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「ラケットを折る行為とそれらに対する罰則」

「ラケットを折る行為とそれらに対する罰則」

プロの試合等で残念ながら見掛ける光景ですが、プレーが上手くいかずに選手がラケットを折るようなことがあります。
もちろん、プロの試合であればペナルティが発生しますが、テニスにおいては若干罰則が軽いように感じます。度を越えれば失格もありますが、現状、警告に留まることが多いです。
サッカーや野球であれば、暴言や非紳士的行為等で退場処分になることもあります。
確かに自分のラケットであり、人に対してでは無いかもしれませんが、相手や審判に対する威圧的な行為ともなりうる可能性があり、観客に対しても感じの良いものではありません。
また、プロを夢見る子供たちが勘違いしてしまうこともあるかもしれません。

「物を大切にする」ということが分かっていても、テニス界にどっぷり漬かっていると今のペナルティがルールだからと少々流しがちになっているような感覚もあります。
ペナルティを金銭で解決する方策は仮にベターであってもベストではありません。
普通の生活に置き換えてみれば、物を故意に破損する行為は、ある意味で暴力行為とも取れるはずです。
プロであれば、様々な契約条項ありペナルティの条項もあるとは思いますが、ラケットを叩きつけることは、メーカーの看板を叩きつける行為と同様であり、常識的に考えればペナルティどころでは無いはずです。

前記で「ペナルティが軽いのでは?」と書いたものの、重い軽いではなく、「ラケットを大切にするのはプロであれば当然」で「叩き折るなんて論外」というようになって欲しいと思います。
テニスは紳士淑女と言われるスポーツにも関わらず物にあたってしまう行為というものは愚の骨頂。

ここからは個人的な見解ですが、スポーツは世界のルールやレギュレーションに合わせる傾向がありますが、一方で本当に正しいと思われることならば「ラケットを故意に折ったら即退場」というルールを日本から発信しても良いのではないでしょうか?
プレー自体には影響は無いはずですし、「折って気分転換できる」なんてことを容認すべきでもないはずです。
ルールにすると、偶然と故意の判断等、様々な判断基準が必要になるかもしれませんし、もしかしたら賛否に分かれるような要件もあるかもしれませんが、冷静に常識的な眼差しで今の現状を考えて欲しいと思います。

少なからずプロの大会で故意にラケットが折られることが無いようになることを願っています

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 07:00 | コメントをどうぞ