、守屋が出場。
　残念ながら守屋は1回戦で敗れた。
添田豪　予選1回戦勝ち上がる
　添田豪◎　7-6(3),6-3　　×M.コピル
相手のビッグサーバーに苦しみながら、虎の子の1ブレーク.
守り切った。
　1ｓｔサ-ビスの確率の低さ、49%。ダブルフォールトの4本は修正が必要だ。

杉田祐一◎　6-2,6-3　　×Ａ・シドレンコ
杉田祐一は調子を上げている。
Ｄ・ポプコ◎ 6-3,6-4 ×守屋宏紀
結果的に予選は誰も勝ち上がれなかった。

錦織圭は1ｓｔサ-ビスの確率を上げる事。
　序盤からギアを入れる事、これが重要だ。
　

　いつもの様な相手の様子を見ながらのスロースタートでは、体力消耗が大きい。

男子シングルスのシードを紹介する。
1. Novak Djokovic, Serbia

2. Andy Murray, Great Britain
3. Stan Wawrinka, Switzerland
4. Rafael Nadal, Spain
5. Milos Raonic, Canada
6. 錦織圭
7. Marin Cilic, Croatia

8. Dominic Thiem, Austria
9. Jo-Wilfried Tsonga, France
10. Gael Monfils, France
11. David Ferrer, Spain
12. David Goffin, Belgium
13. Richard Gasquet, France
14. Nick Kyrgios, Australia
15. Roberto Bautista Agut, Spain
16. Feliciano Lopez, Spain
17. Bernard Tomic, Australia
18. Pablo Cuevas, Uruguay
19. Steve Johnson, United States
20. John Isner, United States
21. Ivo Karlovic, Croatia
22. Grigor Dimitrov, Bulgaria
23. Kevin Anderson, South Africa
24. Lucas Pouille, France
25. Philipp Kohlschreiber, Germany
26. Jack Sock, United States
27. Alexander Zverev, Germany
28. Martin Klizan, Slovakia
29. Sam Querrey, United States
30. Gilles Simon, France
31. Albert Ramos-Vinolas, Spain
32. Benoit Paire, France

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2016年08月11日

涙の王者ジョコビッチ　J.D.ポトロに負けた理由

涙のN.ジョコビッチ、J.D.ポトロ
　王者N.ジョコビッチが負けた理由、いやJ.D.ポトロが勝てた理由をデータで調べた
　怪我から復帰のJ.D.ポトロ、R.ナダルと復帰の快進撃。

オリンピックには魔物が、絶対王者、女王が負けた、しかも単複で。

　錦織圭はなんとか逆転勝ち、スリル満点。
　窮地を救ったショットそれは？

　N.ジョコビッチが初戦で負けたのが信じられなかった。
　確かにJ.D.ポトロは、強かった。USオープンは錦織圭を破り優勝しているし、
　しかし、手首の故障で再三の手術。
　ナダルと同じ利き腕ではない手首。
　しかし二人とも、そのうちに利き腕の手首まで、皆さんも経験あるでしょうけれど、
　手首の腱鞘炎、治りにくいですよ。　

　復帰したのは今年。それまでも手術しては復帰しているが上手く行っていなかった。
　復活したのはつい最近、ウィンブルドンの2回戦でS.バブリンカを破る。
　

　実はここにバックハンド上達のヒントがあります。

　バックハンド、左手の使い方。

　バックハンド上達法

　何故王者が負けたか知りたくて、いろいろチェックしたが
　分かり易いスタッツを見つけた。

　いろいろなところにスタッツは紹介されているが、試合の全容が分かるものは少ない。
　好きついでに、スタッツをいろいろ重ね合わせて、いろいろな方向からチェックしてみた。
　勝因は、負けて元々のJ.D.ポトロの開き直り、あった気がする。
　N.ジョコビッチの、先のオリンピックで負けた経験が、心の奥底には潜んでいたのだろう。

N.ジョコビッチ×　6-7(4),6-7(2)　◎　J.D.ポトロ

　試合後にJ.D.ポトロが語った様に、王者に勝てるとは思っても見なかったそうだ。
　ただ考えたことは、思い切ってサービスとフォアハンドを打ち抜くことだけを考えたと。

　J.D.ポトロの怪我、手首の腱鞘炎、しかも両手首。
　バックはスライスで良い、

なるほどJ.D.ポトロのサービスは最速210キロ出ている。
　
　最盛期に近い。

　ウィンブルドンでは
　204㎞だったので
　明らかに上がっている。
　ウィンブルドン3回戦で、
　フランスのＬ．プイユに
　1-3で敗れているが、
　この時は相手の
　ウィナーに圧倒されている。

