世界一のテニスコーチを目指している
【Norissa】 Coach’sです![テニス](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/386.png)
今回のテーマはアトキンソン論の解説
これまで緊縮財政で間違った政策を
現政権はやり続けていると伝えてますが
いったいどういうことなのか解説・・・
![b2](http://tblo.tennis365.net/norissa/wp-content/uploads/sites/27555/2021/03/b25-300x161.png)
アトキンソン氏は
デフレで需要(GDP)が停滞していた
日本の政府支出をGDPと比較し
「対GDP比で見れば、日本の政府支出は多い。
緊縮財政ではない」 と言っている
緊縮財政を否定しているわけです
理由は、緊縮財政を否定し
政府の財政出動を妨害することが
彼の目的であるためのようです
同時に自分のビジネスのために
日本の緊縮路線を継続させたいだけ
アトキンソンの「日本政府の緊縮ではない」
は、チャート一つで論破可能です。
【主要国の2019年GDP及び政府支出対2001年比(倍)】
![b3](http://tblo.tennis365.net/norissa/wp-content/uploads/sites/27555/2021/03/b31-300x231.png)
政府支出は、GDP(需要)の一部
デフレという総需要不足に陥った国が
緊縮財政。政府の支出を抑制し(図の通り)
増税を繰り返した
結果、需要不足が埋まるはずもなく
GDPは成長せず(図の通り)
政府支出対GDP比率は
「分母のGDPが成長しないため」
大きく見えるようになった
それを利用し「GDP比で見れば
日本は緊縮財政ではない」 と
アトキンソン氏は主張しているわけです
・・・。
これまで緊縮財政を20年以上続け
コロナをキッカケに少ない財政出動をし
全く足りない状況だが差が大きく見える
また「政府支出の方が、減税より
効果がある」と結論付けています
現在の日本は政府支出を増やし
同時に減税すれば済む話です
この意見に対する一般的な反論は
「日本はすでにGDPに対する国の借金が
世界一、積極的に財政を出動することは
危険だ」という主張です
アトキンソン氏は
「政府支出を拡大し、総需要を埋めれば
投資が拡大し、生産性が上昇する」
を、否定するために
「生産性=労働参加率 x 労働生産性」と定義
『財政出動は税金や国債の発行上限に制限される
必要がないと主張するMMTを論じている
アメリカのエコノミストでも、完全雇用が
達成されるまで財政支出をするべき
だと主張しています。
一方、完全雇用が達成された後は
財政出動の効果が減免するか
インフレになる可能性があるとしています。
逆に、インフレになるまで、政府は
支出を増やしてもいいとも言われます。
ということは、MMTの効果に関しても
財政出動は、労働生産性ではなく
労働参加率を上昇させることによって
全体の生産性を押し上げる
ということを意味しています。』
・・・意味不明![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
インフレということは、(潜在的)総需要が
供給能力を上回っている状況です
経営者にとっては
「仕事はいっぱいあるが
我が社の生産能力が不足している」
というわけで、投資が拡大するため
労働生産性はむしろ「上昇」します
実際、日本の高度成長期は
「完全雇用下の投資拡大による
労働生産性の上昇」により達成された
【日本の高度成長期の生産性上昇率と完全失業率(%)】
![b4](http://tblo.tennis365.net/norissa/wp-content/uploads/sites/27555/2021/03/b42-300x219.png)
高度成長期。
日本は完全雇用下で、毎年平均7%以上の
生産性の上昇を達成しました
ところが、アトキンソンは
完全雇用下の
「投資による労働生産性上昇」を否定
「政府支出拡大で需要が伸び
完全雇用になると、労働参加率上昇により
生産性を高めるしかないが(←何でだよ!)
高齢化ですでに
労働参加率が高い日本では無理」
と、印象付けることにより
「政府支出による需要拡大で、生産性を
向上させる」という普通の経済政策を
妨害しようとしているようです
「アトキンソンは、故意に完全雇用下の
投資拡大による生産性向上を無視している」
完全雇用になったとしても
投資を拡大すれば生産性が向上する
という基本中の基本を知らない・・・
正しい知識と認識を共有して行き
現政権に対し声を上げて行き
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