【足が動かない、動きが悪い】

【足が動かない、動きが悪い】

さて、一昨日の 2)「足が動かない、動きが悪い」について考えてみましょう。

「今日は、足が動かない」
とか
「身体が動かない、動きが悪い」って、よく言ってますが、

これは、実はこれ、体調とか身体が悪いのではなく・・・・・・
頭が回らない、集中できてない ことが多いです。

要は、ボールに集中できていないから、リズムがなく、動くきっかけがつかめず、スタートが切れない。
緊張したり、逆にテンションが下がったりしてるとこの状況になります。

すぐに、身体のせいにしてしまう・・・・・。

特には、飛んで行くボールをきちんと見て、次の予測、準備、足を動かし、リズムを作る。
後で説明する「3つの準備」をきちんとすることが、大切だと思います。

カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 22:26 | コメントをどうぞ

【タメの重要性】

【タメの重要性】

調子が悪い原因のほとんどは、タイミングと言う話の昨日の続きです。

タイミングを合わせる方法として、大きく分けると2つ。

1)しっかりと股関節でタメめる(場合によれば肩甲骨)
2)スイングスピードを変える

できれば、
1)しっかりとタメて、速いスイングスピードで打つ ⇒ 引きつける本格的な打ち方 で打ってほしい。
が、
簡単にタイミングを合わせるとしたら、
2)スイングスピードを変える ⇒ ゆっくり振る、究極当てる打ち方も、走らされてたり、止まれない、間に合わない等、場合によっては有りだ。

基本、止まれるときはできるだけ「タメ」て、1)で、しっかり打ってほしい。

そこで、タメことの重要性を上げてみましょう。

・ミスが少なくなる(タイミングのミスが少なくなる、ほとんどのミスは早打ち)
・相手にコースを読まれない
・ボールの質、威力が上がる
・相手のタイミングが狂う(相手のミスが増える)
・次の動作に入りやすい
・時間がある(考え易い、相手が見える)

と素晴らしい効果がある。
上級であれば、あるほど効果のあるタメ。

タメを使った一番の選手は・・・・・・・ジョコビッチ!
スライドフットワーク、しなやかな身体、股関節や肩甲骨の使い方で、見事にタイミングを合わせ、ミスが少ない。
そして、相手のタイミングを外し、ミスを誘う。
彼は実は、ハードヒッターではなく、タイミング合わせの巧者、緩急のプレーヤーだと思う。

カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 08:10 | コメントをどうぞ

【調子が悪い原因は・・・・】

【調子が悪い原因は・・・・】

中級以上(そこそこフォームが安定している、打点に入れるレベル)

の良く聞く愚痴は、

1)「調子が悪い」
2)「足が動かない、動きが悪い」
3)「スピードについていけない」

その原因は、実は

調子が悪い ⇒ タイミング

身体や足が動かない、動きが悪い ⇒ メンタル

スピードについていけない ⇒ テンポ・リズム

になっていることが多い。

特に今日は、1)調子が悪い ⇒ タイミングについて、掲載します。

タイミングのミスは、

打点の後れ、振り遅れ ⇒ 準備が足りない、間に合わない、打点の場所に入れない(近づき過ぎ)

or

早打ち ⇒ チャンスボール、遅いボール、弾むボールを待ちきれない、相手のボールの勢い・スピードに騙され(感違いして)て早く(速く)振ってしまう

のどちらか。

振り遅れは自分で分かるが、早振りは自分で分からないことが多く、調子が悪いで済ませてしまう。

実は、中級以上のミスは、ほとんどがタイミングが原因、それも早打ちなのだ。

早打ちの傾向を順番で言うと、打ったボールが、(右利きであれば)左サイドを割る、フレームショットやガシャリが出る、ボールが短くなってくる、ネットする
の症状が出る。

よく言われるのが、「ボールを良く見なさい」と言うアドバイスだが、実は「タイミングを合わせなさい」と言うが多いのだ。

自分でも意識したり、他のテニスプレーヤーをよく見ていると気が付くはず。
明日は、タイミングを合わすための、タメの重要性を掲載しますね。

カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 08:08 | コメントをどうぞ

【瞑想】

【瞑想】

成功者が一番実施している習慣と言われているのが、瞑想。

「自分の無意識な思考を制御して、意思の働きを高める」

その内容、方法は ⇒ http://nolovenoteam.com/meditate-zen-1468.html

忙しいからこそ、瞑想をやる。

なんでも、テロメアと言うものがあって、それが鍛えられるらしい。

※ テロメア (telomere) ⇒真核生物の染色体の末端部にある構造。染色体末端を保護する役目をもつ。

何度も何度も、気持ちが散る・飛ぶのを、無に戻す、引き戻す作業が大切らしい。
大脳の腹筋みたいなものだ。

有名なところで、ジョコビッチ、スティーヴ・ジョブス、ビル・ゲイツ、マイケル・ジョーダン、稲盛和夫さんらが、瞑想習慣者。
きっと、イチローや福山雅治も瞑想しているんじゃないかなと、勝手に予想。

