こんにちは!貴男です。
5日のイベントが終わってからは、休養を取りながらジムでのウエイトトレーニングは行い、今日から練習を始めました。イベントが続いていたこともあり、良い意味で自分の練習とトレーニングへのモチベーションが増したような気がします。今の僕には、試合・練習・トレーニングはもちろん大切ですが、それと同じくらいイベントやクリニックなどでファンの方々と接したり、話をすることで良いエネルギーをもらっていると感じます。このエネルギーを皆さんが見ている前で良い形で発揮出来るように頑張ります。
さて試合では、自分の力を存分に発揮するために練習とトレーニングを行い、どうしたら自分のテニスのレベルが上げられるか(幅を広げられるか)常に考えながら行わないといけないと思います。コートにいる時だけ考えるのは簡単であり、仲間と一緒に努力している時は自然に頑張れるのが当たり前です。1人でいる時こそもっと考えて努力することや日常生活の中から何かヒントを得たり、誰も見ていない時に頑張れてこそ他の人との差が出るのです。
試合で起こりうること(相手が自分の弱点を付いてくる)を想定した練習をしていますか?弱点を克服する練習だけではストレスがかかり過ぎてテニスが楽しめなくなるので、得意なことを更に伸ばす練習・相手のことを考えて行う練習・対応力を身に付けるための様々なシチュエーションのポイント練習が必要ではないでしょうか?弱点を克服すると言っても、ただショットの練習するのではなく、そのショットを打たなくて済むようなパターンに持ち込むことを練習したり、自分が主導権を握ることによってメンタル的な部分でどれだけ優勢に戦えるかを理解したり、逆に相手に主導権を握られるとプレッシャーがどれだけ掛けられてしまうのかを認識した練習も重要です。
練習メニューは、試合までの期間や練習相手が誰なのか?人数は?時間は?自分の体調は?などを考慮して決めることです。そうすると日々の練習が自然に正しい方向に向いて、正しい努力を積み重ねるということに繋がります。普段の練習の中で間違いとは言いませんが、試合で自然に出てしまうような悪い癖を身に付ける練習をしてしまったり、ミスに対して危機感を感じない練習や自分のスタイルを考えていないトレーニングをしていると、大切な場面や強い相手と対戦した時にプレーの引き出しが無くなりスピードかパワー勝負だけになったり、ただ頑張るただ粘るという単調な戦いになるでしょう。
これが続くと成長をするのが難しくなり、何のための練習?試合?トレーニング?となり一種のパニック状態(スランプ状態)になることも考えられます。勝った負けたの勝敗だけで判断せずに、どうすれば自分が上手くなり強くなれるのか考えましょう!!
それでは、また・・・・・。貴男
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北海道札幌市出身。世界ランキング最高102位。武器はサーブ&ボレー 6歳でテニスをはじめ、堀越学園時代にインターハイで3冠(単複・団体)を達成。1995年にプロ転向。 四大大会では7度の本選出場を果たし、2003年のウィンブルドン選手権と2005年の全豪オープンで2回戦に進出。 また、ジャパン・オープンでは2度のベスト8進出を果たし、2005年には岩渕聡とのペアで日本人ペアとして初のATPダブルス優勝を達成。2006年大会では王者ロジャー・フェデラーから1セットを奪う大健闘を見せた。
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