タグ別アーカイブ: 錦織

芝で強い選手は誰だ? ウィンブルドン2015 データ、情報

ウィンブルドン2015 への展望  芝の特徴 誰が強いか?
 なでしこJapan、佐々木采配的中。
 前半のリードを守って、後半の猛攻に耐えました。予選通過確定です。

 芝の祭典、ウィンブルドン。
 ウィンブルドンのイメージ、花は絶対に紫陽花ですよね。

 選手の使うWimbledon2015towel

 タオル
 R.ナダルは
 必ず2枚。
 鎌倉長谷寺の紫陽花

 ウエアは白が基調です。
Wimwhitewear

 ここのシードは特別で、ランキングよりも、ウィンブルドン、芝での成績が大きく考慮される。
 ドローが出るまで、シードは分からない。

 ウィンブルドン、前哨戦情報  

 ナダル、前哨戦でファイナルに。V.トロイツキと争う。今年は必死。
 

 去年のウィンブルドン直前情報
  

 ここ1年の芝での成績を比べてみた。
 ウィンブルドンのドローの決め方があっているというか、ランキングと大きく異なるのが分かる。
 今年、生涯の勝率。
Grassstrongplayer

 芝で勝つための要素は何なのだろうか?
 確かにラリーは、他のコートサーフェイスよりも極端に少なくなる。
 攻撃型の選手が有利になっている。

 上の表をもう少し分かり易くしてみたのがこれ。
Grassstrongplayer2

 ウィンブルドン、芝の特徴
 

 ウィンブルドンで強いトップ4
 今年はここからR.ナダルが外れるのか。  
 

 芝で重要な要素フットワーク
 
 N.ジョコビッチ、滑らせ方、天才だ

Nolewimbledon2014slide

 N.ジョコビッチは納得。攻守ともに世界NO1 からだ。
 去年のウィンブルドン N.ジョコビッチ R.フェデラーを破る
 
 R.フェデラー、G.デミトロフも納得。攻撃力がある。

 その点で、R.ナダル、が出て来ないのも分かる。

 A.マレーだって、ウィンブルドンの初優勝から、オリンピックへの道のりは、芝で強かった。
 2013 A.マレーが破竹の進撃 N.ジョコビッチを破る
 

 今年も調子を上げている。

 ビッグサーバーでウィンブルドンで強い、F.ロペスは良く合っている。
 T.ベルディフが上位にいない。全仏でも勝てなかったのが気がかり。

 S.バブリンカは、N.ジョコビッチを破っての全仏優勝で自信を持って臨むだろう。
 

 A.マレー、地元、好調時のフィーリングが戻ってきた様子。

 錦織圭は、芝で余り良い成績を出していない。

 理由は二つある。
 一つは去年までの体力。
 去年は、M.ラオニッチに逆転負け
 

 一昨年までは、全仏で疲れ、ウィンブルドンまでエネルギーは残っていなかった感じがする。
 しかし少しずつ、芝に慣れているのは事実。期待しよう。
  セッピに敗れる  

 今年は、チームKeiの腕の見せ所だ

 前哨戦のハレで伸び盛りのD.ティエムと対戦する。見ものだ。

 いろいろ情報を総合すると、ウィンブルドンで勝つには、
 柔軟性
 サービスからネットプレーへの連携
 ボレーの精度  これが大きな要素になっている。

 ボレーは、芝で良く滑る。しっかりしたスライスのボレーが重要になる。
 この点は、次に詳しく紹介する。

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カテゴリー: ウィンブルドン, ジョコビッチ, フェデラー, 戦略, 錦織圭 | 投稿者tsukky 11:54 | コメントは受け付けていません。

ウィンブルドン2015 前哨戦でトッププレーヤーは調整

芝の聖地ウィンブルドン2015 前哨戦始まる
 サッカー、ワールドカップ。朗報。
 なでしこジャパン、まず一勝
 

 カナダの大会、人工芝なんですね。スライディングでやけどしないのかなあ。
 平気でスライディングしていたから、特殊な芝なんでしょう。

 芝のシーズンが始まる。芝の殿堂ウィンブルドンまで4つの大会が開かれる。
 時期的には2つ。トッププレーヤーは分かれて、最後の調整に入る。
 ラリーが続くクレーコートから、ボールが弾まず、滑る、芝。
 トッププレーヤーの対応力が、求められる。

 グラスコート グランドスラムのコートサーフェイス
 一番速いコートは、実は?
Gscsurface

 グランドスラム、コートサーフェイスでの得手不得手がある。
 テニスの歴史でも、ビッグネームでも、得手不得手がある。
 クレーコートは得意だが、芝は苦手な選手。
 G.クエルテン。ムスター。S.ブルゲラ

 ストローカーが得意もあるけれど、サービス力が不足していた感じがする。

 クレーコートが苦手の選手、ビッグサーバーに多い、特にアメリカ選手は苦手。
 I.レンドルに勝ったM.チャンは別。
 P.サンプラスも苦手だった。
 ストローク、サービスうんぬんよりも、
 気の短い選手は苦手な気がする。
 その点で、今回のS.バブリンカの優勝は素晴らしい
 
 自分の心をコントロールできている。

 その点、最近のトッププレーヤー、コートサーフェイスを選ばない選手が多い。
 N.ジョコビッチ 芝でも、ここ1年は負け知らず。
 N.ジョコビッチ、ウィンブルドン2014優勝

Rflawnc2015
 キャリアではR.フェデラーだが、

 R.ナダルも、勝率は低くない。
 去年は、新鋭、N.キルジオスに勝機 を与えてしまった。
 

 錦織圭は芝は、勝率が下がる。14位。
 例年だと、この時期、疲労がたまる。でもも今年は調子が上手くいいっている。
 チームKei のおかげだ。
 4回戦で、M.ラオニッチに敗れた
  

