「やっぱり統率のとれた部活は強い」
部活動というものは、放課後や休日等の限られた時間で活動されます。
それは練習時間が限られているとも言えます。
どんなに知識やテクニック、資器材があったとしても、時間を有効活用できなければ絶対的な練習量に差が出てしまいます。
集合やボール拾い、練習メニューの切替等を迅速に出来ることは大きなアドバンテージになることが多いです。
テニスは比較的、個人競技ではあるものの、部活動は団体行動であり、何より相手がいなくては練習もできません。
もちろん、自主性や個性は伸ばしたいものの、最低限の統制は必要になります。
ありきたりな表現となってしまいますが、個性というものは団体の中にあるからこそ光るものであり、団体の中で光ることができる強さが必要なものです。
社会のおいても同様に、規則や制約の中で何が出来るかを考え、今ある環境の中で最善を尽くせるように努力せねばなりません。
「自由=無統制」では無いはずです。
「整列や挨拶」
「計画的に物事を運ぶ」
「先輩後輩のマナー」
ネガティブに捉えれば、
「軍隊のような厳しさ」
「時間に縛られる」
「上下の主従関係」
何でも、物事には程度というものがあり、良い言葉であってもネガティブに捉えれば悪い言葉のように聞こえてしまいます。
一方で、度を越えたものを正当化するように表現することも可能です。
だからこそ、指導者が見守りつつ、程度を調節しながら、規則や制約の意味を根気強く伝えていく必要があるとも言えます。
理想論になってしまうかもしれませんが、「競技的な強さ」だけでなく「人間性の強さ」「チームワークの強さ」も兼ね備えた「強い部活」を目指していきたいですね。
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