英国パビリオンは、心打つものがありました。
万国博覧会が何なのかも知らなかった私は「あー、それぞれの国がこれまではこういう歴史でした。そしてこれからの世界の未来をこういうふうにしたい。という、発表の場が万博なのだな」とはじめてわかりました。
イギリスはウィンブルドンとビートルズの印象しかなかった私ですが(すみません!)産業革命のスタートが私もテニスの試合で行ったことのあるマンチェスターで、その他紡績機器、蒸気機関車、ATM、テレビ、歯ブラシなどもイギリスの発明だそうです。
私が心を打たれたのは、英国館の中で見た動画で「心のひらめきを一つ一つ繋げて形にする」というのがありました。
私がいつも学生にも「心にあるだけじゃダメ、形にしないと。」と言っているのですが、それを再び強く心に仕舞い込みました。
それから私自身、もう良い年だからと諦めつつあったことも形にしないとダメだなと心に誓いました。
映像の中で、お父さんに「君もこんなものがあったら良いなと、思うことがあるでしょ?」
「えーっ?例えば学校へ行く道がずっとトランポリンで飛びながら行けるとか?」
という女の子の発想にも私は感動しました。
こういう発想からイギリスの発明の数々が形になって行ったのですね。佐藤直子