 ウィンブルドンはランキングよりも、ウィンブルドンでの勝率を意識してシードを組む。
 だから錦織圭は、少し不利になる。
 シード上位の予想。
Wim8men

 R.フェデラーはキャリア勝率ではトップだが、ここ1年では、N.ジョコビッチが上。

 ウィンブルドンまでの前哨戦。芝の期間は、一番短い。たったの一か月。そのためにトッププレーヤーの努力は大変。ウィンブルドンは重たい大会なのだ。

 ウィンブルドンまでの前哨戦は、次の4大会。250,500と続く。
Atp2502015

 オランダ トップシェルフ  ATP250
Topshelf8men

 

ドイツ シュツットガルト ATP250
Shuttetgult8men

  R.ナダルがF.ロペスとダブルスに出ている。
 ウィンブルドンでのネットプレーを意識しているのだろう。

ここからATP500の大会に移る。
Atp5002015

 ドイツ、ハレ。ゲーリーウエーバーオープン ATP500
  R.フェデラー、錦織圭が登場。
Halle4men

Halle58men

 イングランド Aegon ATP500
Aegon8men

 

 錦織圭はエキジビションマッチに出場、最終調整に入る
 BNPパリバス エキジビションマッチでウィンブルドンへの直前調整をする。 エキジビションマッチと言っても、トッププレーヤーが集結する。

そしてウィンブルドンに突入する。

グラスコート前哨戦2015の動画

 懐かしのB.ボルグ J.マッケンローの試合動画
 J.マッケンロー、本当にアメリカの若者。

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カテゴリー: ATP, ウィンブルドン, エッセイ, シングルス, 戦略, 練習 | 投稿者tsukky 12:10 | コメントは受け付けていません。

ジョコビッチ 今年のベストマッチで マレー フルセット勝ち 全仏2015

全仏Semi-Final、大死闘。前日では、N.ジョコビッチの楽勝かと思われた。
 そこから、粘る粘る、A.マレー。確かに強くなった。
 僕の感じでは今年のベストマッチ。特に第3セット、翌日からの試合は最高。
両者に勝たせたかった。
N.ジョコビッチ 二日間の接戦を制する
 データ分析で試合の流れを解説。
試合の展開予想  

 テニスとデータ、グランドスラムのスラムトラッカー
 

 データから見える 勝利の法則
 
Noleamscore

 N.ジョコビッチが語った。
 「二日間の試合、コートコンディショニングが微妙に変わった。
 前日はコートが速かったが、翌日はスローになった。
 その微妙なずれで、A.マレーが調子を戻した。
 長い試合だったから、太陽の位置も変わったしね。
 いずれにしても、A.マレーは諦めないファイターだ。尊敬に値する」と。

 一方のA.マレー。「2セットダウンから、順延になって気持ちを切り替える事が出来た。
 イイ感じでのバックのショットが読めたしね。
 ミスしたのは5セット目の最初のサービスゲーム、少しルーズな気分で試合に入ってしまった。
 そこからのバックのボールが本当に、正確に深く来た。
 出るにも前に出れなかった。」

 試合中、ポイントが終わることに肩で息をする、A.マレー、ポーズなのかもしれないが、
 一方のN.ジョコビッチ、集中力のある眼で、息の乱れも見せていない。

 N.ジョコビッチ、A.マレーのロングラリーマッチ

Noleam

 各セットごとのデータと、どちらがセットを取ったかで検証したい。

 データから見える試合の内容
1:1stサ-ビスの確率  結論、 余り関係ががない。
 確率が良くて、取れたセットは、第2セットのたったの一回。
 ただしこれは、1stサ-ビスのポイント獲得率が高いトッププレーヤーだから言える事。
 一般プレーヤーには、1stサ-ビスを入れる これは重要だ。
Noleam1st

2:サービスのポイント獲得率
 明らかに1stサ-ビスのポイント獲得率がセットを左右している。
 2ndサービスは、次の要因だ。
 安定性のある選手は、1stサ-ビスのポイント獲得率が悪いと、
 2ndサービスでしっかりフォローできる。
Noleamser

 
 好調時のR.ナダル
 勝つ時の錦織圭がその例だ

3:ウィナーとアンフォーストエラーの関係
 ウィナーは派手。格好いい。
 しかしデータからは、アンフォーストエラーの少なさがセットを取る要因とはっきり出た。

 もう少し深く掘り下げると、ウィナーとアンフォーストエラーのバランス。
 ウィナーからアンフォーストエラーを引いた、安定指数で相手よりも上回っている事。
 できたらプラスの数字が良い。

 必勝アイデア、凡ミスを減らせ。
 少し前のN.ジョコビッチ、A.マレー戦から
 

4;レシーブとブレーク、これが最重要
Noleamrebreak

5:ネットアプローチ
 N.ジョコビッチが凄い思うのは、プレーの積極性。
 自分から展開を作る。
 ネットプレーにも積極的に出る。サーブ&ボレーも出す。
 相手への意外生もあるだろうけれど、明らかに、相手へのプレッシャーとなる。
Noleamnetap

 リターンする立場として、ステイしてくれていれば、リターンにプレッシャーは少ない。
 でもサーブ&ボレーに出ると仮定したら、沈める、ショートクロス、ダウンザライン、
 リターンのコースを考えなくてはいけない。
 この考える要素がミスにつながる。