　それが２カ月で、Ｎ.ジョコビッチと対戦。劇的に良くなっている。

サービスのスタッツ

　サービスエースこそ、Ｎ.ジョコビッチが多いが
　ウィナーで王者を圧倒。
　元からＮ.ジョコビッチはウィナーがそれほど多くはないタイプだが、
　その分アンフォーストエラーは極端に少ない。
　デフェンス力の選手。
　N.ジョコビッチの強さはデフェンス力　　
　この点錦織圭と似ている。

　一方J.D.ポトロの強さは、サービス力とフォアハンド　
　展開の起点は、サービスとフォアハンド。

リターンスタッツ。
　リターンも良い。リターンはN.ジョコビッチが圧倒的に強いはず。
　しかし頼みの
このリターンでも、Ｎ.ジョコビッチを圧倒した。

ストロークでは、バックハンドのスライスが良かった。
　J.D.ポトロは両手首を手術している。復活して間もない。
　バックは強打を避け、スライスをメインにした。

　これが逆に、N.ジョコビッチのリズを狂わした。
　緩急の変化になり、
　トップスピンとスライスの球種の変化になり、

バックは、決め球は回り込む決断をすることになる。

　本日の御教訓　災い転じて
弱点を活かす
１：緩急の変化
２；回転の変化
３：フォアで決める決断

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　オリンピックのテニス、いろいろサイトは有りますが、一番分かり易いのは
NHK on Line　のテニスです。　　
　ここから種目に入ります。競技中、　　終了、いずれにしても試合のスタッツを見る事が出来ます。

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カテゴリー: J.D.ポトロ, オリンピック, コンディショニング, ジョコビッチ, データ分析, 敗因 | 投稿者tsukky 21:04 | コメントは受け付けていません。

2016年08月10日

オリンピックには魔物が？？　NO1揃って崩れる　ジョコビッチ、セレナ

オリンピックテニス　シードの明暗　　セレナ、N.ジョコビッチ敗れ、マレー、ナダル安泰
卓球　福原愛が準決勝へ
　水谷も準決勝　　準々決勝のスタッツ
　　
　動画あれば見て欲しいのだけれど、男と女でこれだけスケールが違うのかと思う。
　テニスの男女の差の方が大きいと思っていたが。

オリンピックのテニスの話を戻そう。
　優勝候補だったN.ジョコビッチ、セレナ、早く単複敗戦。

　A.マレーは単複、順調に勝ち上がっている。
　ここにきて伏兵、と言っては失礼だが、
　R.ナダルの

　活躍が目立つ。
　しかも強い。
　安定して、
　勝っている。
　しかも単複。

　R.ナダルの強さ
　ストローク力。

　この遅い跳ねるコートでエッグボールが復活する。

　ダブルスも、ストロークの力勝負を挑み、相手のボレーをミスさせている。

今年のオリンピックは大波乱
　N.ジョコビッチが初戦敗退。破ったJ.D.ポトロは、ダニエル,太郎と対戦する。

　女子ダブルス　ウィリアムス姉妹が初戦負け
　女子ダブルス　第2シードフランスペアが2回戦敗退。勝ったのは日本ペア。
　

セレナが3回戦で敗退。　4-6 3-6 ダブルフォールト8本してしまった。
　ウクライナのE.スビトリナにストレート負け。
　セレナが途中から、泣き出しそうな表情に変わっていた。
　メンタル.タフネスの弱さだ。　
　9回のブレークチャンスで5回ブレークされてしまった。
　いかにE.スビトリナがいかに良かったかと言う事。
　E.スビトリナはウィナーは極端少なかった、たったの9本、セレナのアンフォーストエラーが多過ぎた、36本。
　テニスではI.カルロビッチにミスをしないかが重要と言う事だ。

　試合動画　　

　テニスはミスを減らす勝負

　
　特に一般プレーヤーはそれが大事　　

　錦織圭の試合もそうだが、夜のセッション、昼間のセッションと時間差があり、
　体調管理が難しい様子。　錦織圭の大苦戦ミルマン戦。
　それでも同じ条件だから、本人の問題になるが。

　セレナは2度目の　ゴールデンスラムを狙っていたが。
　N.ジョコビッチも同じ。

　そしてセレナ、N.ジョコビッチ二人ともダブルスも早い敗退となった。
　オリンピックは、国の名誉のための戦い。
　賞金もランキングもないので、そのモチベーションが必要なんだろう。
　目の前の人参と言う事だ。
　テニスのモチベーション。実は子供の指導と一緒。　　

　スポーツに

　限らず、
　目標設定は
　大事。
　目の前の人参だ。

男子ダブルス準々決勝　カナダ対イタリア
　D.ネスター、V.ポスピシル　F.フォジーニ、A.セッピ
　ハイライト動画

ナダル、M.ロペスのスペインペア　J.メルツアーのオーストリアペア
ハイライト動画

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カテゴリー: オリンピック, コンディショニング, ジョコビッチ, セレナ, データ分析, トッププレーヤー, ナダル, 敗因 | 投稿者tsukky 11:20 | コメントは受け付けていません。