最近、瞑想を実践しているタルコーチの経験では、

意外と外の音や外部の刺激には影響受けなくなる。
「あと時間がどのくらい?」とかが、一番乱れる。
自分の心の中で考えることが一番影響する。
動いてないのに、緊張すると呼吸が苦しくなる、乱れるのがよく分かるそうだ。

・2~3分 初心者
・5分 リラクゼーション効果
・10分~15分 アクティヴになる
・30分超えると、体脂肪が落ちるらしいです!
・累計11時間やると自分の変化と効果を感じる。
・30時間越えると自制心が強くなる。
・8週間続けると脳が変化する。免疫が強くなり、性格がよくなる。

タルコーチ最近の活躍は、ヨガや瞑想の影響が大きいと思われます。

さっそく、やってみましょう!

カテゴリー: レッスン, 教え | 投稿者ハッピーコーチ 06:55 | コメントをどうぞ

【錦織なんで・・・・また】

【錦織なんで・・・・また】

批難を恐れず、また、我がまま解説を、はっきり自由に書きますね(笑)

マイアミオープンVSジョコビッチ選手との決勝。
期待が持てたので、珍しく夜遅くまで起きて、26時からの試合をテレビ観戦しました。

今回は、3セットマッチ、、錦織選手の勝ち方が良い、大会内で一度死んでいる(負けを覚悟しているトーナメントは強い)
ことから、かなり期待しての応援です。
それでも、勝つ確立2割くらいと思ってます(笑)

ウエアの色、赤。

しかも、立ち上がり1ゲーム目、リターンをセンター中心に返し、
見事にセンターセオリーからの展開でいきなりサーブをブレイク。
お、分かってるぞ!・・・っと
これは・・・・・と期待!

ところが、2ゲーム目
サーブで散らし過ぎ、サイドを使い、ブレイクされる・・・・・
いくらサイドサーブが調子が良くても、ジョコに使っちゃ駄目。

しかも、ストロークの展開が、いつものサイドにオープンコートを作り、振って振ってエースを狙う展開にしてしまってる。
これは駄目。
ブレイク返しされ、せっかく1ゲーム目のいい感じが、一気にジョコモードになってしまいました。

錦織選手なんで・・・・また・・・って感じ。

それに比べて、ジョコビッチは、3ゲーム目のサーブで、錦織選手のリターンが合っていると見るや、
いつものサーブ展開から、すぐに緩急のサーブ展開に切り替える。
このあたりの判断の早さと柔軟性。
普通の選手は、もう1回様子を見たりするが、強い選手はすぐに察知して、はっきり決断、すぐに行動(伊達公子選手がそうだった)

一方、4ゲーム目でも展開に気が付かないのか、まずい展開を続ける錦織選手。
センター中心の展開はやっていたが、攻めボールが相手を振り過ぎで、まずい。

4ゲーム目が終わった段階で、「このままでは、負けてしまう」と僕には見切れ、つまらなくなりましたね。
ひどい言い方ですが、理にかなっていないと、(身体も辛い状態だと思うので)痛々しいだけで、応援し甲斐がなくなります。

前にも書きましたが、ジョコビッチには、ストロークのセンタセオリーが鉄則。
サーブもセンターか、ボディ狙いです。アクセントにサイドを使う程度。
攻めボールはサイドを狙わず、深いボールで攻めて、「後ろに追いやり前にオープンコートを作る」展開が一番!
後ろに下げてから、どチャンスのみ4点打ちで角度をつけ決める、ネットプレーや、ドロップで落とす前後展開、タイミングを外し、リズムを崩す。
ジョコビッチは、チャンスボールからの攻めが上手くないので、「攻めさせミス」をさせる、「タッチミス」させるのが、彼のメンタルや展開を崩すのです。

今まで錦織選手が、大会で上手くいっていたショット、調子の良いショット(今大会の錦織の場合、サイドサーブや、ストロークの展開)も、
相手がそれを上回って良い場合は、使うことによって、

・いいショットは、倍返しの良いショットを生む。
・打たれた後、通じなかった後のショック、ダメージが大きい(オーバーワークになる)