 その点、第4セット、A.マレーはネットプレーを交えて、ポイントを重ねた。
 ネットプレーには流れを引き寄せる、変える力がある。

 R.フェデラーにはネットプレーが生命線

 第1、第4セット、A.マレーは一度もネットプレーに出なかった。この差は大きい。

 今年の全仏のファイナルは、N.ジョコビッチ対S.バブリンカ。
 これも面白い。

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カテゴリー: エッセイ, クレーコート, シングルス, ジョコビッチ, マレー, 全仏, 勝因, 戦略 | 投稿者tsukky 12:33 | コメントは受け付けていません。

バブリンカ 見事バックハンド フェデラー 破る 全仏2015

バブリンカ 完全復調 苦手のフェデラー破った。全仏準々決勝
 スイス人同士の対戦から、
 バックハンド、ストローク、
 パッシングショット、
 勝つ要素を探ってみたい。

 過去の対戦成績は R.フェデラーの圧倒。16勝2敗。
 二人の対戦成績

 S.バブリンカは、上位に対して、まだまだ弱い。
 ここは錦織圭の方が上。

 S.バブリンカ、R.フェデラーに打ち勝つ。
 S.バブリンカ、去年は、全豪、グランドスラムで初優勝して、一気に赤丸急上昇。
Swrfscore

 

 しかし、今年は、前半連敗を重ね、低迷していた。

 去年この二人デビスカップで大活躍、二人で優勝した。
 
 R.フェデラーは、ロランギャロスでの2勝目を狙っている。

 S.バブリンカはひたすら、自分のテニスを追い求める感じだ。
 試合スコアは一方的に見えるが、
 R.フェデラーは、自分のテニスをきっちりこなしている。
 サービスからの展開、
 サービスエース7本でダブルフォールト0。これは素晴らしい。

R.フェデラーらしいドロップショット
S.バブリンカをRf
 ベースライン
 深く追い込んで。
 強打する
 構えから、
ドロップショット

 S.バブリンカが久々にR.フェデラーに勝った、去年のモンテカルロ。
 この時もストロークが良かった
 

 ウィナーもアンフォーストエラーをよりも多く、
 ドロップショットも良かった。

 一つの誤算が、ネットプレー。
 S.バブリンカはR.フェデラーのネットプレー、
 パッシングショットで待ち構えて、ウィナーを奪った。
 R.フェデラーから44本のウィナーを奪うのは並大抵のことではない。

 S.バブリンカのパッシングショット。
 スウィングスピードが速いので、片手打ちでは最速。
 普通に、ワイドかダウンザラインを狙えば、ネットポジションにつく前に抜ける。
 それくらい速い。
Swpshotscross

片手打ち バックハンドの魅力 

 バックハンド、最速対決 両手打ちの錦織圭、片手打ちのS.バブリンカ 

 錦織圭もパッシングショットは上手い
 

 驚いたのが、ランニング、のパッシングショット
 走った勢いがあるので、クロスに打ち、走り抜ける事が多い。
 さもなければ、ワイドに走り抜けながらポール回し的なダウンザライン。
 こうでなければ、ランニングショットは難しい。

これをS.バブリンカは
 ランニングで、Swfspshotrunrev

 フォアの逆クロス、
 を打った。
 見事に抜ける、

 R.フェデラーは、
 全く予想していなかっただろう。
S.バブリンカのギャンブル魂だ。

二人の試合スタッツ。注目は1stサ-ビスのポイント獲得率、ウィナーの数。ブレーク数。
Swrfstats

 試合のデータ分析は、プレースタイルが良く分かる。

 ランニングショットと言えば、試合で走る距離がデータとして紹介される。
1ポイント当たりの距離が面白い。
 S.バブリンカはSwrfrunrg

 9.81m  
 R.フェデラーの
 10.42mよりも短い。
 この二人の
 展開が早い
 と言う事だ。

 錦織圭は、J.W.ツォンガに11,4m走らされている。

 コートの大きさと走る距離
 

 どこかに錦織圭は、走る距離が短い選手として紹介されていたが、
 データの出る、全仏でチェックしておこう。
 乞う! ご期待!!

全仏の情報 ブログランキングで上位に。クリックに感謝です。
0604

 錦織圭 J.W.ツォンガ戦 予想記事。
 

 錦織圭の敗因を探る。メンタル.タフネスでくくった 保存版です。
 有り難うございました。

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 ポジション名、ロブ表示までできる作戦ボード。コーチ経験から生まれた、便利グッズ。
 ジュニアにはJrs_2

 シングルス 
 コート図で説明を。
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カテゴリー: クレーコート, ストローク, テニスノート, バブリンカ, フェデラー, 全仏, 勝因 | 投稿者tsukky 16:58 | コメントは受け付けていません。

保存版 メンタル.タフネス 錦織 ツォンガの敗戦から学ぶ

錦織 悔しい敗戦 敗因は自分にあり 何を学ぶか。
 全仏2015 ツォンガに敗れる。フルセット、2セットダウンから、奇跡の挽回へ向かったが。
 錦織選手、夢を絶たれた。佐藤次郎以来となる全仏ベスト4入りを期待されたが。
 相手は過去に4勝1敗と相性の良い、ツォンガ。相手も苦手意識を持っている。
 これは絶対の優位だった、だったはず。
 試合の結果、これは仕方がない。ここから先にどう進むかが問題だ。

男子シングルス 準々決勝
●錦織選手(5) vs. ○ツォンガ(14), 1-6, 4-6, 6-4, 6-3, 3-6
 ツォンガに粘るも、突き放される。
 負けは負け、次への踏み台にしたい。
 テニスは心の戦いであることが、よく分かった。
 一般プレーヤーにも重要な、テニスと心.技.体の関係を、ツォンガ、錦織戦から、解きほぐそう。

