こんにちは。
昨日、ついに、ついに、やってくれました!
大坂なおみが、全豪オープン決勝戦で、クビトバ選手相手に大接戦の末撃破し、見事優勝しました!
そしてそして、夢にまで見た世界No.1のランキングまで手に入れるという、大快挙を成し遂げました!!
昨日の試合を見た人も、きっとたくさんいたことと思います。
手に汗を握る熱戦でしたね。
まさに、全豪オープンの頂点のみならず、女子テニス界の頂点を決めるにふさわしい、すさまじい試合でした。
試合は、1セット目はお互いに一歩も引かないラリーの応酬、そしてゲームもキープ合戦となり、タイブレイクに突入します。
タイブレイクの2ポイント目、なおみの素晴らしいストレートへのエース!
これで流れを引き寄せたなおみは、途中少し弱気になったクビトバを一気に引き離し、1セット目を取るのでした。
そして2セット目、今度はクビトバが猛ダッシュ!
1ゲーム目をキープすると、2ゲーム目でブレイクに成功します。
そのまま3ゲーム目もクビトバがキープしてしまうと、流れは一気にクビトバに行ってしまう・・。
そう思った時でした。
すぐに、なおみはブレイクバックに成功します。
その流れで、さらに次のクビトバのサーブをブレイクすると、2セット目後半、5-3でクビトバのサービスゲームながら、0-40でトリプルチャンピョンシップポイント!
ところが、そこからクビトバの猛チャージ!
一気に5ポイント連取してキープすると、その次のなおみのサービングフォーザチャンピョンシップを一気にブレイクし、その勢いのままに第12ゲームのなおみのサービスゲームも一気にブレイク!
セットカウント1オールとなるのでした・・。
なんという試合!
このような流れだと、ファイナルセットで一気に流れがクビトバに行き、大坂なおみは圧倒的に劣勢に立たされてもおかしくないのですが、今のなおみは一味も二味も違う!
ファイナルセット、第3ゲームのクビトバのサーブをブレイクし、1ブレイクアップ!
第7ゲームのクビトバのサーブも0-40となり、このゲームをなおみが取ると5-2でなおみのサーブとなるのですが・・。
ところが、そこからクビトバはまたしても執念のキープをするのです!
ですが、なおみは引き下がらない!
なおみがキープして5-3、次のゲームはクビトバがキープして5-4、そしてなおみの再びのサービングフォーザチャンピョンシップ!
40-0と、再びトリプルのチャンピォンシップポイント!
1ポイント挽回されて40-15。
2セット目の悪夢がよみがえります。
ですが、そこはなおみのサービスゲーム!
待ちに待った瞬間が訪れます。
センターに打ち込んだサーブがクビトバのラケットを弾き・・!
ゲームセット!
その瞬間、なおみはその場にしゃがみこみました。
優勝~!!
そして、世界No.1!!
お互いに、力の限りを尽くした、まさに死闘というにふさわしい試合でした。
自分の知る限り、ベストオブベストマッチだったと思います。
ところで皆さん、クビトバが2016年12月に強盗に襲われて、利き手の左手首に重傷を患ったのをご存じでしょうか?
神経も切れてしまい、修復手術を受けましたが、一時はラケットも握れず、選手生命が危ぶまれていました。
そこからの復活優勝、そして世界1位を目指して戦ったクビトバも、本当に見事でした。
テニスの試合は、必ず勝者と敗者がいますが、テニス人生に関して言えば、2人とも勝者と言っていいのではないでしょうか。
これから大坂なおみの時代が必ずやってきますが、クビトバも本当に強いことを印象づけた試合でしたし、女子テニス界は今後間違いなく2強時代と言えそうです。
2人とも、本当におめでとう!
そして、感動をありがとう!