今日から準々決勝

こんにちは!貴男です。
昨日は、ディミトロフVSイストミンの解説が終了してから、ナダルVSモンフィスの試合が始まるまでラオニッチVSバウティスタ・アグートの解説を担当しました。2回戦でジョコビッチを倒したイストミンの調子が良く、セカンドセットのタイブレークに入るまではイストミンが主導権を握っていました。しかし、タイブレークの中盤までディミトロフがリードしたところでイストミンが足に違和感を感じ始め、最後まで試合は行いましたが、後半は両方の足に不安を抱えたままの戦いでディミトロフの逆転勝利でした。
さて今日は女子ダブルスの準々決勝の解説を担当します。放送は、フェデラーVSズベレフ戦の後になる予定です。穂積・加藤の日本人ペアが残っていますので、ぜひ頑張ってほしいです。そしてフェデラーVSズベレフ戦ですが、見ごたえのある駆け引きの多い試合になると思います。サーブ&ボレーとストロークとリターンからネットプレーを駆使してフェデラーに対抗するであろうズベレフとしては、ストローク戦になった時に少しでもポイントが取れればプレッシャーが回避されますが、フェデラーのサービスゲームで全然チャンスがなかったり、ストローク戦でまったく歯が立たないようならば厳しいと思います。
ただ第1シードのマレーを倒したネットプレーが上手く機能し、その勢いでストローク戦でも左利きという部分を生かして戦えばチャンスが出てくるでしょう。ストローク戦では、ズベレフのフォアハンドのクロスに対してフェデラーのバックハンドのクロスで打ち負けなければ、フェデラーが優位になりますが、そこでフェデラーのミスが増えればズベレフがよりフォアハンドを生かす展開になるかもしれません。
お互いのサーブは絶対に重要になりますが、ズベレフのネットプレーに対してフェデラーのパッシングショットの精度も大切で、フェデラーはクロスコートのパスを多く使う選手なので、そこでどのような駆け引きをするか同じネットプレーとして楽しみな一戦です。皆さんにも様々な視点から試合を楽しんでほしいので、僕なりの見解を書いてみました。
それでは、また・・・・。貴男


カテゴリー: 未分類 | 投稿者鈴木貴男 11:31 | コメントをどうぞ