 第1セットは完璧、第2セットまではツォンガの流れ。このままストレート負けかも、そんな展開だった。
 第3セットで盛り返し、第4セットも奪う。
 得意のバックハンドが出始め、
 スピード、コントロール、破壊力、世界一の評価。

 

 リターンエースも出て来た。
 

 錦織圭の開き直りで、
 これは錦織選手の得意の逆転かと。
 錦織選手の最終セットの強さ
Jtkeiscore

 しかし、走らされ、エネルギーが枯渇。流れを引き戻す体力がなかった。
 錦織の強さは、ベースラインに入り、相手を先にに動かすことにある。
 フットワークでもトップにランクインされている錦織選手だが、今回は走らされた。
Jtkeirunrg

 走り負けると、心の余裕もなくなる。心・技・体は連動しているのだ。

 試合、運もツキも実力の内。
 勝つ時もあれば、負ける時もある。
 試合の流れを作るのは自分だ。

 ポイントが取れない、気持ちは焦る。
 自分だけに集中しているから、ついつい感情を出す。
 これが悪循環につながる。

 ポイントを取った時は、ガッツポーズ、外人は、表面に出すのが上手い。
 特に、N.ジョコビッチ
  N.ジョコビッチは、いら立ちを少し表面に出すタイプ。
 R.ナダル
 ナダルはマイナス面を出さない。

 テニスの強さはメンタルにある
 

 心がパフォーマンスを決める

 即効、 心を落ち着ける
 
良い時の錦織圭のメンタル
 

  負けた時にすべきこと
 

 テニスは孤独な、メンタル.タフネスのスポーツ。
 過去の試合を振り返っても、錦織選手の敗因の多くはそこにある。

 引き金は、ダブルフォールト、
 ブレーク、モチベーションの低下につながる。

 USオープンのM.シリッチ戦 ファイナルの緊張と、ダブルフォールト。  

 心が折れる。
 ローマでのクオーターファイナル、N.ジョコビッチ戦 がまさにそうだった
 

 地元、J.W.ツォンガの人気は高い。
 しか怪我から復帰で、判官贔屓もある。
 完全アウェー状態は分かっている。
 さらにフランス人は、外国語を話す人をあまり好まない伝統がある。

 第1セット、錦織選手の審判へのクレームは良くない。
 クルム伊達の日本での事件もある

 観客を味方につける事。これがトッププレーヤーでは大事だ。

 唯一、例外、それはJ.マッケンローだが
 
 悪童を演じて、観客を楽しませた。
 でも自身はいたってクール。これを演じられるのはJ.マッケンローを除いて役者だけ。

3つの負ける法則をやってしまった。
Saymtkeiemotion

 本当は、こうしてほしかったのだが。
Saymtjtguts

 1:早い段階でのサービスブレーク
 いきなり最初のゲーム。

 2:いらだちを表に出す。
 テニスはメンタルなゲーム。

 3:観客を敵に回す。
 トッププレーヤーならではの対策。
 N.ジョコビッチはそれが上手い。

 ツォンガ戦に向けての対策
 心配していた序盤の悪さが出た。
 
 メンタル強化ノート  

テニスの心を強くする

“60秒メンタルトレーニング”が、遂に一般公開!!

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 出だしの悪さ。ダブルフォールト、負ける法則をやってしまった。
 サービスゲームを取り切れない。

 先日のブログで紹介した勝利の法則、負ける法則と対極にある
Big4の戦いから学ぶ 勝利の法則 勝利には何が必要か
 1:ブレーク数で上回る
 2:安定指数で上回る
 3:流れに乗る、特に錦織選手の場合は序盤  この辺の技術的なことは、午後にアップする。

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カテゴリー: エッセイ, コーチ, メンタルタフネス, 全仏, 戦略, 錦織圭 | 投稿者tsukky 07:57 | コメントは受け付けていません。

全仏2015 錦織 ツォンガ戦予想 順当勝ち 勝利の法則

錦織圭のベスト8 対戦相手は、相性の良いJ.W.ツォンガ
 注目のロランギャロス、男子ベスト8の戦いが始まる。
 何とビッグ4がそろい踏みだ。  

 錦織を、優勝候補に挙げる、解説者、J.クーリエとM.ビランデル
 キラーバックハンドと紹介している。

 J.W.ツォンガは、2年前は、錦織圭の上の存在だった。
 しかし、錦織圭上昇のきっかけを与えてくれたのが、J.W.ツォンガ。
 二人の過去の対戦から、準々決勝を占おう。

   
勝利の法則
   
スコアをつけよう

対戦成績 錦織圭の4勝1敗
Keijt

 J.W.ツォンガは14シードで、順調に勝ち上がり、
 ベスト8で、今年好調のT.ベルディフを3-1で下した。
 勝因はサービスエース、
 1stサ-ビスのポイント獲得率
 ウィナー43本、しかしアンフォーストエラーを41本。
 ここつけ込むチャンス。
 レシーブポイント獲得率も38%と高い。
 特に2ndサービスを攻めてきている。
 ここは錦織圭要注意。

 助かるのが、ネットアプローチが極端に少ない事。

 錦織圭 J.W.ツォンガ対策
Lckeijt

錦織圭、J.W.ツォンガ戦の注意点
 2ndサービスは叩いてくる
 ウィナー多いがミスも多い
 ネットプレーは少ない

 一方の錦織圭も順調に、1セットも落とさず勝ち上がっている。

 全仏のドロー  

 錦織圭  2回戦、クレーコートのスペシャリストに勝った
 

 4回戦 ハードヒッターに勝っている
 

 過去の対戦を見ても、錦織圭の上昇過程にいつもJ.W.ツォンガがいる。
 勝たせてもらって、飛躍する、感謝すべき選手だ。
 もちろん錦織圭選手の実力があってのことだが。