ので、最初は得意の展開、自分の形で押し切る展開を使いたい気持ちは分かるが(ただし、ジョコビッチの場合は試合前に通じないと、分かっているのだから)、
相手が上回る場合は、とにかく相手の嫌がるショットや展開で試合をやるべきですね。

結局終わってみれば、ジョコビッチの特徴である、「股関節の柔軟性を上手く使ったデフェンスショット・振られたワイドからのカウンター」
と、「緩急の上手さ、タイミングの巧者」、「ぶれないプレーと、ゆらがない心」と言う強さを再確認した試合でした。

錦織選手が身体が上手く動かず、最後切れてしまいましたが、ああいう上手くいかない状況ほど、(負けたるとしても)ゆらがない心で最後までやる癖をつけて欲しいです。
それに、テクニック、球質、球種では、錦織が勝っているので、展開をさらに工夫して、また、チャレンジしてほしいですね。

カテゴリー: テニス, レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 08:59 | コメントをどうぞ

【美浜テニスガーデンダブルス 優勝】

【美浜テニスガーデンダブルス 優勝】

タルコーチが、今年の千葉県選手権ダブルスに向けて、ペア初合わせとして出場。

ペアの石川コーチ(美浜テニスガーデン)は、安定したプレイと懐の深いバックハンド、タッチプレーが良い昨年の千葉県選手権シングルス準優勝者。

千葉市 美浜テニスガーデン 4月男子ダブルストーナメント 優勝 秋山陽・石川智浩
http://mihamatg.jp

20160402_224951

1回戦では、テニコミ仲間で優勝候補の牧野さん、高原コーチペア(二人ともサーブが200kを超える400kペア!)と当たり、
苦戦が予想ましたが、石川コーチが炸裂して、6-1で快勝。

2回戦6-3、準決勝6-1、決勝6-0で優勝。

タルコーチは、ストローク強打、タッチプレー、サーブ&ボレー、ランニングショット有りのオールラウンドプレー。

プレーの「時間感覚」が、ショットと見事にマッチングしていました。

身体の使い方がとても上手くなり、

反応や判断が早く的確になっていました。

これは、テニス練習で得たというより、ストレッチやヨガ、瞑想の影響が大きい様に思います。

ダブルスは、何でもできる感覚でプレーしてますね。

とても、美しいテニスでした。

シングルスでも、プレーの材料が揃っているので、それをきちんと使いこなす感覚が掴めるといいですね。

カテゴリー: テニス, 試合 | 投稿者ハッピーコーチ 15:03 | コメントをどうぞ

【石臼自家挽き蕎麦 みなもと】

  【石臼自家挽き蕎麦 みなもと】

まさに、こだわりのお店。

交通の便の悪い場所での一軒屋。

酒々井アウトレット近くですが、蕎麦好きなら行く価値があります。

石臼自家挽き蕎麦 みなもと

http://tabelog.com/chiba/A1204/A120402/12004619

蕎麦通には有名なお店らしいです。 20160222_115214

 

こだわるぞ~って感じのお客さんばっかり。

お店の隣には、蕎麦畑があり、天気が良ければテラス席が人気とのこと。

まあ、すべて美味しいんですが、特に印象に残ったのは、

最初に出る「蕎麦のあられ」。

20160222_115041

初めて食べましたが、香ばしくてとても美味しい。

それに、締めのそば湯にそば粉を入れて飲みます。

どちらも、初めてでしたが、さすが凝ってますね。

20160222_120001

いや~、蕎麦好きな人が、のどかな良い環境で、作った蕎麦屋さん。

こんな感じで、テニスコート作りたいですね(突然、テニス話に持っていく)。

カテゴリー: お店 | 投稿者ハッピーコーチ 15:19 | コメントをどうぞ

【テニコミNews №169(4月1日)】

◆ テニコミNews №169(4月1日)

● アフタヌーンマッチ練習会 4月10(日)、16(土)、17(日)1500円、13時~日没 6名まで。⇒ 「テニスコミュニティ千葉」 http://www.tenicomi.com/

● D級女子シングルス・ダブルス練習会 4月21日() 9時~ 13時 更科ハードコート  ⇒⇒ 「テニスコミュニティ千葉」 http://www.tenicomi.com/ 担当:坂本裕子 sakiayumama17@gmail.com 

● 4月シングルス特別レッスン 4月29() 14時~ 17時 1500円 更科ハードコート3面 9名まで。⇒ 「テニスコミュニティ千葉」 http://www.tenicomi.com/

● テニコミ練習会 4月30(土)13時~17時 会員1,500円 一般 2,000円 ⇒ 「テニスコミュニティ千葉」 http://www.tenicomi.com/

