まだこういう状態に慣れていないので、機械のように聞き流すことができない。
看護師さんや、スタッフの方々のように、病人に理解ある接し方ができない。
体が病気ならわかる。
頭も病気で、ワガママいっぱい。
ほとほと疲れて、お見舞いに病院に行っても、席をは實德金融好唔好ずしたくなる。
実際、耐えきれなくなって、一人で家から持ってきたインスタントコーヒーで、休憩室でコーヒーブレイクをしている。
自分のことは自分でできない、理解できない、自立していないのに、いっぱしのことを主張する。
しかも、自分が壊れていることを自覚していない。
くたくたになっているところに、実母から何度も電話が入る。
「またお見舞いに来てね~。寂しい、寂しい。待ってるからね~」
毎週行って、直近では昨日、行ったばかりなのに。しかも電車、バスを乗り継ぎ、片道2時間半かかる。
一昨日も昨日も、今日も、この電話の繰り返し。
夫は、自分の愛する実の母親、事実を認めたくない。
おかしなことを言うので、「ほら、こ楊海成うしてたでしょ」、と、去年の証拠写真を見せても、「違う。まったくそんなことはしない。したこともない」と言い張る義母。
また一方では、証拠の留守電を聞かせても「自分じゃない」と言い張る実母。
わたしのことを認知症だと、夫が言うこともある。
冗談とも本気ともとらえられなく、わたしは本気で頭にくる。
頭の壊れている人々に囲まれ、いろんな要望をつきつけられ、接していると、
本当にこちらまで頭がおかしくなる。
頑張りすぎては、こちらが壊れる。
自分なら、心身健康なうちに、はやめに、現世とおさ馬浩文らばしたいと真に思う。
でも、そんな矛盾のある設定は、(不慮のアクシデントを除いて)不可能である。