フェデラー、棄権したのですね。
びっくりです。
あのワウリンカ戦、精神的にも体力的にも、全て使い果たしたのでしょう。
でもこうなると、もし錦織圭選手がジョコビッチに勝っていたら…と、思わざるを得ません。
でも、今までほとんどの日本人が知りもしなかった雲の上の存在のATPファイナルズが、うちの庭みたいに感じられるようになったのは不思議です。❤️❤️
みなさん、錦織圭対ジョコビッチの試合、見ましたか?
私の昨日のブログ読みましたか?
レベルは勿論天と地ほどの違いではありますが、精神的な動きは、限りなく近かったと思います。
ファイナルセット始め、ジョコビッチサーブの15-40の2本のブレークポイントを取れなかったところからは、0ー6と明らかに流れが変わってしまいました。
ただ世界NO5の錦織圭という選手が、世界ランクNO1のジョコビッチに対して勝てそうな流れの時の、選手の精神的状態って、どのような感じなのでしょう?
私が体験したような、全く自分の思うように、いつもの自分のように、体が動かなくなるのと同じなのでしょうか。
高いレベルでは、少しずつブレを生じさせた、精神的にロックがかかった状態とでも言うのでしょうか。
試合に出たことのある人は、必ず体験しているあの恐怖心。それにどうやって自分が打ち勝つか?
ジョコビッチ、フェデラーは、それをコントロールできる力が人間として限りなく強いのでしょうね。
勿論錦織圭選手も強いけど、もう一段、もう一段!強くなれば。その時がグランドスラムチャンピオンとなる時でしょうね。
早くオーストラリアンオープン、来ないかなぁ。日本の男子がグランドスラム大会を手にする日。
間近です!
❤️❤️
これをテニスをしない人が読むと、つまらない話だと思います。
試合に出たことのある人であれば私の気持ちを理解できるでしょう。
今日は現役時代によく練習して頂いていた男子と練習の約束をしていました。
そして早朝、思いのほかコートが混んでいなかったので最後にシングルスをワンセットすることになりました。
私はその彼に一回も勝ったことがないのです。
ところが、あらよあらよと言う間に4-0リードとなったのです。
このまま勝てるのか?このまま平常心で押し通せ!と自分に言い聞かせて、5-0のボインがありました。
ところがそこで隣のコートのボールが入っていしばらく時間が空き、相手が「これは0-5のポイントだよね」と確認しました。
私はそれがなぜかすごく嫌で、勿論彼は意識的にその言葉を発したわけではなく、何気なく言っただけなのですが、なぜか私の集中の糸を切り離したのです。
それからは!私の打つ球は何一つ入らなくなりました。
ボレーをすれば相手のいる真ん中へ(空きに打てば決まるのに!と自分を罵りながら)。快調だったサーブは突然入らなくなる。レシーブも浅くなり、相手に主導権を握られてしまいました。
そして4ー2と追いつかれてきたのです。
その怖さは、足が震えるほどでした。
たかが練習試合ですよ。でも、久しぶりにあの緊張感を味わいました。
最近短い時間しか練習できないので、相手とミスなく打ち合う練習ばかりして、ゲームとかやっていないのです。
この試合、ここから勝てなかったら、もうテニスは止めようと思いました。
結局。6ー2で勝ちましたが、勝った後も、高校生の時に全日本室内で優勝したときのような高ぶりがありました。❤️❤️