 錦織圭が凄い点は、ビッグサーバーに強い。
 と言うか、サービスエースも同じ1本。
 ラリーになった時に奪えばよい、サービスエースを焦らない。

 そしてビッグサーバーの早いサービスを読み、リターンするギャンブルが好きだ。

 錦織圭が得意のビッグサーバー
 F.ロペス

 I.カルロビッチ  
  身長208㎝ですよ。

 さらにビッグサーバーは大体ストロークも速い。
 この速いボールが好き。
 相手の速さを利用して、展開をさらに早くする。
 錦織圭の展開力

 今年の全仏の流れで大丈夫だろう。

Lckei

 J.W.ツォンガ 今年は怪我で出遅れているが、着実に、元の強さに戻りつつある。
 ビッグ4意外で、マスターズを勝っている数少ない選手。
 錦織圭はまだ勝っていない。

 持ち味は、強靭な体力を活かした、パワーショット。
 ビッグサーブとフォアハンドが武器だ。
 J.W.ツォンガ 好調時 2013 クレーコートでR.フェデラーを破っている
 

 弱点は、バックハンド。
 以前はスライスで多くの選手に狙われたが、ここ数年、バックハンドの改良に取り組み、
 成果を上げている。

 J.W.ツォンガのバックハンドのバロメーターは、
 相手がバックに打ってアプローチした時に、トップスピンで打てるかどうかだ。
 弱気の時はスライスになる。

 これって一般プレーヤーの方にも参考になる。
 バックハンド、スライス症候群  トップスピンで打つコツ
 

 そしてクレーコートでの対戦は初めて。
 J.W.ツォンガは地元で人気のある選手。
 アウェー状態での戦いになる。
 これは全仏、1回戦で経験している。
 マチュー戦  
 錦織圭の場合には、ハンディを自分の力にできる戦略がある。

 今年のデータを見ると、錦織圭がサービス力でも上回っている

二人の過去の対戦、どの試合も接戦。錦織圭上昇の歴史でもある。
 錦織圭が逆転勝ちのケースが多い。
 1stサ-ビスでは、J.W.ツォンガがポイント獲得率を大きくリード
 2ndサービスで、錦織圭が追いつく。

 リターンゲームで結果的に錦織圭がプレッシャーを掛ける展開になる

 2014 パリマスターズ 錦織圭 16R 6-1 4-6 6-4 フルセット
  ブレークチャンスを多く握り、プレッシャーをかけた。

 2013 パリマスターズ 錦織圭 32R  1-6 7-6(4) 7-6(7)
  
  タイブレークサービス力有利を覆した、錦織圭のリターン力

 2013 上海マスターズ J.W.ツォンガ 16R 7-6(5) 6-0
  第2セット、腰痛が悪化した。

2012 オーストラリアンオープン 16R 錦織圭 2-6 6-2 6-1 3-6 6-3

 この時J.W.ツォンガは6位。
 錦織圭はJ.W.ツォンガに勝ち、トップ10入りを宣言。

 2011 上海マスターズ 32R  錦織圭 6-7(1) 6-4 6-4
  
 J.W.ツォンガの11本のサービスエースを耐えた。

錦織圭を育てた ゲーブハラミロ最新ストローク上達法

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カテゴリー: ATP, エッセイ, シングルス, 全仏, 戦略, 錦織圭 | 投稿者tsukky 20:01 | コメントは受け付けていません。

錦織 全仏 ベスト8進出 勝因 戦略 データを手帳でチェック

ロランギャロス2015 錦織圭 ベスト8進出
 クレーコートで順調に成績を伸ばしている。
 好調で波に乗っていた、T.ガバシビリを下した。
 スコア的には楽勝だが、内容は結構競っていた。
 錦織 vsT.ガバシビリ戦予測
 フォアは強力。錦織圭がどうさばくかに焦点がある。

 相手の得意のフォア、結構ウィナーを決められたが、錦織圭は、それを上回るウィナーの数で圧倒した。

 試合のスタッツから  ロランギャロスなどグランドスラムでは
 試合のデータが詳しく紹介される。
 グランドスラムのデータ、試合分析

 年々進化している。
 データ、試合内容は手帳で、書くことで、自分の戦略にする。

 テニスの重要データ 
 勝つには何が必要か?
 皆さん、テニスのデータ、取った事ありますか?
 思ったような試合をしていないのが事実。
 一般プレーヤーの陥りやすいミス
 
 ここを抑えるだけで、試合に強くなりますよ。

 試合に勝つには何が必要かを、解説してくれる Keyポイントも分かりやすい
 ライブスコアで試合と当時進行だと、サービス、ラリー、それぞれのデータが出る。
 サービスでは速度、角度、ポイント獲得率
 ラリーでは、ウィナー、アンフォーストエラー、フォーストエラー、
 短いラリーでのポイント、長いラリーでのポイントも出る。

 メインのスタッツは以下の通り
錦織圭 vs T.ガバシビリの試合内容データ
 スラムトラッカーの画面が出ますから、右上の試合状態をクリックしてください。
 男女、単複、初日までさかのぼれます。

Keigavascore

 1:サービスエース
 2:1stサ-ビスの確率
 3:ダブルフォールト
 4:1stサ-ビスのポイント獲得率
 5:2ndサービスのポイント獲得率
 6:ウィナー
 7:アンフォーストエラー
 8:レシーブポイント確率
 9:ブレークポイントコンバージョン
 10:ネットプレーポイント獲得率  この10項目がある。
 各セットごとのデータも出るし、3セットの流れを見る事も可能。
 セットを取らた時など、その理由が一目瞭然だ。