2016年08月06日

Rio Olympic　テニス男子シングルス　注目カード　ジョコビッチ、錦織圭

リオ・オリンピック・男子シングルス　注目カード
　オリンピックならではの注目カードがある。
　N.ジョコビッチ対J.D.ポトロ　J.D.ポトロは手首の手術から復帰して半年。
　しかし4年前のロンドン.オリンピックではN.ジョコビッチを破って、銅メダル。
　今、N.ジョコビッチの方がかなり上だが、
　錦織圭はJ.D.ポトロに勝っていない。だからN.ジョコビッチのJ.D.ポトロ攻略を見るのは参考になる。
　Ｎ.ジョコビッチの鉄壁の強さ。

　同じ試合会場で練習する、Ｎ.ジョコビッチとＡ.マレー、オリンピックならではの光景だ。

(10)Ｒ.バウティスタ=アグvs Ａ.クズネツォフ　この試合も好カード。
　コンパクトなプレーから試合を組み立てる。
　試合巧者の二人。凡ミスは少ない。
　序盤の力勝負が見もの。
　　錦織圭　アグを破る　　　

　錦織圭　Ａ.クズネツォフ　　
ダニエル,太郎、J.ソック戦、ランキングはJ.ソックがはるか上だが、
　ダニエル,太郎は粘りに増して、サービス力をつけてきた。
　初めての対戦だが、J.ソックはダブルスも上手い。ネットプレーを絡めて来るだろう。

R.ナダル　Ｆ.デルボニス戦も面白い。
　ナダルは手首の故障からどれ位復活しているか。
　まだ完全ではないはず。

　ナダルのエッグボール、復活を待ち望む人が多い。　Ｆ.デルボニスはR.フェデラーを破ったこと　もある、怖いもの知らずのハードヒットがどこまで通用するか。
　　

　杉田祐一と対戦するB.ベーカーは、300位台の選手、
　杉田祐一はG.デミトロフと競った試合　が良かった。
　
　落ち着いてさばいて欲しい。

G.シモン　vs B.チョリッチ
　G.シモンは15シード、リターンの上手い選手。
B.チョリッチ、若手の成長株ながら、はデビスカップでも活躍してアメリカを下している。

国のため、オリンピックでは実力以上の力を出す選手。

Ｓ.グロス vs (8)Ｄ.ゴファン　世界最速のビッグサーバー対、
　粘りのゴファン、ビッグサーバーへの対応力が見もの。

(6)Ｇ.モンフィス vs Ｖ.ポスピシルも面白い試合になる。
　緩急を使い分けるG.モンフィルズに攻撃的プレーヤー―がどこまで通用するか。

Ｇ.ディミトロフvs (9)Ｍ.チリッチ　このカードも初日、最高のカードではないか。
　チリッチ、デビスカップで単複勝利の大活躍
　USオープンでは2014　錦織圭を下して優勝。
　
　二人ともシェアなプレーをする。
攻撃力の選手だ。

A.ラモス=ヴィノラス vs (4)錦織圭
錦織圭の優位は動かないが、ラモスが、好調なのは事実。
　錦織圭の速攻が見れるかどうかだ。

(16)Ｂ.ペールvs Ｌ.ロソル
　錦織圭に連勝したことのあるペール。つかみどころのないテニスをする。
　
　一方のL.ロソル、攻撃型の選手。
　ダニエル,太郎とデビスカップで5セットフルセット。
　

(1)Ｎ.ジョコビッチ（セルビア） vs Ｊ.Ｍ.デル=ポトロ（アルゼンチン）
Ｊ.ソウサ（ポルトガル） vs Ｒ.ハーセ（オランダ）
Ｊ.トンプソン（オーストラリア） vs Ｋ.エドモンド（英国）
ダニエル太郎（日本） vs (14)Ｊ.ソック（アメリカ）
(10)Ｒ.バウティスタ=アグ（スペイン） vs Ａ.クズネツォフ（ロシア）
ルー.イェンスン（台湾） vs Ｐ.ロレンジ（イタリア）
Ｇ.ミュラー（ルクセンブルグ） vs Ｊ.ヤノヴィッツ（ポーランド）
Ｍ.ジャジーリ（チュニジア） vs (5)ＪＷ.ツォンガ（フランス）

(3)Ｒ.ナダル（スペイン） vs Ｆ.デルボニス（アルゼンチン）
Ａ.セッピ（イタリア） vs Ｉ.マルチェンコ（ウクライナ）
杉田祐一（日本） vs Ｂ.ベイカー（アメリカ）
Ｂ.チョリッチ（クロアチア） vs (15)Ｇ.シモン（フランス）
(11)Ｐ.クエバス（ウルグアイ） vs Ｎ.バシラシヴィリ（グルジア）
Ｄ.ブラウン（ドイツ） vs Ｔ.ベルッチ（ブラジル）
Ｄ.ズムル（ボスニア） vs Ｄ.セラ（イスラエル）
Ｓ.グロス（オーストラリア） vs (8)Ｄ.ゴファン（ベルギー）