● JOPクラブ 5月4(祝)、5(祝) 13時~ 日没 更科ハードコート、上級(JOP登録者、同レベルの実力者)12名定員、会費1,500円

1セットノーアド、3試合以上 ⇒ 「テニスコミュニティ千葉」 http://www.tenicomi.com/

● 試合結果 

埼玉・栃木・千葉三県代表クラブ対抗戦 団体戦出場 テニコミ3位 

東京都知事杯争奪 東京23区チャンピオンシップ 優勝 秋山陽

袖ヶ浦オープン 男子シングルス 一般 優勝 上原孝紀

※ 日本最大テニスサイトでブログ第1位⇒ 新・更科日記 http://tblo.tennis365.net/happyakiyama

※ 配信停止は返信にてその旨をご連絡下さい。

【POP宣言】================================

「テニスコミュニティ千葉」http://www.tenicomi.com/ は社会のために、

①たくさんの人々とのコミュニケーション(People)、

②楽しみと成長の機会(Opportunity)、

③環境の整備(Place)・・・・・・・・を提供していきます。

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カテゴリー: イベント活動, 話題・情報 | 投稿者ハッピーコーチ 01:44 | コメントをどうぞ

【心に残る名講演】

【心に残る名講演】

たくさんの講演を聴いてきましたが、
どんな講演が心に残るのでしょう?

1)面白い、笑える、ワクワクする
2)為になる、プラスになる。
3)できれば、信念があり、感動できる。

○実際に聴いて会った講師陣

西田文朗(メンタル指導)
鈴木宗男(政治家)
熊谷俊人(千葉市長)
松岡修造(テニスプレーヤー)
二宮清純(スポーツライター)
林成之(脳神経外科医)
ひすいこたろう(作家)
本田健(作家) 黒木安馬(作家)

○音声だけでの聴講
中村文昭(講演家)
斉藤ひとり(実業家)
山口良治(教育者、スクールウォーズ)

いつまでも、聞いていたい!
って思ってしまう講演でした。

カテゴリー: 日記, 話題・情報 | 投稿者ハッピーコーチ 01:37 | コメントをどうぞ

【林成之さん】

【林成之さん】

脳神経外科医で、日本大学医学部名誉教授、脳低温療法の開発者でもある林成之さん。

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林成之さんの著書である『脳に悪い7つの習慣』(幻冬舎)読んで、そても良い本なので、お会いできる機会を楽しみにしていました。
今回、今年3月のテニスコーチャーズカンファレンスで、講演を聞き、話する機会がありました。

予想以上に、面白い方で、講演の内容も素晴らしかったです。
この様なお話は、なかなか聞けないです。

500名以上集まった講演の終了後、質疑応答で、僕が「林先生の著書でお奨めの本は?」と質問。
「いい質問ですねぇ~」と褒められました(笑)
その影響で、林さんがお奨めする新刊を購入しようと、講演後、長蛇の列(笑)

講演内容を、メモ書きで残しておきます。

・気持ちを込めた会話は、頭を良くする。⇒ なるほど!
・興味を持つと判断力が上がる。⇒ そうだね! 面白い! 興味を持つ。
・同期発火の重要性 ⇒ 合言葉に集中する。
・ゾーンとは、本能が求める統一、一貫性が保たれた最強の言葉
・期限付きで全力を尽くす。どんな難しい事でも必ず達成する。⇒ いつまで、はっきり明確に言う
・試合で進化する。
・死のうを発揮する能力と勝負に強い能力は別
・今日は私の日
・空間認知能力を育む習慣を育てよう。
・心技体の才能 ⇒ 素質、空間、体軸、高い機能、アタック力、水平目線、肩甲骨の可動能力、バランス体軸支点、
・勝負に強い才能 ⇒ ゾーンに入る、流れる変える正体、本能を克服する力、意識の才能を発揮
・気持ちが無意識に緩む
・疲れないリズム ⇒ ワッショイ
・50メートル走る 70メートルで走らすと
・反省会× ⇒ 戦略会議に
・身体を中心とした円柱範囲 ⇒ 効き目、体幹、脊柱で見る
・否定論× ⇒ 無理無理、勝てない、大変、自分の弱点を言えない、興味を持てない、感動しない、素直に全力投球しない、後で、
・チームの弱点を分析し、期限付きで解決する、繰り返し検証する習慣で、常にチームを進化させる
・チーム全員にえこひいきする。
・沢山の情報源を持ち、桁違いの戦略家である
・誰からも好かれる名門の品格と情熱がある
・脳のしくみを理解し、

興味ある方は、新刊を買って下さい。「勝負強さの脳科学」(朝日新聞出版)です。

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お奨めです。

機会あれば、もう一度お会いしたい方です。

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