項目ごとにチェックしよう
 試合を決める大きな要素は
 1:ブレークポイントコンバージョン
 相手のサービスゲームをいくつブレークできたか。
 これは確率よりも、数が重要。
 2014 USオープン 錦織圭 M.シリッチ戦より
 

 2:1stサ-ビスのポイント獲得率
 男子シングルスでは勝つ選手は80%は必要。
 特にトップ4圏内を狙う、錦織圭には必須。
 良く1stサ-ビスの確率と言うが、一般プレーヤーにはこれは超重要。
 しかしサービス力のあるトッププレーヤーには、確率よりも、ポイント獲得率が重要。
 多少リスクを冒してでも、1stサ-ビスはポイントを取りにいう事が多い。
 だからトッププレーヤーの1stサ-ビスの確率は60%前後。

 1stサ-ビス、2ndサービスの考察
 

 R.ナダルはかなり高い。

 3:レシーブのポイント獲得率
 サービス力の弱い、女子では重要な要素となるが、
 錦織圭、R.ナダル、A.マレーの様なデフェンス力が強い選手は
 ここで50%近く、稼ぎたい。
 そうすることで相手のサービスゲームへのプレッシャーが多くかかる。
 ちなみに、N.ジョコビッチはこれが60%と驚異的
Keigavastats

 

1:サービスエース
 錦織圭の5本、要所で出た。これが重要
2:1stサ-ビスの確率
 錦織圭は普通、50%台、本人は高くしたいと語るが。
 この日風が強く、なかなか厳しい。
3:ダブルフォールト
 錦織圭が崩れる場合、このダブルフォールトから。

 5本は多い。相手が崩れてくれたので助けられた。
4:1stサ-ビスのポイント獲得率
 ここはしっかり相手より上

5:2ndサービスのポイント獲得率
 錦織圭の良くなっている点は、ここなのだが、T.ガバシビリに越された。
 錦織圭の2ndサービスを叩かれているという事。

サービス、Keisergavarg

 クレーコートでは、
 重要度は落ちるが、
 それでも男子シングルスの
 重要勝利ファクター
 であることは事実

 ここは修正が必要。

 サービス力アップ
6:ウィナー
 重要なのはウィナーksらアンフォーストエラーを引いた安定指数
 これで錦織圭が大きく上回れた。これが大きい。

7:アンフォーストエラー
 少ないに越したことはないが、錦織圭は普段から少ない選手。
 今回、攻撃的に出ているので、アンフォーストエラーも増えている。

8:レシーブポイント確率
 錦織圭の真骨頂、相手サービスのブレークには必要。
 特に相手のKeiregavarg

 2ndサービス
 どこまで叩けるか。
 錦織圭の場合
 フォアに回り込む
 逆クロス

 リターンミスを減らす
9:ブレークポイントコンバージョン
 チャンスが超多かった。もっと一方的になったはず。
 ここも次の課題。
 チャンスを逃さないのがR.ナダル。

10:ネットプレーポイント獲得率
 錦織圭はもっと前に出て良いと思う。
 確率は高いので、十分のに相手を動かしてから出ている。
 風のせいか、ボレーの凡ミスが多かった。
 これも修正点。
 シングルス上達 

 勝利の法則シングルス

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カテゴリー: エッセイ, クレーコート, システム手帳, テクニック, 勝因, 戦略, 錦織圭 | 投稿者tsukky 09:15 | コメントは受け付けていません。

ロランギャロス 錦織 快進撃の理由 4回戦相手 試合予測

錦織圭の 運が向いてきている
 錦織圭、大きなラッキーが来ている。
 テニスの試合、トーナメントには、運、不運が付きまとう。

 グランドスラムではランキング上位はシード配分される。
 上位同士が当たることは、ベスト8位までは少ない。
 トップ8に入った時点で、試合は一気に楽になる。
 今回の錦織圭、大きなラッキーがある。

2015 ロランギャロスのドロー
 男子シングルスの大きなシードダウンは、G.デミトロフ
 女子は、多い。全仏は、シードダウンが増える。これがクレーコート。

4回戦お相手はT.ガバシビリ 74位ンロシアの選手。
 テニスの試合、運、ツキもあるけれど、
 今年の錦織圭位、ロランギャロスで恵まれている選手はいない。
 1:トップシードから離れた下の山、
  N.ジョコビッチ、R.ナダルは準々決勝で当たる可能性。
  しかも、この山、比較的錦織圭が得意な選手が多い。

 2:3回戦、B.ベッカーの棄権。
  F.ベルダスコ選手でのフルセット逆転勝ち。疲労で棄権

 3:同じ山のシード選手が敗れている。
  11シード:F.ロペス、
  32シード:F.ベルダスコ
  19シード:R.アグート  まあ、この山から上がって来た、T.ガバシビリだから、驚異ではあるけれど。
 T.ガバシビリは、ゆっくりした展開を望むだろう。
 一方、錦織圭は早い展開に持ち込みたいところ。
Keitgrg4

 錦織圭の3勝1敗。1敗も棄権負け。
 今年のバルセロナオープンR32で当たって、ストレート勝ち
 6-3 6-4

 この時は1ブレークを喫しているのと、ブレークチャンスは多くなかったので、
 1stサ-ビスをしっかりと入れて行きたい。
 タイプ的には組みやすい相手。

 しかし、よりによって、クレーコートスペシャリストのスペインの3人の選手を破っている
 T.ガバシビリ、要注意。

 二人のスタッツ、サービス、レシーブとも錦織圭が上 だが、油断は禁物。

 クレーコートと勝利の法則

 安定指数を上げよう。クレーコートでは特に大事。
 以前はアンフォーストエラーが少なかった。
 最近は攻撃的になり、ウィナーも増えているが、アンフォーストエラーも増えている。
 特に試合の序盤にアンフォーストエラーが多い傾向になる。
 試合の入り方に要注意。
 これは一般プレーヤーにも大事な点。
 

 サービスの次のショット  

 錦織圭、ビッグ4に近い。あと何が必要か?