(6)Ｇ.モンフィス（フランス） vs Ｖ.ポスピシル（カナダ）
Ｒ.デュトラ.シルバ（ブラジル） vs Ｔ.ファビアーノ（イタリア）
Ｒ.アルボット（モルドバ） vs Ｔ.ガバシュビリ（ロシア）
Ｇ.ディミトロフ（ブルガリア） vs (9)Ｍ.チリッチ（クロアチア）
(13)Ｐ.コールシュライバー（ドイツ） vs Ｇ.ペラ（アルゼンチン）
Ｄ.クドラ（アメリカ） vs Ａ.マルティン（スペイン）
Ｒ.ベランキス（リトアニア） vs Ｊ.ミルマン（オーストラリア）
A.ラモス=ヴィノラス vs (4)錦織圭

(7)Ｄ.フェレール（スペイン） vs Ｄ.イストミン（ウズベキスタン）
Ｅ.ドンスコイ（ロシア） vs Ｊ.シュトルフ（ドイツ）
Ｇ.エリアス（ポルトガル） vs Ｔ.コキナキス（オーストラリア）
Ｄ.キング（バルバドス） vs (12)Ｓ.ジョンソン（アメリカ）
(16)Ｂ.ペール（フランス） vs Ｌ.ロソル（チェコ共和国）
Ｆ.フォニュイーニ（イタリア） vs V.エストレージャ=ブルゴス（ドミニカ共和国）
Ｊ.モナコ（アルゼンチン） vs Ｍ.バシック（ボスニア.ヘルツェゴビナ）
Ｖ.トロイキ（セルビア） vs (2)Ａ.マレー（英国）

女子シングルス、土居美咲、日比野菜緒の対戦相手。

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2016年08月04日

リオ・オリンピック　男子シングルス、シード　錦織は第4

リオ・オリンピック　男子シングルスシードが出た。錦織圭は予定通り第4シード
　上位10位から5名も欠場者が出る異様な大会。
　そのお蔭で錦織圭は第4シード。
　Big4と準決勝まで当たらないのはラッキー。

　日本テニス代表選手情報　　

　ランキングを上げた錦織圭　

　オリンピックには杉田祐一、ダニエル,太郎も出場するので、気分的には楽だろう。

Rio日本代表チーム、各種目

　ここバラのセンターコートは、デコターフで、USオープン、有明と同じ、会社のコート。
　作りたての新しいコートなので、まだその情報が入ったら伝える。
　まだ建設途中で、間に合うのかなあ？

　N.ジョコビッチは、先のロジャーズカップで錦織圭を破って余裕の優勝。
　
　北京大会では、R.ナダルに敗れ銅メダル。
　ロンドン.オリンピックではA.マレーに準決勝で、3位決定戦でもJ.D.ポトロ敗れている。
　まだメダルが無いので、オリンピックは勝ちたいだろう。

A.マレーは、ウィンブルドンの優勝から、オリンピック連覇を狙う。
　オリンピックでフェデラーを破る　　
　単複出場で、両方ともシードは凄い。

　ナダルは手首の故障で長く休養。　全仏3回戦から試合に出ていない。
　試合勘が戻っているかが心配。

ロンドン.オリンピック、錦織圭、
　B.トミックを破る　　
　 N.ダビデンコを破る　　
　 J.D.ポトロに敗れベスト4止まり　　

シード　ランク　氏名
No.1 NO1　　　　N.ジョコビッチ (セルビア)
No.2 NO2 A.マレー (イギリス)
No.3 NO4 R.ナダル (スペイン)
No.4 NO6 錦織圭 (日本)
No.5 NO10 J.W.ツォンガ (フランス)
No.6 NO17 G.モンフィルズ (フランス)
No.7 NO13 D.フェレール (スペイン)
No.8 NO11 D.ゴファン (ベルギー)
No.9 NO12 Ｍ.シリッチ (クロアチア)
No.10 NO15 R.B.アガット (スペイン)
No.11 NO24 P.クエバス (ウルグアイ)
No.12 NO25 S.ジョンソン (アメリカ)
No.13 NO22 P.コールシュライバー (ドイツ)
No.14 NO26 J.ソック (アメリカ)
No.15 NO28 G.シモン (フランス)
No.16 NO23 B.ペール (フランス)

錦織圭を育てた　ゲーブハラミロ最新ストローク上達法

「ゲイブ・ハラミロの「Making Champions 1&2」

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