錦織圭の最近の武器
 1:サービスの打ち分け、特に右サイドのスライスが有効
  右サイド、スライスサービスが効く

 2:相手の逆を突くストレート
Keifsrevhowrg

  

 3:ドロップショット

Sliceimp

 

 4:トップスピンロブ
Keitopspinlobrg

 

 錦織圭の場合、これらを単体で打つのではなく、
 コンビネーションで使ってくる
 

 錦織圭を支えるチーム 

 試合上達の鍵。レッスンドリルに有り
  
 シングルスのコンビネーション、
 ダブルスの試合形式練習、内容豊富に紹介。

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カテゴリー: ATP, エッセイ, クレーコート, テクニック, 戦略, 錦織圭 | 投稿者tsukky 06:22 | コメントは受け付けていません。

錦織 クレーで難敵ベルッチ下す 勝因は

錦織圭 ベルッチ 教訓を得ながらの勝利。
 相手のベルッチはクレーコート4勝、今年も絶好調でロランギャロスの赤土に乗り込んだ。
 試合前の練習から自信たっぷり。

 一方、錦織圭は決して万全とは言えなかった。
 試合前の予想。
 試合序盤、強力なサービス、フォアと互角の戦い。
 しかしここぞでのお相手の逆を突くダウンザラインが効果的に決まった。
 見せました。
 錦織圭の強さ、
 戦略の引き出しの多さ
Keibellucciscore

 勝因=相手の敗因

 男子シングルスはサービス力が勝負。
 クレーコートではハードコートに比べて、サービス力は20%近く落ちる。
 それでもトッププレーヤーは1stサ-ビスでは80%台をキープする。

 トップ10以下は60%に下がる。
 クレーコートだろうと、1stサ-ビスのポイント獲得率は80%を維持したい。

 7-5, 6-4, 6-4
 第1セットは息詰まる、ラリー戦。
 錦織圭も試合後のインタビューで語ったように、どちらに転んでもおかしくない試合展開。
 セット終盤で、錦織圭が取ったのは、プレッシャーへの対応だろう。
 T.ベルッチ、ストローク、フォアを中心に個気味良いテンポで打ち込む。
 それが後半ネットミスが増えた、ダブルフォールトも量産。
 これが錦織圭を助けた格好に。

 錦織圭を助けたのはベルッチのダブルフォールト
 これは不調時の錦織圭にもよくあったこと。  

 負けにはダブルフォールトが絡む。
 最近は激減した。

 ダブルフォールトは、有利なサービスゲームを無駄にする。
 特に、手打ちのネットミスは腕が縮んでいる証拠。

 ダブルフォールトの理由。
 主婦の方のサービス改良策からどっやって肩を回すか。
  

 錦織圭が良かったのはサービスから次のショットをフォアで狙えた事。
Saykeisernextfs

 ナダルの戦略 サービスの次のショットは狙う

 サービスの前、その前のポイントから同じルーティーンでは入る事。
 その前のポイントをミスして引きずっていると、
 サービスのイージーミスとなる。

 第2セット、そのまま押し切るかに思われた。
 錦織圭の2ブレーク、このまま押し切れたら、ビッグ4だろう。
 少しの油断から、ブレークバックを許し、
 競った試合となってしまった。
 これは錦織圭の次への反省点だ。

錦織圭の安定指数  第1セットは危なかったが、8-21=-13 で自滅してくれた。
第1セット 11-15=-4Lcstabilityindex

第2セット 15-11=+4
第3セット 13-4=+9

テニスで重要な安定指数  

 新技出ましたよ。 これは後で詳しく内容を紹介します。
 スライスロブ、ドロップショットの打ち方の参考にしてください。
 共通点はスライスタッチです。
 ドロップショット返しのスライスロブ

 低弾道高速超逆回転ドロップショット

 そして超格好いい、ポール回しのウィナー

 錦織圭T.ベルッチ ハイライト動画

 サービスを含めて、テニスにはルーティーンが大事。
 勝利の法則 ルーティーンを持つ
 
Saymsnodf

 流れを平常に戻すためだ。

 M.シャラポワのルーティーン。ぜひ参考にして欲しい。皆さんも自分のルーティーンを持とう。その参考になれば、
 

相手のベルッチ、負けの法則を教えてくれた。
 本日の御教訓 ダブルフォールトは厳禁
ダブルフォールト 全てが台無しに
 1:ルーティーンで自然に入る事
 2:思い切り良く振り抜く
 3:サービス、そして次のショットの連携

Keibelluccistats

錦織圭の3回戦の相手はF.ベルダスコをフルセットで破ったB.ベッカー、
 楽天で対戦、タイブレークで逆転で勝っているが、
 
 俊敏な錦織圭タイプのプレースタイル。
 これもあとで紹介します。 紹介することが多いけれど、頑張ります。

 テニス上達セミオーダー
 皆さんに細かい対応で、個性、プレースタイルに合わせたレッスンカードを調整します。

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カテゴリー: ATP, エッセイ, クレーコート, サービス, スコア, 全仏, 勝因, 戦略, 錦織圭 | 投稿者tsukky 19:03 | コメントは受け付けていません。

錦織 全仏 2回戦へ 勝因は? 地元選手にストレート勝ち

錦織 初戦突破 地元のベテラン P.H.マチューを破る
 ロランギャロスの激闘が始まった。錦織圭が第5シードで登場した。
 
 去年はまさかの初戦敗退。 全仏2014錦織クリザン戦

 しっかり、今年のバルセロナオープンで借りは返してはいる が、初戦は誰でも緊張するもの。

 今年のロランギャロスのクレーコート、いつもよりも滑ると、錦織圭の印象。
 日本選手のトップバッター、添田豪。残念ながらP.コールシュライバーに完敗。
 ○P.コールシュライバー(22) vs. ●添田豪, 6-1, 6-0, 6-2
 112位の土居美咲P.ツェトコフサ(チェコ)を6-3, 6-2のストレートで
 56位の奈良くるみは主催者推薦で出場の18歳O.ドダン(フランス)を3-6, 7-5, 6-1
 で幸先の良いスタート。

さて日本エース、世界注目する錦織圭。今年のクレーコートの戦いを整理しておこう。
 ご存知のようにかなりの好調さ。
全仏知っ得情報
 クレーコートの転戦で、好成績を上げている。
N.ジョコビッチ断トツ
 なんとClay2015may

 2番手は
 A.マレー
 R.ナダルは
 トップから 
 滑り落ちている
 そして4番手に
 錦織圭が居る。

 今年だけを比べたら、錦織圭が上がり、R.ナダルは下がる。
 そしてT.ベルティヒが上がってくる。
 

 P.H.マチュー戦、予測  

 ロランギャロス2015と日本人選手 

 錦織圭の強さ、クレーコート1   

  錦織圭の強さ、クレーコート2
 

 ロランギャロスと試合経過が見れる スラムトラッカー
 

 今日のブログでも、大いに活用させてもらった。
 全仏 ライブスコア スラムトラッカー

 P.H.マチューは地元の人気選手。終わってみれば、錦織圭 6-4 7-5 6-1,第2セットが山場だった。
Keiphmscore

 ピンチになると、「ポール、ポール」の大声援が起こる。
 完全なアウェイ状態。
 しかし海外を転戦する、錦織圭、その状況にはしっかり慣れている。
 錦織圭が、この試合、唱え続けた言葉、
 それは「1stサ-ビスを入れろ!」だった。
 第1セットは良かったが、第2セット、
 サービスに力が入り、1stサ-ビスのネットミスが増えていた。
 これは一般プレーヤーにも良くあるミス。

錦織圭、サービスのスタッツ
Keiphmstatsser

 入れようと思えば思うほど、力が入り、ネットミスが増える。

 サービスで重要なのは、リラックスと平常心。クレーコートでは特に重要だ。
 

 リラックスKeiserftrg

 出来たら、
 身体が
 鞭のようにしなり、
 サービス力が上がる。
 リラックス有っての運動連鎖 なのだ。

 サービス
 運動連鎖

  ↓
 スムーズな
 円運動

 ↓
 結果的に
 ヘッドスピードが上がる。

 サービス、科学的レベルアップ法 40枚のレッスンカード
  サービス力アップ

第1セットは、無難に1ブレークで快調な滑り出しかと思われた。
 第2セット、P.H.マチューが攻撃に転じる。

 いきなりブレークされる。錦織圭がブレークバックするも、続けてブレークされる嫌な展開。
 セットポイントも握られるが、
 何とかP.H.マチューの5-6まで挽回した。
 P.H.マチューも粘る。
 特にバックハンドのダウンザライン、
 フォアの鋭角ショットが決まり始める。

 第2セットの打ち合いでは、P.H.マチューに分があった。
 タイミングが完全に合っている。
 錦織も意識的に打ち合った。ここをクリアすれば、次が楽になる。
 しかし捨身のP.H.マチューに迫力があった。

 強いボールが来るし、少し下がると、
 絶妙なドロップショットが来た。

 錦織圭もフットワークは良いので、何とか拾うが、
 ドロップショットからのポイントはP.H.マチューがリードしている。

 錦織圭も切れそうな場面が何度かあったが、ローマの教訓で切れなかった のが良かった。

 テニス、心を強くする レッスンカード
  これがメンタル.タフネス  

リターンのスタッツ
Keiphmrestats

 第2セットは追い込まれている。

 錦織圭も試合後のコメントで、「第2セットは、非常に緊迫した展開だった
 気は全く緩められなかった。このセットは失うかもと思った。ストレートで勝てて良かった」

 そこで錦織圭は、少し緩急を入れ始めた。
 これがミスを誘う。

 そして得意のダウンザライン、逆を突く、相手の足を何度も止めた。
 
 一瞬のテイクバック、肩を入れて、タメを造る。
 これが良い
 錦織圭の展開

 角度をつけたショットでポイントを稼いだ。
全体のスタッツ
Keiphmstatsall_2

 最終セットは、ノーブレークで、余裕で勝ち進んだ。結果的に勝った。
 第2セット、競ったのが次の試合への緊張感となる。

 次の相手は。M.マトセビッチ vs. T.ベルッチの勝者と対戦する。

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 現役コーチ発、アシスタントコーチ、サークルでの指導、もちろんテニススクールのコーチに大きな刺激を。
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 ATP 男子プロテニス公式サイト 

 WTA 女子プロテニス公式サイト

 ロランギャロスの公式サイト リニューアルで、見にくくなった。
 まだ慣れていないせいだろうけれど、見方を今度お伝えしたい。
 スラムトラッカーが面白い。僕の情報源。

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